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公開番号2025148011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024048571
出願日2024-03-25
発明の名称制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04N 23/72 20230101AFI20250930BHJP(電気通信技術)
要約【課題】絞りを駆動させている間であっても、撮像装置による撮像が行われることで得られる複数のフレームの明るさを一定に保つことができる制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】制御装置は、プロセッサを備える。プロセッサは、可動式の絞りを有する撮像装置に搭載された電子減光フィルタの透過率と絞りの駆動時間とに基づいて、撮像装置による撮像が行われることで得られる複数のフレームの露出を制御する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
可動式の絞りを有する撮像装置に搭載された電子減光フィルタの透過率と前記絞りの駆動時間とに基づいて、前記撮像装置による撮像が行われることで得られる複数のフレームの露出を制御する
制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記透過率が第1透過率から前記撮像装置の目標露出を実現可能な第2透過率へ変化するのに要する変化時間と前記絞りの駆動時間との関係に応じて定められた複数の分割露出を前記複数のフレームの露出に適用することで前記複数のフレームの露出を制御する
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記変化時間と前記駆動時間とが第1閾値を超えた場合に第1制御が行われ、
前記第1制御は、前記変化時間を前記駆動時間内にする制御であり、かつ、前記第1透過率から前記第2透過率へ現実的に変化する時間である現実変化時間と前記駆動時間とに基づいて定められた複数の第1分割露出を前記複数の分割露出として前記複数のフレームの露出に適用する制御である
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記変化時間及び/又は前記駆動時間が第1閾値以下の場合に第2制御が行われ、
前記第2制御は、前記第1透過率から前記第2透過率へ理想的に変化する時間である理想変化時間と前記駆動時間とに基づいて定められた複数の第2分割露出を前記複数の分割露出として前記複数のフレームの露出に適用する制御である
請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記変化時間と前記駆動時間との相違度が第2閾値を超えた場合に第1制御が行われ、
前記第1制御は、前記変化時間を前記駆動時間内にする制御であり、かつ、前記第1透過率から前記第2透過率へ現実的に変化する時間である現実変化時間と前記駆動時間とに基づいて定められた複数の第1分割露出を前記複数の分割露出として前記複数のフレームの露出に適用する制御である
請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
前記変化時間と前記駆動時間との相違度が第2閾値以下の場合に第2制御が行われ、
前記第2制御は、前記第1透過率から前記第2透過率へ理想的に変化する時間である理想変化時間と前記駆動時間とに基づいて定められた複数の第2分割露出を前記複数の分割露出として前記複数のフレームの露出に適用する制御である
請求項2に記載の制御装置。
【請求項7】
前記複数の第1分割露出は、前記現実変化時間に対応するフレーム数である第1フレーム数と前記駆動時間に対応するフレーム数である第2フレーム数に基づいて定められたフレーム数と前記目標露出とに基づいて定められる
請求項3に記載の制御装置。
【請求項8】
前記複数の第1分割露出は、前記現実変化時間内で前記第1透過率から前記第2透過率へ現実的に変化する過程を定めた複数の第1現実透過率と、前記絞りの絞り値と、前記目標露出に合わせて前記撮像装置に設定される感度及び/又はシャッタ速度とに基づいて定められる
請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記変化時間と前記駆動時間とが第3閾値を超えた場合に、
前記第1透過率と前記第2透過率との間に、前記変化時間を前記駆動時間内にする第3透過率が定められ、
前記複数の第1現実透過率は、前記第1透過率及び前記第3透過率に基づいて定められる
請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記変化時間と前記駆動時間との相違度が第4閾値を超えた場合に、
前記第1透過率と前記第2透過率との間に、前記変化時間を前記駆動時間内にする第3透過率が定められ、
前記複数の第1現実透過率は、前記第1透過率及び前記第3透過率に基づいて定められる
請求項8に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、透過率制御素子の特性に基づいて露出条件が設定される撮像装置が開示されている。特許文献1に記載の撮像装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、撮像装置の測光に基づいて第1露出条件範囲を算出し、第1露出条件範囲が、透過率制御素子の取得した制御範囲を適用することができる第2露出条件範囲に含まれない場合、算出した第1露出条件範囲が第2露出条件範囲に含まれるように、撮像装置の露出条件を変更する。また、プロセッサは、撮像中、第2露出条件範囲においては透過率制御素子によって露出を制御する。
【0003】
特許文献2には、NDフィルタ部と、第1の露出決定手段と、第2の露出決定手段と、制御手段と、を有する撮像装置が開示されている。特許文献2に記載の撮像装置において、NDフィルタ部は、複数の濃度を有するNDフィルタを有し、光路上に挿入されたNDフィルタの濃度を変更可能である。第1の露出決定手段は、被写体を撮像する際の露出制御に用いる、NDフィルタの濃度を含む第1の露出制御値を決定する。第2の露出決定手段は、第1の露出制御値とは異なる、NDフィルタの濃度を含む第2の露出制御値を決定する。制御手段は、第2の露出決定手段と、第1の露出決定手段または第2の露出決定手段が決定した露出制御値に基づいて、被写体を撮像する際の露出を制御する。第1の露出制御値は、第2の露出制御値よりも、変更可能なNDフィルタ部の濃度の数が多い。制御手段は、予め決められたタイミングにおいて、第1の露出制御値を第2の露出制御値に切り替える。
【0004】
特許文献3に記載の撮像装置において、複数の露出調節手段は、絞り開口にNDフィルタを出没させることで露出量を調節する第1露出調節手段を含んでいると共に、絞り開口の開口面積を調節することで露出量を調節する露出調節手段と、固体撮像素子の電子シャッタ速度を調節することで露出量を調節する露出調節手段と、固体撮像素子から得られる画像信号のアンプゲインを制御することで露出量を制御する露出調節手段とのうちの少なくとも1つから成る第2露出調節手段を含んでいる。
【0005】
特許文献3に記載の撮像装置の露出制御方法は、被写体の明るさが所定レベル未満であるときには、第1露出調節手段を絞り開口にNDフィルタが全くかからない状態であるNDフィルタ全開状態に維持し、被写体の明るさが所定レベル以上であるときには、第1露出調節手段を絞り開口の全域にNDフィルタがかかった状態であるNDフィルタ全閉状態に維持するように第1露出調節手段を制御する。また、特許文献3に記載の撮像装置の露出制御方法は、第1露出調節手段がNDフィルタ全開状態とNDフィルタ全閉状態との間の状態遷移を発生する際に、第1露出調節手段の状態遷移に伴う露出変化量を相殺する大きさの露出変化量を第2露出調節手段に発生させるように第2露出調節手段を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2021/193814号
特開2018-198403号公報
特開2005-045648号公報
【発明の概要】
【0007】
本開示に係る一つの実施形態は、絞りを駆動させている間であっても、撮像装置による撮像が行われることで得られる複数のフレームの明るさを一定に保つことができる制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る第1の態様は、プロセッサを備え、プロセッサが、可動式の絞りを有する撮像装置に搭載された電子減光フィルタの透過率と絞りの駆動時間とに基づいて、撮像装置による撮像が行われることで得られる複数のフレームの露出を制御する、制御装置である。
【0009】
本開示に係る第2の態様は、プロセッサが、透過率が第1透過率から撮像装置の目標露出を実現可能な第2透過率へ変化するのに要する変化時間と絞りの駆動時間との関係に応じて定められた複数の分割露出を複数のフレームの露出に適用することで複数のフレームの露出を制御する、第1の態様に係る制御装置である。
【0010】
本開示に係る第3の態様は、変化時間と駆動時間とが第1閾値を超えた場合に第1制御が行われ、第1制御が、変化時間を駆動時間内にする制御であり、かつ、第1透過率から第2透過率へ現実的に変化する時間である現実変化時間と駆動時間とに基づいて定められた複数の第1分割露出を複数の分割露出として複数のフレームの露出に適用する制御である、第2の態様に係る制御装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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