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公開番号2025145895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046378
出願日2024-03-22
発明の名称画像処理装置、画像処理装置のためのコンピュータプログラム、画像処理装置の制御方法、及び、端末装置のためのコンピュータプログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人快友国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ファームウェアの更新についてユーザの利便性を向上させるための技術を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、ファームウェアを記憶するメモリと、前記ファームウェアを更新する予定の時間である更新時間を決定する決定部と、決定された前記更新時間を表示部に表示させる第1の表示制御部と、決定された前記更新時間が到来する前に前記ファームウェアを更新する特定の指示の入力を受け付ける入力受付部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
画像処理装置であって、
ファームウェアを記憶するメモリと、
前記ファームウェアを更新する予定の時間である更新時間を決定する決定部と、
決定された前記更新時間を表示部に表示させる第１の表示制御部と、
決定された前記更新時間が到来する前に前記ファームウェアを更新する特定の指示の入力を受け付ける入力受付部と、
を備える、画像処理装置。
続きを表示（約 1,800 文字）【請求項２】
前記入力受付部は、前記特定の指示の入力を受け付けるための指示アイコンを前記表示部に表示させる、請求項１に記載の画像処理装置。
【請求項３】
前記入力受付部は、前記画像処理装置を動作させるための操作が行われている場合に、前記指示アイコンを前記表示部に表示させ、
前記画像処理装置を動作させるための前記操作が行われていない場合に、前記指示アイコンは前記表示部に表示されない、請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項４】
前記指示アイコンは、前記更新時間よりも短い時間を入力するためのアイコンである、請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項５】
前記指示アイコンは、現時点で前記ファームウェアを更新する指示を入力するためのアイコンである、請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項６】
前記画像処理装置は、さらに、
前記指示アイコンが選択される場合に、前記指示アイコンが選択されるまでに行われていた操作を示す操作情報を前記メモリに記憶させる記憶制御部と、
前記指示アイコンの選択に応じて、前記ファームウェアの更新が完了した後に、前記メモリ内の前記操作情報によって示される操作に対応する処理を実行する第１の処理実行部と、
を備える、請求項５に記載の画像処理装置。
【請求項７】
前記画像処理装置は、さらに、
前記指示アイコンの選択に応じて、前記ファームウェアの更新が完了した後に、前記メモリ内の前記操作情報によって示される操作に対応する処理を実行するのか否かを確認する確認画面を前記表示部に表示させる第２の表示制御部を備え、
前記第１の処理実行部は、前記確認画面において前記操作情報によって示される操作に対応する処理を実行する指示が入力される場合に、前記メモリ内の前記操作情報によって示される操作に対応する処理を実行する、請求項６に記載の画像処理装置。
【請求項８】
前記入力受付部は、前記指示アイコンに加えて、他の第１のアイコンを前記表示部に表示させ、
前記第１のアイコンは、前記指示アイコンに対応する方法とは異なる方法で、決定された前記更新時間が到来する前に前記ファームウェアを更新する指示を入力するためのアイコンである、請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項９】
前記入力受付部は、決定された前記更新時間が到来するまでの時間が所定時間未満である場合に、前記指示アイコンに加えて、他の第２のアイコンを前記表示部に表示させ、
前記指示アイコンは、現時点で前記ファームウェアを更新する指示を入力するためのアイコン及び前記更新時間よりも短い時間を入力するためのアイコンのいずれかであり、
前記第２のアイコンは、前記画像処理装置を動作させるための操作が行われている状況において、当該操作に従った処理が完了することに応じて、前記ファームウェアを更新するためのアイコンであり、
前記入力受付部は、決定された前記更新時間が到来するまでの時間が前記所定時間以上である場合に、前記指示アイコンを前記表示部に表示させ、前記第２のアイコンを前記表示部に表示させない、請求項２に記載の画像処理装置。
【請求項１０】
前記メモリは、前記更新時間の到来に応じて前記ファームウェアを更新することを示す第１の値と、前記更新時間の到来に応じて前記ファームウェアを更新しないことを示す第２の値と、のいずれかを示す特定の設定値を記憶し、
前記特定の設定値が前記第１の値を示す場合に、前記第１の表示制御部が前記更新時間を前記表示部に表示させるとともに、前記入力受付部が前記指示アイコンを前記表示部に表示させ、
前記画像処理装置は、さらに、
前記特定の設定値が前記第２の値を示す場合に、前記更新時間及び前記指示アイコンに代えて、前記ファームウェアを更新する指示を入力するための更新アイコンを前記表示部に表示させる第３の表示制御部と、
前記更新アイコンが選択される場合に、前記ファームウェアを更新する第２の更新部と、
を備える、請求項２に記載の画像処理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書は、画像処理装置のファームウェアを更新する技術に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、画像処理装置のファームウェアを更新するメッセージを表示する画像処理装置が開示されている。当該メッセージは、ファームウェアが更新される予定の日時を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１６３９３号公報
特開２００４－１３９５７２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本明細書では、ファームウェアの更新についてユーザの利便性を向上させるための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本明細書で開示する画像処理装置は、ファームウェアを記憶するメモリと、前記ファームウェアを更新する予定の時間である更新時間を決定する決定部と、決定された前記更新時間を表示部に表示させる第１の表示制御部と、決定された前記更新時間が到来する前に前記ファームウェアを更新する特定の指示の入力を受け付ける入力受付部と、を備える。
【０００６】
上記の構成によれば、更新時間の決定によりファームウェアの更新忘れが抑制されるとともに、特定の指示により更新時間よりも早いタイミングでファームウェアを更新することができる。
【０００７】
上記の画像処理装置を実現するためのコンピュータプログラム、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体も新規で有用である。また、上記の画像処理装置の制御方法も新規で有用である。
【０００８】
本明細書では、端末装置のためのコンピュータプログラムも開示する。前記端末装置は、コンピュータと、表示部と、を備え、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、前記端末装置とは異なる画像処理装置のファームウェアを更新する予定の時間である更新時間を決定する決定部と、前記更新時間を前記表示部に表示させる表示制御部と、決定された前記更新時間が到来する前に前記ファームウェアを更新する特定の指示の入力を受け付ける入力受付部と、として機能させる。
【０００９】
上記の構成でも、更新時間の決定によりファームウェアの更新忘れが抑制されるとともに、特定の指示により更新時間よりも早いタイミングでファームウェアを更新することができる。上記のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体、上記の端末装置自体、及び、上記の端末装置の制御方法も新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、通信システムのブロック図である。
図２は、更新処理のフローチャート図である。
図３は、画面操作処理のフローチャート図である。
図４は、更新待ち処理のフローチャート図である。
図５は、時刻到来処理のフローチャート図である。
図６は、再起動時の処理のフローチャート図である。
図７は、通信システムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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