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公開番号
2025143018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042690
出願日
2024-03-18
発明の名称
複合活物質および複合活物質の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/525 20100101AFI20250924BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、電池抵抗の増加を抑制できる複合活物質を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、コア粒子および上記コア粒子を被覆する第1被覆層を有する活物質粒子と、上記活物質粒子を被覆する第2被覆層と、を有する複合活物質であって、上記第1被覆層は、第1固体電解質を含有し、上記第2被覆層は、炭素系導電材および第2固体電解質を含有し、上記活物質粒子において、上記第2被覆層における上記炭素系導電材と接している部分の割合(導電材被覆率)が0.9%以上、5.0%未満である、複合活物質を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コア粒子および前記コア粒子を被覆する第1被覆層を有する活物質粒子と、
前記活物質粒子を被覆する第2被覆層と、を有する複合活物質であって、
前記第1被覆層は、第1固体電解質を含有し、
前記第2被覆層は、炭素系導電材および第2固体電解質を含有し、
前記活物質粒子において、前記第2被覆層における前記炭素系導電材と接している部分の割合(導電材被覆率)が0.9%以上、5.0%未満である、複合活物質。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記第1被覆層が、前記第1固体電解質としてLiNbO
3
を含有する、請求項1に記載の複合活物質。
【請求項3】
前記第2被覆層が、前記第2固体電解質として硫化物固体電解質を含有する、請求項1に記載の複合活物質。
【請求項4】
前記活物質粒子において、前記第2被覆層における前記第2固体電解質と接している部分の割合(固体電解質被覆率)が95%以上、99%以下である、請求項1に記載の複合活物質。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の複合活物質を製造する、複合活物質の製造方法であって、
前記活物質粒子を準備する、第1工程と、
前記活物質粒子、前記第2固体電解質および前記炭素系導電材を含有する混合物に対して、圧縮せん断処理をして、前記複合活物質を得る、第2工程と、を有する、複合活物質の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複合活物質および複合活物質の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電池の開発が盛んに行われている。例えば、自動車産業界では、電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)またはハイブリッド自動車(HEV)に用いられる電池の開発が進められている。また、上記電池に用いられる部材および材料の開発が進められている。
【0003】
例えば、特許文献1には、活物質粒子表面の全部又は一部を被覆する酸化物系固体電解質を含有する複合粒子と、複合粒子表面の76.0%以上をさらに被覆する硫化物系固体電解質と、を備える複合活物質が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、正極活物質と導電助剤とを混合して第1粉体を生成する第1混合ステップと、固体電解質と導電助剤とを混合して第2粉体を生成する第2混合ステップと、第1粉体と第2粉体とを混合して第3粉体を生成する第3混合ステップと、を備える、正極材の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-154407号公報
特開2023-150188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した特許文献1のように、活物質の表面を固体電解質で被覆した複合活物質が検討されている。このような複合活物質については、活物質の劣化を抑制し、電池抵抗の増加を抑制する効果が期待されている。一方、電池抵抗の増加抑制については、さらなる改善の余地がある。
【0007】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電池抵抗の増加を抑制できる複合活物質を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1]
コア粒子および上記コア粒子を被覆する第1被覆層を有する活物質粒子と、
上記活物質粒子を被覆する第2被覆層と、を有する複合活物質であって、
上記第1被覆層は、第1固体電解質を含有し、
上記第2被覆層は、炭素系導電材および第2固体電解質を含有し、
上記活物質粒子において、上記第2被覆層における上記炭素系導電材と接している部分の割合(導電材被覆率)が0.9%以上、5.0%未満である、複合活物質。
【0009】
[2]
上記第1被覆層が、上記第1固体電解質としてLiNbO
3
を含有する、[1]に記載の複合活物質。
【0010】
[3]
上記第2被覆層が、上記第2固体電解質として硫化物固体電解質を含有する、[1]または[2]に記載の複合活物質。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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