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公開番号
2025142963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042618
出願日
2024-03-18
発明の名称
接着剤組成物
出願人
高圧ガス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
4/02 20060101AFI20250924BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】接着剤組成物として好適な性能を備え、且つ難燃化された接着剤硬化物を形成可能な接着剤組成物を提供すること。
【解決手段】有機過酸化物を含む第1剤と、還元剤を含む第2剤とを含み、
(a)単官能(メタ)アクリル系モノマー;
(b)(メタ)アクリル酸及び/又はヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;並びに
(c)増粘剤
の各々が、前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方に含まれ、
前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方が、反応型難燃剤をさらに含む、接着剤組成物が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
有機過酸化物を含む第1剤と、還元剤を含む第2剤とを含み、
(a)単官能(メタ)アクリル系モノマー;
(b)(メタ)アクリル酸及び/又はヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;並びに
(c)増粘剤
の各々が、前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方に含まれ、
前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方が、反応型難燃剤をさらに含む、接着剤組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1剤並びに前記第2剤に含まれる前記(a)成分、前記(b)成分、及び前記(c)成分の合計100重量部中、前記(a)成分の含有量が30~80重量部であり、前記(b)成分の含有量が1~50重量部であり、前記(c)成分の含有量が1~50重量部である、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項3】
前記反応型難燃剤が、リン系反応型難燃剤である、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項4】
前記反応型難燃剤が、重合性不飽和基を含む反応型難燃剤である、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項5】
前記反応型難燃剤が、以下の一般式(I):
JPEG
2025142963000004.jpg
25
49
(式中、R
1
は重合性不飽和基であり、R
2
及びR
3
は、各々独立して、炭素数1~15のアルキル基、炭素数1~15のアルコキシ基、又は炭素数6~14のアリール基を表す。)
で表されるリン系反応型難燃剤である、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項6】
前記重合性不飽和基が、ビニル基、又は(メタ)アクリロイル基である、請求項4に記載の接着剤組成物。
【請求項7】
前記第1剤並びに前記第2剤に含まれる前記(a)成分、前記(b)成分、及び前記(c)成分の合計100重量部に対して、前記第1剤及び前記第2剤に含まれる前記反応型難燃剤の合計含有量が7~50重量部である、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項8】
前記第1剤及び前記第2剤の各々が、前記(a)成分と、前記(b)成分と、前記(c)成分とを含み、
前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方が、前記反応型難燃剤を含む、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項9】
前記第1剤及び前記第2剤の各々が、前記反応型難燃剤を含む、請求項1に記載の接着剤組成物。
【請求項10】
前記第1剤及び前記第2剤のいずれか一方が、前記(a)成分と、前記(b)成分と、前記(c)成分と、前記反応型難燃剤とを含み、
前記第1剤及び前記第2剤の他方が溶剤を含み、前記溶剤中にて前記有機過酸化物又は前記還元剤が溶解又は分散している、請求項1に記載の接着剤組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は接着剤組成物に関する。特に、本開示は、二液型アクリル系接着剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、室温で短時間に硬化し、材料を接着する二液型の反応型接着剤として、二液型アクリル系接着剤が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-156992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、接着剤組成物は、接着後の製品においてその硬化物が占める割合が小さいことから、難燃性を示す硬化物を得ることができる接着剤組成物は重視されていなかった。一方で、近年、高度な難燃性を要する製品にて、難燃性を示す硬化物を形成可能な接着剤組成物が求められる場合がある。
【0005】
従来、組成物に難燃性を付与するための手段として、当該組成物への難燃剤の添加が行われている。難燃剤としては、例えば固相で炭化層を形成することで難燃効果を奏する添加型リン系難燃剤が広く用いられている。一般に、難燃剤の添加量の増加に伴って難燃性は向上する一方で、難燃剤の添加量が増加すると、接着剤組成物の性能(例えば、接着強度及び接着剤組成物の安定性など)が低下し得る。そのため、難燃性を示す硬化物を得ることが可能であり、且つ接着剤組成物として好適な性能を有する接着剤組成物が求められる。
【0006】
本開示は、かかる課題に鑑みてなされたものである。すなわち、本開示の主たる目的は、接着剤組成物として好適な性能を備え、且つ難燃化された接着剤硬化物を形成可能な接着剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示では、有機過酸化物を含む第1剤と、還元剤を含む第2剤とを含み、
(a)単官能(メタ)アクリル系モノマー;
(b)(メタ)アクリル酸及び/又はヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;並びに
(c)増粘剤
の各々が、前記第1剤と前記第2剤の少なくとも一方に含まれ、
前記第1剤及び前記第2剤の少なくとも一方が、反応型難燃剤をさらに含む、接着剤組成物が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る接着剤組成物は、接着剤組成物として好適な性能を備え、且つ難燃化された接着剤硬化物を形成可能である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について詳細に説明する。
【0010】
本開示の特徴又は利益は、好ましい態様を参照することによって例示されている。このような態様は十分に詳細に説明されており、当業者が本開示を実施できるようになっている。また、他の態様も利用することができ、本開示の範囲を逸脱しない変更が可能であることを理解されたい。便宜上、実施形態に分けて示す場合があるものの、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組合せは可能である。したがって、本開示は、考えられる特徴の非制限的な組合せを例示する好ましい態様(単独又は他の特徴と組み合わされた態様)に明示的に限定されない。後述の実施形態においては、前述と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態ごとに逐次言及しないものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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