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公開番号
2025141121
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040895
出願日
2024-03-15
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250919BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】支持ドラムが高温になるおそれを低減できる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、巻き掛けられた媒体を支持する支持ドラム18と、支持ドラムと対向するように位置し、支持ドラムに支持される媒体に紫外線硬化型のインクを吐出する印刷部と、支持ドラムと対向するように位置し、媒体に吐出された前記インクに紫外線を照射する照射部と、支持ドラムに送風する送風部と、を備え、支持ドラムは、回転する回転体36と、回転体に取り付けられる封止部材45と、を有し、回転体は、軸部分37と、媒体が巻き掛けられる周面部分38と、軸部分と周面部分とを接続する接続部分41と、を有し、周面部分は、軸方向D1に開口する第1開口及び第2開口40を画定し、封止部材は、第2開口を塞ぐように回転体に取り付けられ、送風部は、第1開口から第2開口に向けて回転体内に送風する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
巻き掛けられた媒体を支持する支持ドラムと、
前記支持ドラムと対向するように位置し、前記支持ドラムに支持される媒体に紫外線硬化型のインクを吐出する印刷部と、
前記支持ドラムと対向するように位置し、媒体に吐出された前記インクに紫外線を照射する照射部と、
前記支持ドラムに送風する送風部と、を備え、
前記支持ドラムは、
回転する回転体と、
前記回転体に取り付けられる封止部材と、を有し、
前記回転体は、
軸部分と、
媒体が巻き掛けられる周面部分と、
前記軸部分と前記周面部分とを接続する接続部分と、を有し、
前記周面部分は、軸方向に開口する第1開口及び第2開口を画定し、
前記封止部材は、前記第2開口を塞ぐように前記回転体に取り付けられ、
前記送風部は、前記第1開口から前記第2開口に向けて前記回転体内に送風することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記封止部材は、円板で構成されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記封止部材は、複数の板部材で構成され、
前記板部材は、扇形であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記接続部分は、前記軸部分から前記周面部分に向かって延びる複数のリブを有し、
前記リブは、前記回転体の内部空間を複数の分割空間に仕切り、
前記リブには、前記分割空間同士を通じさせる貫通口が開口することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の印刷装置。
【請求項5】
冷却ユニットを備え、
前記冷却ユニットは、
冷媒により熱交換する熱交換器と、
前記冷媒を冷却する冷却部と、を有し、
前記支持ドラムは、前記第1開口を覆う蓋部材を有し、
前記熱交換器は、前記蓋部材と前記回転体との間に位置し、
前記送風部は、前記蓋部材と前記回転体との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
筐体を備え、
前記筐体には、前記送風部が外部から空気を取り入れるための取入口が開口することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記送風部は、前記支持ドラムの回転軸よりも下方に位置し、前記支持ドラムの内部空間のうち前記回転軸よりも下方の空間に向けて送風することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項8】
スポットクーラーから冷風を受ける請求項1に記載の印刷装置であって、
前記印刷装置は、筐体を備え、
前記筐体には、前記筐体内に前記冷風を取り入れるための取入口が開口し、
前記印刷装置は、前記冷風を前記送風部に案内する冷却流路を備えることを特徴とする印刷装置。
【請求項9】
媒体のうち前記支持ドラムに巻き掛けられる前の部分に前記冷風を案内する冷風流路を備えることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、媒体が巻き掛けられた状態で回転する支持ドラムと、支持ドラムに巻き掛けられた媒体に液体を吐出する印刷部と、媒体に吐出された液体に紫外線を照射する照射部と、支持ドラム内に送風する送風部とを備える印刷装置が記載されている。印刷部は、紫外線によって硬化する硬化型のインクを媒体に吐出する。照射部が紫外線を液体に照射すると、液体から反応熱が生じる。そのため、反応熱によって支持ドラムが高温になりやすい。送風部は、支持ドラム内に送風することによって、支持ドラムを冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-181083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される印刷装置では、送風部によって送られた空気が支持ドラムを通過する。そのため、支持ドラムが十分に冷却されず、支持ドラムが高温になるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する印刷装置は、巻き掛けられた媒体を支持する支持ドラムと、前記支持ドラムと対向するように位置し、前記支持ドラムに支持される媒体に紫外線硬化型のインクを吐出する印刷部と、前記支持ドラムと対向するように位置し、媒体に吐出された前記インクに紫外線を照射する照射部と、前記支持ドラムに送風する送風部と、を備え、前記支持ドラムは、回転する回転体と、前記回転体に取り付けられる封止部材と、を有し、前記回転体は、軸部分と、媒体が巻き掛けられる周面部分と、前記軸部分と前記周面部分とを接続する接続部分と、を有し、前記周面部分は、軸方向に開口する第1開口及び第2開口を画定し、前記封止部材は、前記第2開口を塞ぐように前記回転体に取り付けられ、前記送風部は、前記第1開口から前記第2開口に向けて前記回転体内に送風する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、印刷装置の一実施例を示す側面図である。
図2は、支持ドラムの斜視図である。
図3は、図2と異なる角度から見た支持ドラムの斜視図である。
図4は、支持ドラムの分解斜視図である。
図5は、回転体の斜視図である。
図6は、支持ドラムの温度上昇を示すグラフである。
図7は、印刷装置の断面図である。
図8は、印刷装置の変更例を示す側面図である。
図9は、図8に示す変更例の断面図である。
図10は、図8及び図9とは別の変更例を示す側面図である。
図11は、図10に示す変更例の断面図である。
図12は、封止部材の変更例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、印刷装置の一実施例について図を参照しながら説明する。印刷装置は、例えば、用紙、布帛、フィルムなどの媒体に、紫外線硬化型のインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。
【0008】
<印刷装置>
図1に示すように、印刷装置11は、筐体12を備える。筐体12には、取入口13が開口する。取入口13は、外部から空気を取り入れるための開口である。取入口13を通じて外気が筐体12内に取り入れられることによって、筐体12内が冷却されやすくなる。
【0009】
印刷装置11は、繰出部14を備える。繰出部14は、筐体12に収容される。繰出部14は、媒体99を繰り出すように構成される。詳しくは、繰出部14は、ロール体R1から長尺の媒体99を繰り出す。ロール体R1は、媒体99が巻き重ねられた物品である。繰出部14は、ロール体R1を保持するように構成される。繰出部14は、ロール体R1を回転可能に保持する。
【0010】
繰出部14は、繰出軸15を有する。繰出部14は、繰出軸15がロール体R1に挿入されることによって、ロール体R1を回転可能に保持する。繰出軸15は、ロール体R1とともに回転するように構成されてもよいし、回転不能に構成されてもよい。繰出軸15は、図示しないモーターの動力によって回転するように構成されてもよいし、媒体99が引っ張られることに伴い従動的に回転するように構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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