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公開番号
2025140567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040049
出願日
2024-03-14
発明の名称
物品検査装置
出願人
アンリツ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01N
23/18 20180101AFI20250919BHJP(測定;試験)
要約
【課題】被検査物を安定して搬送しながら検査することができる。
【解決手段】物品検査装置1は、検査領域となる隙間Sを挟んで配置されて被検査物を搬送する上流側コンベア4及び下流側コンベア5と、検査領域を通過する被検査物の検査を行う検査部6とを備える。上流側コンベア4及び下流側コンベア5は、複数のローラ11,14と複数のローラ11,14に巻回される搬送ベルト13,16とをそれぞれ有する。上流側コンベア4及び下流側コンベア5の複数のローラ11,14のうち、隙間S側に配置されるローラは、他のローラよりも小径で上下に並んで配置される2つの小径ローラ11a,14aからなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検査領域となる隙間(S)を挟んで配置されて被検査物を搬送する上流側コンベア(4)及び下流側コンベア(5)と、前記検査領域を通過する前記被検査物の検査を行う検査部(6)とを備えた物品検査装置(1)において、
前記上流側コンベア及び前記下流側コンベアは、複数のローラ(11,14)と該複数のローラに巻回される搬送ベルト(13,16)とをそれぞれ有し、
前記上流側コンベア及び前記下流側コンベアの前記複数のローラのうち前記隙間側に配置されるローラは、他のローラよりも小径で上下に並んで配置される2つの小径ローラ(11a,14a)であることを特徴とする物品検査装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記上流側コンベア(4)及び前記下流側コンベア(5)の搬送ベルト(13,16)が前記隙間(S)で平行となるように前記2つの小径ローラ(11a,14a)が配置されることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記上流側コンベア(4)及び前記下流側コンベア(5)それぞれの前記2つの小径ローラ(11a,14a)の径が同一であることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
前記検査部(6)は、X線源(6a)から前記被検査物に対し照射したX線が前記隙間(S)を通過するように配置して前記被検査物を透過したX線を検出する検出部(6b)を備えたことを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検査物としての物品をコンベアで搬送させながら検査を行う物品検査装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、被検査物としての物品をコンベアで搬送させながら検査を行う物品検査装置としては、例えば下記特許文献1や特許文献2等に開示されるX線検査装置が知られている。特許文献1や特許文献2に開示されるX線検査装置は、図2(b)に示すように、上流側コンベア21と下流側コンベア22が所定の隙間Sをおいて対向配置されている。上流側コンベア21と下流側コンベア22は、それぞれ上流側及び下流側のローラが同一径のローラ23からなり、各ローラ23の両端が支持部材24に支持された状態でローラ23に搬送ベルト25が巻回されている。そして、被検査物が上流側コンベア21から下流側コンベア22に受け渡されて隙間Sを通過する間に被検査物の検査を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-039894号公報
特開2019-007859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2を含む従来のX線検査装置において、短長搬送物を被検査物として個包装等の検査を行う場合、被検査物を搬送するコンベアのローラを単に小さくするだけでは搬送ベルトの強度と屈曲率(曲げ具合:ローラと接触するベルト面の面積の割合)の限界から、上流側コンベアと下流側コンベアの搬送ベルト上の乗り継ぎ間の距離を縮めることができなかった。このため、結果としてローラの径を大きくせざるを得ず、短長搬送物の個包装等による被検査物の検査では、乗り継ぎの際に被検査物がドリフトして正確に検査することができず検査精度に影響を与えるという問題があった。この問題は、被検査物が短長搬送物に限らず、被検査物の底が円形状の場合でも生じ、これらの被検査物を安定して搬送しながら検査することができる物品検査装置の提供が望まれていた。
【0005】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、被検査物を安定して搬送しながら検査することができる物品検査装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載された物品検査装置は、検査領域となる隙間Sを挟んで配置されて被検査物を搬送する上流側コンベア4及び下流側コンベア5と、前記検査領域を通過する前記被検査物の検査を行う検査部6とを備えた物品検査装置1において、
前記上流側コンベア及び前記下流側コンベアは、複数のローラ11,14と該複数のローラに巻回される搬送ベルト13,16とをそれぞれ有し、
前記上流側コンベア及び前記下流側コンベアの前記複数のローラのうち前記隙間側に配置されるローラは、他のローラよりも小径で上下に並んで配置される2つの小径ローラ11a,14aであることを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項2に記載された物品検査装置は、請求項1の物品検査装置において、
前記上流側コンベア4及び前記下流側コンベア5の搬送ベルト13,16が前記隙間Sで平行となるように前記2つの小径ローラ11a,14aが配置されることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項3に記載された物品検査装置は、請求項1の物品検査装置において、
前記上流側コンベア4及び前記下流側コンベア5それぞれの前記2つの小径ローラ11a,14aの径が同一であることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項4に記載された物品検査装置は、請求項1~3の何れかの物品検査装置において、
前記検査部6は、X線源6aから前記被検査物に対し照射したX線が前記隙間Sを通過するように配置して前記被検査物を透過したX線を検出する検出部6bを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、検査領域の被検査物の乗り継ぎ不良や揺れを低減し、底が円形状の場合を含む短長搬送物による被検査物の搬送が安定し、搬送不良における生産ラインのダウンタイムを低減することができる。また、搬送姿勢でコンベア間を乗り継ぎさせて高精度の検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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