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公開番号
2025140479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039908
出願日
2024-03-14
発明の名称
電源システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60W
20/50 20160101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約
【課題】ハイブリッド車両において、DC/DCコンバータとオルタネータに関する警告を適切に出力できる技術を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両に搭載される電源システム1において、DC/DCコンバータ24は、ハイブリッド車両の駆動用バッテリ18の出力電圧を変換し、変換した電圧を補機負荷16に供給する。オルタネータ12は、ハイブリッド車両のエンジン10で駆動されて発電し、発電した電力を補機負荷16に供給する。出力部32は、DC/DCコンバータ24とオルタネータ12に関する警告をハイブリッド車両の乗員に対して出力する。出力部32は、DC/DCコンバータ24とオルタネータ12の両方が異常である場合、停車を促す第1の警告を出力し、DC/DCコンバータ24とオルタネータ12のいずれか一方が異常である場合、第1の警告とは異なる第2の警告を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハイブリッド車両に搭載される電源システムであって、
前記ハイブリッド車両の駆動用バッテリの出力電圧を変換し、変換した電圧を補機負荷に供給するDC/DCコンバータと、
前記ハイブリッド車両のエンジンで駆動されて発電し、発電した電力を前記補機負荷に供給するオルタネータと、
前記DC/DCコンバータと前記オルタネータに関する警告を前記ハイブリッド車両の乗員に対して出力する出力部と、を備え、
前記出力部は、
前記DC/DCコンバータと前記オルタネータの両方が異常である場合、停車を促す第1の警告を出力し、
前記DC/DCコンバータと前記オルタネータのいずれか一方が異常である場合、前記第1の警告とは異なる第2の警告を出力する、
ことを特徴とする電源システム。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記第2の警告は、前記ハイブリッド車両の点検または修理を促すメッセージを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
【請求項3】
前記補機負荷に電力を供給する補機バッテリと、
前記DC/DCコンバータの動作状態に関する情報に基づいて、当該DC/DCコンバータが異常であるか判定する第1判定部と、
前記オルタネータの動作状態に関する情報に基づいて、当該オルタネータが異常であるか判定する第2判定部と、をさらに備え、
前記出力部は、
前記補機バッテリから前記補機負荷に流れる電流がしきい値以上である場合、前記第1の警告を出力し、
前記電流が前記しきい値未満である場合、前記DC/DCコンバータと前記オルタネータの両方が異常であると判定されれば前記第1の警告を出力し、前記DC/DCコンバータと前記オルタネータのいずれか一方が異常であると判定されれば前記第2の警告を出力し、前記DC/DCコンバータと前記オルタネータの両方が正常であると判定されれば警告を出力しない、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電源システム。
【請求項4】
前記DC/DCコンバータが異常であり、かつ、前記オルタネータが正常である場合、前記エンジンに駆動力を発生させ続け、前記オルタネータに発電させるエンジン制御部をさらに備え、
前記エンジンの駆動力は、駆動輪にも伝達される、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の電源システム。
【請求項5】
前記DC/DCコンバータが異常であり、かつ、前記オルタネータが正常である場合、前記エンジン制御部は、前記ハイブリッド車両が停車しても前記エンジンに駆動力を発生させ続ける、
ことを特徴とする請求項4に記載の電源システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両に搭載される電源システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ハイブリッド車両において補機負荷の消費電力が大きくなっていることに伴い、駆動用バッテリからDC/DCコンバータを介して補機負荷に電力供給するだけでは電力供給が不足する可能性がある。そこで、オルタネータを追加し、オルタネータの発電電力も補機負荷に供給することで、電力供給不足を解消できる。特許文献1は、高圧バッテリと、補機負荷に電力を供給するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータと並列に接続されたエンジン駆動のオルタネータと、を備える車両用電源システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2023-041551号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電源システムにおいて、DC/DCコンバータとオルタネータの少なくとも一方に異常が発生した場合、乗員に対して適切に通知することが望まれる。
【0005】
本発明の目的は、ハイブリッド車両において、DC/DCコンバータとオルタネータに関する警告を適切に出力できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電源システムは、ハイブリッド車両に搭載される電源システムであって、前記ハイブリッド車両の駆動用バッテリの出力電圧を変換し、変換した電圧を補機負荷に供給するDC/DCコンバータと、前記ハイブリッド車両のエンジンで駆動されて発電し、発電した電力を前記補機負荷に供給するオルタネータと、前記DC/DCコンバータと前記オルタネータに関する警告を前記ハイブリッド車両の乗員に対して出力する出力部と、を備える。前記出力部は、前記DC/DCコンバータと前記オルタネータの両方が異常である場合、停車を促す第1の警告を出力し、前記DC/DCコンバータと前記オルタネータのいずれか一方が異常である場合、前記第1の警告とは異なる第2の警告を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ハイブリッド車両において、DC/DCコンバータとオルタネータに関する警告を適切に出力できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の電源システムの機能構成を概略的に示す図である。
図1の電源システムにおける警告出力処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態の電源システム1の機能構成を概略的に示す。電源システム1は、図示しないハイブリッド車両(HEV:Hybrid Electric Vehicle)に搭載される。以下、ハイブリッド車両を単に車両と呼ぶ。電源システム1は、プライグインハイブリッド車両(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)に搭載されてもよい。
【0010】
電源システム1は、エンジン10、オルタネータ12、補機バッテリ14、補機負荷16、駆動用バッテリ18、電力変換部20、モータ22、DC/DCコンバータ24、電流センサ26、HEV制御装置28、エンジン制御装置30、および出力部32を備える。オルタネータ12、補機バッテリ14、駆動用バッテリ18、およびDC/DCコンバータ24を補機電源と呼ぶこともできる。駆動用バッテリ18、電力変換部20、モータ22、DC/DCコンバータ24、およびHEV制御装置28をHEVシステムと呼ぶこともできる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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