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公開番号
2025136424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034997
出願日
2024-03-07
発明の名称
電動車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60L
3/00 20190101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約
【課題】バッテリ交換のタイミングで電動車両側からの要求に応じてバッテリケースの蓋体が開放不能にロックされているときに、作業者が適正な対応をとることができるようにする。
【解決手段】本開示の電動車両は、少なくとも1つの交換式のバッテリと、バッテリと電力をやり取りする電動機と、バッテリケースと、ロック装置と、報知装置とを含み、バッテリケースは、バッテリが挿抜される開口部を有するケース本体と、当該ケース本体の開口部を開閉する蓋体とを含み、ロック装置は、バッテリケースの蓋体を開放不能にロックするものであり、報知装置は、電動車両側からの要求に応じてロック装置が蓋体を開放不能にロックしているときに、蓋体がロックされていることを報知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つの交換式のバッテリと、前記バッテリと電力をやり取りする電動機とを含み、前記電動機からの動力により走行可能な電動車両であって、
前記バッテリが挿抜される開口部を有するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部を開閉する蓋体とを含むバッテリケースと、
前記蓋体を開放不能にロックするロック装置と、
前記電動車両側からの要求に応じて前記ロック装置が前記蓋体を開放不能にロックしているときに、前記蓋体がロックされていることを報知する報知装置と、
を備える電動車両。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電動車両において、
前記報知装置は、前記蓋体が閉鎖されている状態でユーザにより識別されるように前記バッテリケースの周辺または前記バッテリケースに設置される電動車両。
【請求項3】
請求項1または2に記載の電動車両において、
前記バッテリに電気的に接続される電力制御装置を更に備え、
前記バッテリは、前記電力制御装置との電気的接続を遮断可能なリレーを含み、
前記リレーが閉故障しているときに、前記ロック装置により前記蓋体が開放不能にロックされると共に、前記報知装置により前記蓋体がロックされていることが報知される電動車両。
【請求項4】
請求項3に記載の電動車両において、
前記電動車両の始動スイッチがオフされたときに、前記ロック装置により前記蓋体が開放不能にロックされた状態で前記バッテリの前記リレーの閉故障の有無を判定する故障判定装置を更に備え、
前記報知装置は、前記故障判定装置により前記リレーの閉故障の有無が判定されている間に前記蓋体がロックされていること報知すると共に、前記故障判定装置により前記リレーが閉故障していると判定されたときに、前記蓋体がロックされていることを少なくとも予め定められた時間だけ継続して報知する電動車両。
【請求項5】
請求項4に記載の電動車両において、
前記報知装置は、前記故障判定装置により前記リレーが閉故障していると判定されたときに、前記故障判定装置により前記リレーが閉故障していないと判定されたときとは異なる態様で前記蓋体がロックされていることを報知する電動車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、交換式のバッテリと電力をやり取りする電動機からの動力により走行可能な電動車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車室床面の下に形成された電池室を有する電気自動車が知られている(例えば、特許文献1参照)。この電気自動車の電池室には、最大電圧が50V以下である電池パック(バッテリ)が複数搭載され、複数の電池パックは、互いに脱着自在に直列また並列に接続される。また、当該電気自動車の運転席の隣には、開閉扉を備えた電池出入口が形成されている。複数の電池パックは、作業者によって開閉扉が開放された電池出入口を介して電池室内に収容されるか、あるいは当該電池室から取り出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-115495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、電池出入口の開閉扉は、電池パックの保護を図ると共に電池パックへの接触を回避するために、電池パックの出し入れ時を除いて開放不能にロックされることが好ましい。また、電池パックや関連機器の状態によっては、電池パックの出し入れ(交換)が要求されていても、電池パックへの接触を回避するために、電池出入口の開閉扉を開放不能にロックしておく方がよいこともある。ただし、電池パックを出し入れするタイミングで開閉扉が開放不能にロックされていると、電池パックの出し入れが不能になり、作業者が対応に苦慮して適正な対応を取り得なくなるおそれもある。
【0005】
そこで、本開示は、バッテリ交換のタイミングで電動車両側からの要求に応じてバッテリケースの蓋体が開放不能にロックされているときに、作業者が適正な対応をとることができるようにすることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車両は、少なくとも1つの交換式のバッテリと、前記バッテリと電力をやり取りする電動機とを含み、前記電動機からの動力により走行可能な電動車両であって、前記バッテリが挿抜される開口部を有するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部を開閉する蓋体とを含むバッテリケースと、前記蓋体を開放不能にロックするロック装置と、前記電動車両側からの要求に応じて前記ロック装置が前記蓋体を開放不能にロックしているときに、前記蓋体がロックされていることを報知する報知装置とを含むものである。
【0007】
本開示の電動車両では、電動車両側からの要求に応じてロック装置が交換式のバッテリを収容するバッテリケースの蓋体を開放不能にロックしているときに、報知装置により蓋体がロックされていることが報知される。これにより、バッテリを交換しようとする作業者は、報知装置による報知を手掛かりにロック装置によるバッテリケースの蓋体のロックの有無を判別することができる。この結果、当該作業者は、バッテリ交換のタイミングで電動車両側からの要求に応じてバッテリケースの蓋体が開放不能にロックされているときに、例えばロック装置による蓋体のロックが解除されるまで待機する、あるいは例えばバッテリに触れることなく当該バッテリの修理を依頼する、といった適正な対応をとることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の電動車両を示す概略構成図である。
本開示の電動車両に含まれるバッテリケースを示す概略構成図である。
本開示の電動車両に含まれるバッテリケースのロック装置を示す斜視図である。
本開示の電動車両の制御ブロック図である。
本開示の電動車両におけるバッテリリレーの溶着判定処理を説明するためのタイムチャートである。
本開示の電動車両において始動スイッチがオフされたときに実行されるルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
【0010】
図1は、本開示の電動車両100を示す概略構成図である。同図に示す電動車両100は、複数の交換式のバッテリ10と、常開型の機械式リレー(有接点リレー)であるシステムメインリレーSMRと、電力制御装置(以下、「PCU」という。)110と、モータジェネレータMGとを含むバッテリ電気自動車(BEV)である。PCU110は、モータジェネレータMGを駆動するインバータ(駆動回路)、昇圧コンバータ、DC/DCコンバータ等を含むものである。モータジェネレータMGは、同期発電電動機(三相交流電動機)である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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