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公開番号2025138822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2025112702,2021048495
出願日2025-07-03,2021-03-23
発明の名称管理システム、通信システム、処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 21/62 20130101AFI20250917BHJP(計算;計数)
要約【課題】デバイスで取得されたデータを、ユーザ権限で外部ストレージへアップロードする際の処理の手間を低減させることを目的とする。
【解決手段】ユーザが使用する通信端末10と当該通信端末10と遠隔通信を行うデバイス(例えば、撮影装置30)との間の通信によって実行される所定のイベントを管理する管理システム5であって、通信端末10から送信された、管理システム5によって認証されたユーザからの特定のデバイスに対する操作要求を受信し、受信された操作要求に関するデバイス操作を識別する操作識別情報、およびユーザの外部ストレージ90に対する認可トークン(アクセス情報の一例)を関連づけて記憶する。そして、管理システム5は、記憶された操作識別情報に対応するデバイス操作に応じて特定のデバイスによって取得されたデータを、操作識別情報に関連づけられた認可トークンを用いて、外部ストレージ90へアップロードする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが使用する通信端末と当該通信端末と遠隔通信を行うデバイスとの間の通信によって実行される所定のイベントを管理する管理システムであって、
前記通信端末から送信された、前記管理システムによって認証されたユーザからの特定のデバイスに対する操作要求を受信する操作要求受信手段と、
受信された操作要求に関するデバイス操作を識別する操作識別情報、および前記ユーザの外部ストレージに対するアクセス情報を関連づけて記憶する記憶手段と、
記憶された前記操作識別情報に対応する前記デバイス操作に応じて前記特定のデバイスによって取得されたデータを、前記操作識別情報に関連づけられた前記アクセス情報を用いて、前記外部ストレージへアップロードするアップロード処理手段と、
を備える管理システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管理システムであって、更に、
受信された前記操作要求に基づいて、前記操作識別情報、前記アクセス情報および前記特定のデバイスを識別するデバイス識別情報が関連づけられた操作情報を生成する操作情報生成手段を備え、
前記記憶手段は、生成された前記操作情報を記憶する管理システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の管理システムであって、更に、
受信された前記操作要求に関する前記デバイス操作によって取得されたデータのやり取りを行うための宛先情報を、前記通信端末へ送信する送信手段と、
前記宛先情報を含む前記通信端末から前記特定でのデバイスへのメッセージ送信要求に応じて、前記特定のデバイスに対する第1のメッセージを送信するメッセージ処理手段と、
を備える管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の管理システムであって、更に、
送信された前記第1のメッセージに応じた前記デバイス操作によって取得されたデータを、前記特定のデバイスから受信するデータ受信手段を備え、
前記アップロード処理手段は、受信された前記データを、前記アクセス情報を用いて前記外部ストレージへアップロードする管理システム。
【請求項5】
前記外部ストレージから前記データのアップロード完了通知を受信した場合、前記メッセージ処理手段は、前記特定のデバイスから前記通信端末へのメッセージ送信要求に応じて、前記通信端末に対して、前記デバイス操作が完了した旨を示す第2のメッセージを送信する請求項4に記載の管理システム。
【請求項6】
前記操作要求は、前記デバイスによって撮影された撮影画像のキャプチャ要求であり、
前記アップロード処理手段は、前記デバイス操作によって取得された撮影画像データを、前記外部ストレージにアップロードする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の管理システム。
【請求項7】
ユーザが使用する通信端末と当該通信端末と遠隔通信を行うデバイスとの間の通信によって実行される所定のイベントを管理する管理システムを備える通信システムであって、
前記通信端末から送信された、前記管理システムによって認証されたユーザからの特定のデバイスに対する操作要求を受信する操作要求受信手段と、
受信された操作要求に関するデバイス操作を識別する操作識別情報、および前記ユーザの外部ストレージに対するアクセス情報を関連づけて記憶する記憶手段と、
記憶された前記操作識別情報に対応する前記デバイス操作に応じて前記特定のデバイスによって取得されたデータを、前記操作識別情報に関連づけられた前記アクセス情報を用いて、前記外部ストレージへアップロードするアップロード処理手段と、
を備える通信システム。
【請求項8】
請求項7に記載の通信システムであって、更に、
前記通信端末を備え、
前記通信端末は、
前記デバイスによって撮影された撮影画像を表示部に表示させる表示制御手段と、
表示された前記撮影画像のキャプチャ要求を指示する前記特定のデバイスの選択を受け付ける受付手段と、
受け付けられた前記特定のデバイスに対する前記操作要求を、前記管理システムに対して送信する操作要求送信手段と、
を備える通信システム。
【請求項9】
請求項7または8に記載の通信システムであって、
前記表示制御手段は、前記管理システムによって認証されたユーザの前記アクセス情報に基づいて前記外部ストレージにアップロードされた前記データの閲覧画面を、前記表示部に表示させる通信システム。
【請求項10】
ユーザが使用する通信端末と当該通信端末と遠隔通信を行うデバイスとの間の通信によって実行される所定のイベントを管理する管理システムが実行する処理方法であって
前記通信端末から送信された、前記管理システムによって認証されたユーザからの特定のデバイスに対する操作要求を受信する操作要求受信ステップと、
受信された操作要求に関するデバイス操作を識別する操作識別情報、および前記ユーザの外部ストレージに対するアクセス情報を関連づけて記憶する記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
記憶された前記操作識別情報に対応する前記デバイス操作に応じて前記特定のデバイスによって取得されたデータを、前記操作識別情報に関連づけられた前記アクセス情報を用いて、前記外部ストレージへアップロードするアップロード処理ステップと、
を実行する処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示内容は、管理システム、通信システム、処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
撮影装置を用いて撮影された映像をリアルタイムに配信し、撮影装置が設置された拠点の状況を、別拠点においてリアルタイムに閲覧可能なシステムが知られている。
【0003】
また、遠隔通信に参加している撮影装置等のデバイスで取得されたデータを、外部のストレージサービスに保存する技術が既に知られている。例えば、特許文献1には、送信先の外部のストレージサービスの選択の手間を低減させることを目的として、ユーザごとの外部のストレージサービスの設定をサーバ装置に記憶し、サーバ装置に記憶された設定情報を電子黒板装置で読み込む方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-134399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の方法では、遠隔通信等のイベントに参加している撮影装置または電子黒板装置等のデバイスで取得されたデータをユーザ権限において外部ストレージへアップロードする場合、デバイスでのユーザ認証等の処理が必要となるため、処理の手間が掛かるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決すべく、請求項1に係る発明は、ユーザが使用する通信端末と当該通信端末と遠隔通信を行うデバイスとの間の通信によって実行される所定のイベントを管理する管理システムであって、前記通信端末から送信された、前記管理システムによって認証されたユーザからの特定のデバイスに対する操作要求を受信する操作要求受信手段と、受信された操作要求に関するデバイス操作を識別する操作識別情報、および前記ユーザの外部ストレージに対するアクセス情報を関連づけて記憶する記憶手段と、記憶された前記操作識別情報に対応する前記デバイス操作に応じて前記特定のデバイスによって取得されたデータを、前記操作識別情報に関連づけられた前記アクセス情報を用いて、前記外部ストレージへアップロードするアップロード手段と、を備える管理システムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、デバイスで取得されたデータを、ユーザ権限で外部ストレージへアップロードする際の処理の手間を低減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの全体構成の一例を示す図である。
通信システムの一例の概略を説明するための図である。
通信システムの一例の概略を説明するための図である。
通信端末のハードウエア構成の一例を示す図である。
撮影装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
管理サーバおよび認可サーバのハードウエア構成の一例を示す図である。
通信システムの機能構成の一例を示す図である。
ユーザ情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
デバイス管理テーブルの一例を示す概念図である。
操作情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
認証情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
ユーザ認証処理の一例を示すシーケンス図である。
外部ストレージへのファイルアップロード処理の一例を示すシーケンス図である。
外部ストレージへのファイルアップロード処理の一例を示すシーケンス図である。
イベント画面の画面例を示す図である。
イベント画面の画面例を示す図である。
ファイル閲覧画面の画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
●実施形態●
●通信システムの概略
まず、図1を用いて、実施形態に係る通信システムの構成の概略について説明する。図1は、通信システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示されている通信システム1は、管理システム5によって提供される遠隔通信等の所定のイベントに参加することによって、遠隔地である配信拠点から配信される映像等の撮影画像を、閲覧拠点において表示させることで、配信拠点の状況をリアルタイムに閲覧できるシステムである。ここで、所定のイベントとは、管理システム5を介した遠隔拠点間の通信によって実現される遠隔会議、遠隔授業、遠隔診察、打合せもしくは相談、または遠隔拠点に対する点検、監視もしくは巡視等を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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