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公開番号
2025137523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025112063,2023518761
出願日
2025-07-02,2021-06-01
発明の名称
担持触媒の形態の触媒システム
出願人
ブリュッヒャー ゲーエムベーハー
代理人
弁理士法人有我国際特許事務所
主分類
B01J
23/44 20060101AFI20250911BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】本発明の目的は、少なくとも1つの触媒活性成分を有する触媒システム又は担持触媒、及び対応する製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明による触媒システムは、触媒担体に固定された少なくとも1つの触媒活性成分を含み、触媒活性成分が、少なくとも1つの特定の金属を含み、触媒担体を形成する球状活性炭が、特定範囲内の総細孔容積及び比BET表面積を有する。触媒システムは、特定の範囲内の活性と有し、特手の範囲内の平均結晶子サイズを有する少なくとも1つの触媒活性成分を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
担持触媒の形態の触媒システムであって、
前記触媒システムが、触媒担体に固定された少なくとも1つの触媒活性成分を含んでいること、前記触媒活性成分が、少なくとも1つの金属を含むこと、前記金属が、Cu、Ag、Au、Zn、Hg、Sn、Ce、Ti、Zr、V、Nb、Cr、Mo、W、Mn、Fe、Bi、Ru、Os、Co、Rh、Re、Ir、Ni、Pd及びPtからなる群から選択されていること、及び、
前記触媒担体が、球状活性炭の形態であること、
前記触媒担体を形成する球状活性炭が、
(i)1.1cm
3
/g~2.4cm
3
/gの範囲内のグールヴィッチによる総細孔容積V
total
を有すること、初期活性炭のグールヴィッチによる総細孔容積の50%~90%が、2nm~500nmの範囲内の孔径を有する孔により形成されること、及び、
(ii)1,300m
2
/g~2,200m
2
/gの範囲内の比BET表面積S
BET
を有すること;
ただし、式Q=V
total
/S
BET
によるグールヴィッチによる全細孔容積V
total
の比BET表面積S
BET
に対する比Qが、0.6×10
-9
m~1.8×10
-9
mの範囲内であること;及び、
前記触媒システムが、触媒担体上の触媒活性成分の百分率分散度合いとして測定され、DIN66136-3:2007-01によるダイナミックフロー法を使用して化学吸着により測定される15%~90%の範囲内の活性を有すること;及び、
前記触媒システムが、DIN66136によって測定される0.5nm~8nmの範囲内の平均結晶子サイズを有する少なくとも1つの触媒活性成分を含んでいることを特徴とする担持触媒の形態の触媒システム。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記触媒システムが、触媒担体上の触媒活性成分の百分率分散として測定され、DIN66136-3:2007-01によるダイナミックフロー法を使用して化学吸着により測定される20%~80%の範囲内の活性を有することを特徴とする請求項1記載の触媒システム。
【請求項3】
前記触媒システムが、触媒担体上の触媒活性成分の百分率分散として測定され、DIN66136-3:2007-01によるダイナミックフロー法を使用して化学吸着により測定される25%~70%の範囲内の活性を有することを特徴とする請求項1記載の触媒システム。
【請求項4】
前記触媒システムが、DIN66136によって測定され0.7nm~7nmの範囲内の平均結晶子サイズを有する少なくとも1つの触媒活性成分を含んでいることを特徴とする請求項1記載の触媒システム。
【請求項5】
前記触媒システムが、DIN66136によって測定され1nm~6nmの範囲内の平均結晶子サイズを有する少なくとも1つの触媒活性成分を含んでいることを特徴とする請求項1記載の触媒システム。
【請求項6】
前記触媒システムが、DIN66136によって測定され1.5nm~5.8nmの範囲内の平均結晶子サイズを有する少なくとも1つの触媒活性成分を含んでいることを特徴とする請求項1記載の触媒システム。
【請求項7】
前記触媒活性成分が、Fe、Bi、V、Cu、Pb、Zn、Ag、Sn、Pd、Pt、Ru及びNiからなる群から選択される少なくとも1つの金属を含んでいることを特徴とする請求項1記載の触媒システム。
【請求項8】
不均一系触媒を介して化学反応を触媒する方法であって、該方法は、請求項1に記載の触媒システムを使用することを含む方法。
【請求項9】
前記化学反応が、水素化反応、オリゴマー化反応及び重合反応の中から選択されることを特徴とする請求項8記載の方法。
【請求項10】
請求項1に記載の触媒システムを含む防護服。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、触媒活性システムの技術分野、又は担体材料に適用される触媒又は触媒活性成分の技術分野に関し、したがって特に、特に不均一システム触媒に使用できるような担持触媒の技術分野に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
特に、本発明は、少なくとも1つの触媒活性成分、特に担持触媒を含む触媒システムを製造する方法に関するものである。
【0003】
さらに、本発明は、本発明による方法に基づいて得られる触媒システムに関し、さらに、触媒担体に適用された少なくとも1つの触媒活性成分、特に触媒担体に固定された少なくとも1つの触媒活性成分を含むような触媒システムに関するものである。
【0004】
また、本発明は、触媒として又は触媒担体として、本発明による触媒システムの使用に関する。さらに、本発明は、化学触媒のための本発明による触媒システムの使用に関する。さらにまた、本発明は、同様に、水素化反応などの化学的方法及び反応の触媒のための本発明による触媒システムの使用に関する。
【0005】
さらに、本発明は、フィルター及びフィルター材料の製造、ならびにガス又は液体のための吸着貯蔵としての本発明による触媒システムの使用、ならびにガスセンサーにおいて又はガスセンサーとして又は燃料電池における使用にも関するものである。さらに、本発明は、ガス精製又はガス処理のための、さらには汚染物質の、又は、環境、健康又は毒性に対して有害である物質又はガスの除去のための、本発明の触媒システムの使用に関する。また、本発明は、クリーンルーム雰囲気などの準備又は提供のための、本発明による触媒システムの使用に関するものである。
【0006】
本発明はまた、本発明による触媒システムを用いて製造される、又は本発明による触媒システムを有する保護材料に関する。本発明は、さらに、本発明による触媒システムを用いて製造されるか、又は本発明による触媒システムを有するフィルター及びフィルター材料に関するものである。
【背景技術】
【0007】
触媒とは、一般に、それ自身が消費されることなく、活性化エネルギーを低下させることによって化学反応の反応速度を高めることができる材料又は物質であると理解されている。
【0008】
従来技術において、触媒は、例えば、硫酸の製造のためのいわゆる接触法、メタノールの製造のための触媒法、並びにアンモニアの工業的製造のためのいわゆるハーバー・ボッシュ法、アンモニアの酸化による硝酸の大規模製造のためのいわゆるオストワルド法などの重要な触媒法において、技術的にも商業的にも大きな重要性を持っているのが現状である。又はインケミカル(生成化学製品)やスペシャリティケミカル(特殊化学製品)の合成において、天然物質の合成において、活性医薬品成分の製造においても、触媒が使用される。特に、触媒は、触媒水素化法においても使用される。
【0009】
また、このような背景から、特に触媒の目標とされる使用が、化学的反応が迅速に又はより低いエネルギーで実行されることから、化学的触媒における使用のための特異的で効率的な触媒のための技術的に高い需要を有する。これに関して、化学的反応における触媒の使用は、大きな商業的重要性を有する;例えば、全化学製品の約80%は、潜在的な製造又は価格連鎖において触媒段階を有する。
さらに、触媒は環境保護の分野でも、特に工業用電力生産のような産業における排ガス後処理と共に(旅客)自動車輸送の分野からの排ガス処理に関して重要な役割を担っている。
【0010】
原則として、触媒は均一システム触媒又は不均一システム触媒の形態で使用することができ、それにより、均一システム触媒又は均一システム触媒で使用される触媒の場合、一方では反応物又は触媒される反応の基となる反応物、他方では触媒が同じ相に存在するものであるのに対して、不均一システム触媒又は不均一システム触媒に使用される触媒の場合、一方では反応させるべき反応物、他方では触媒が異なる相に、例えば触媒に関しては固体として、反応物に関しては液体又は気体として存在するものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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