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公開番号
2025137505
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025093606,2023126479
出願日
2025-06-04,2020-08-12
発明の名称
α4β7インテグリンの阻害のための化合物
出願人
ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
C07D
213/64 20060101AFI20250911BHJP(有機化学)
要約
【課題】α4β7インテグリンが介在する疾患、障害、又は容態を処置する上で有用な化合物を提供する。
【解決手段】式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩が提供される。また、式(I)の化合物を含む医薬組成物、式(I)の化合物を調製するためのプロセス、炎症性疾患を処置するための治療方法を提供する。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載の発明
。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年8月14日に出願された米国特許仮出願第62/886,798号の利益を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,900 文字)
【0002】
本開示は、概して、α4β7インテグリン阻害作用を有する新規化合物、α4β7インテグリン阻害作用を有する化合物のプロドラッグ、並びにその使用及び製造方法に関する。
【背景技術】
【0003】
インテグリンは、細胞-細胞及び細胞-細胞外マトリックス相互作用を含む、多数の細胞プロセスに関与するヘテロ二量体細胞表面タンパク質である。細胞外リガンドの結合時に、インテグリンは、細胞内部へのシグナル伝達を媒介し、リンパ球細胞捕捉、接着、及び組織への浸潤をもたらす。
【0004】
インテグリンは、α及びβサブユニットからなるヘテロ二量体タンパク質である。18個の既知のαサブユニット及び8個の既知のβサブユニットが存在する。α4β7インテグリンは、リンパ球の表面上に発現し、細胞外リガンド粘膜アドレッシング細胞接着分子-1(mucosal addressing cell adhesion molecule-1:MAdCAM-1)を認識
する。α4β7インテグリンは、腸関連リンパ組織(gut-associated lymphoid tissues:GALT)における腸管粘膜及び高内皮細静脈(high endothelial venule:HEV)内における静脈上で発現される、MAdCAM-1との相互作用による腸組織へのリンパ球輸送及び保持を管理する。それぞれのリガンドとのインテグリンの相互作用を阻害することは、様々な自己免疫及び炎症性疾患を処置する効果的な方法として提案されており、α4β7-MAdCAM-1相互作用をブロックすることは、炎症性腸疾患(クローン病及び潰瘍性大腸炎)における治療的利益を示している。
【0005】
炎症性腸疾患を含む自己免疫性及び炎症性疾患の処置のための、改善されたα4β7インテグリンアンタゴニスト分子への必要性が存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、α4β7インテグリンの阻害剤である化合物を提供する。本開示はまた、医薬組成物を含む組成物、化合物を含むキット、並びに化合物を使用する(又は投与する)方法、及び化合物を生成する方法も提供する。本明細書で提供される化合物は、α4β7インテグリンが介在する疾患、障害、又は容態を処置する上で有用である。本開示はまた、治療において使用するための化合物も提供する。本開示は更に、α4β7インテグリンが介在する疾患、障害、又は容態を処置する方法における使用のための化合物を提供する。その上、本開示は、α4β7インテグリンが介在する疾患、障害、又は容態の処置のための薬剤の製造における化合物の使用を提供する。
【0007】
一態様では、式(I)の構造を有する化合物、
JPEG
2025137505000001.jpg
52
128
又はその医薬的に許容される塩が提供され、式中、
JPEG
2025137505000002.jpg
4
128
は、単結合又は二重結合であり、Aは、芳香環であり、
各Z
1
、Z
2
、Z
3
、及びZ
4
は、独立して、N、N(CR
c
)、C(O)、及びCR
c
から選択され、各R
c
は、独立して、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、-NR
a1
R
a2
、C
1~4
アルキル、C
1~4
アルコキシル、C
1~4
ハロアルキル、及びC
1~4
ハロアルコキシルから選択され、
R
1
は、5~10員ヘテロアリール又は6~10員ヘテロシクリルであり、
R
1
の各5~10員ヘテロアリール及び6~10員ヘテロシクリルは、環員(複数可)として1~4個のN、及び場合により1~3個のC(O)を含有し、
R
1
の各5~10員ヘテロアリール及び6~10員ヘテロシクリルは、1~4個のR
a
で場合により置換されており、各R
a
は、独立して、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、-NR
a1
R
a2
、C
1~4
アルキル、C
1~4
アルコキシル、C
1~4
ハロアルキル、C
1~4
ハロアルコキシル、-C
1~4
アルキレン-O-C
1~4
アルキル、及びC
3~10
シクロアルキルから選択され、
各R
2
、R
3
、R
5
、及びR
6
は、独立して、H、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、-NR
a1
R
a2
、C
1~4
アルキル、C
1~4
アルコキシル、C
1~4
ハロアルキル、及びC
1~4
ハロアルコキシルから選択され、
R
4
は、3~10員ヘテロシクリル、5~10員ヘテロアリール、及び-NR
b1
R
b2
から選択され、
【発明を実施するための形態】
【0008】
定義及び一般的なパラメータ
以下の説明は、例示的な方法、パラメータなどを明らかにする。しかしながら、このような説明は、本開示の範囲を限定することを意図するものではなく、代わりに、例示的な実施形態の説明として提供されていると認識されるべきである。
【0009】
本明細書で使用する場合、以下の語、句及び記号は、概して、それらが使用されている文脈がそうでないことを示している場合を除き、以下に明らかにされる意味を有することが意図されている。
【0010】
2つの文字又は記号の間にはないダッシュ(「-」)は、置換基についての結合点を示すために使用される。例えば、-CONH
2
は、炭素原子を介して結合している。化学基の前部又は末端のダッシュは、便宜上のものであり、化学基は、それらの通常の意味を失うことなく、1つ以上のダッシュの有無にかかわらず図示されることができる。構造内の線を横切って引かれた波線は、基の結合点を示す。
化学的又は構造的に必要とされない限り、化学基が書かれている又は呼称されている順序によって、方向性が示されている又は含意されているものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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