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公開番号
2025137452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025031714
出願日
2025-02-28
発明の名称
シート、銅張積層体、回路基板及びシートの製造方法
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
C08L
27/12 20060101AFI20250911BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 誘電正接の吸水時の誘電正接の変化が小さいシートを提供する。
【解決手段】 フッ素樹脂と充填剤を含み、比重が2.05以上、2.19以下であるシート。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フッ素樹脂と充填剤を含み、比重が2.05以上、2.19以下であることを特徴とするシート。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記フッ素樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン樹脂である請求項1に記載のシート。
【請求項3】
前記充填剤は、シリカである請求項1又は2に記載のシート。
【請求項4】
前記シリカは、球状シリカである請求項3に記載のシート。
【請求項5】
前記シリカは、粒径が0.1~3μmである請求項3に記載のシート。
【請求項6】
前記シリカは、含有量がシート重量に対して20~80質量%である請求項3に記載のシート。
【請求項7】
前記シリカは、表面が表面処理剤で処理されている請求項3に記載のシート。
【請求項8】
前記フッ素樹脂は、標準比重が2.0~2.3であるポリテトラフルオロエチレン樹脂であり、
前記充填剤は、球状シリカであり、前記球状シリカの粒径は、0.5~2.1μmであり、
前記ポリテトラフルオロエチレン樹脂の含有量は、シート重量に対して40~60質量%であり、
前記球状シリカの含有量は、シート重量に対して40~60質量%である、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項9】
シート重量に対して20~80質量%のポリテトラフルオロエチレン樹脂及び粒径が0.1~3μmの表面処理された球状シリカを含有し、シリカは含有量がシート重量に対して20~80質量%であり、比重が2.05以上、2.19以下であることを特徴とするシート。
【請求項10】
吸水率が0.10%以下である請求項1又は2に記載のシート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シート、銅張積層体、回路基板及びシートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
高周波用プリント配線板において、伝送損失が小さい高周波用プリント配線板が求められている。このような高周波用プリント配線板において、フッ素樹脂フィルムを使用することが公知である(特許文献1等)。また、配線基板材料としてフィラーを配合したフッ素樹脂を使用することについて、特許文献2、3に記載されている。
【0003】
さらに、特許文献4には、真球状シリカ粒子をフッ素樹脂に配合したフッ素樹脂組成物を回路用基板に使用することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-8260
特開昭63-259907号公報
特表2022-510017
国際公開2020/145133
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、吸水時の誘電正接の変化率が小さいシートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、フッ素樹脂と充填剤を含み、比重が2.05以上、2.19以下であることを特徴とするシートである。
上記フッ素樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン樹脂であることが好ましい。
上記充填剤は、シリカであることが好ましい。
上記シリカは、球状シリカであることが好ましい。
上記シリカは、粒径が0.1~3μmであることが好ましい。
上記シリカは、含有量がシート重量に対して20~80質量%であることが好ましい。
上記シリカは、表面が表面処理剤で処理されていることが好ましい。
上記フッ素樹脂は、標準比重が2.0~2.3であるポリテトラフルオロエチレン樹脂であり、上記充填剤は、球状シリカであり、球状シリカの粒径は、0.5~2.1μmであり、ポリテトラフルオロエチレン樹脂の含有量は、シート重量に対して40~60質量%であり、球状シリカの含有量は、シート重量に対して40~60質量%であることが好ましい。
【0007】
本開示は、シート重量に対して20~80質量%のポリテトラフルオロエチレン樹脂及び粒径が0.1~3μmの表面処理された球状シリカを含有し、シリカは含有量がシート重量に対して20~80質量%であり、比重が2.05以上、2.19以下であることを特徴とするシートでもある。
【0008】
上記シートは、吸水率が0.10%以下であることが好ましい。
上記シートは、シートの比重を1%以上増加させる高密度化工程を有する製造工程によって得られたものであることが好ましい。
上記シートは、吸水前後の誘電正接の変化率を比較したとき、高密度化前に比べて、高密度化後の誘電正接の変化率が低下していることが好ましい。
【0009】
上記シートは、線膨張係数が120ppm/K以下であることが好ましい。
上記シートは、膜厚が0.1~2mmであることが好ましい。
上記シートは、回路基板の絶縁材料であることが好ましい。
【0010】
本開示は、金属層及び上記シートを必須の層とする金属張積層体でもある。
金属層は、銅箔であることが好ましい。
本開示は、上記シートと、金属層とを有することを特徴とする回路基板でもある。
上記金属層を構成する金属は、銅であることが好ましい。
上記銅は、圧延銅又は電解銅であることが好ましい。
上記回路基板は、プリント基板、積層回路基板又は高周波基板であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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