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公開番号
2025136664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035402
出願日
2024-03-07
発明の名称
トルクコンバータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
41/24 20060101AFI20250911BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】大型化を抑制しつつ、性能や強度を高めることができるトルクコンバータを提供する。
【解決手段】ポンプスリーブは、ポンプシェルにおけるポンプブレードの結合領域と重なる、ポンプシェルの外面の領域内に接合されている。これにより、ポンプシェルの内周端部にポンプスリーブが接合される場合と比べて、容器の内部の空間を広げることができる。例えば、ポンプブレードの配置空間を広げることができたり、ワンウェイクラッチの配置空間を広げることができたりする。よって、トルクコンバータの大型化を抑制しつつ、トルクコンバータの性能や強度を高めることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポンプシェルと、前記ポンプシェルに接合されたポンプスリーブと、で容器の一部を構成すると共に、前記容器の内部に、前記ポンプシェルの内面に結合されたポンプブレードと、前記ポンプブレードに対向する位置に配置されたタービンブレードと、前記ポンプブレードと前記タービンブレードとの間に配置されたステータと、前記ステータの内周側の空間に配置されたワンウェイクラッチと、を有するトルクコンバータであって、
前記ポンプスリーブは、前記ポンプシェルにおける前記ポンプブレードの結合領域と重なる、前記ポンプシェルの外面の領域内に接合されていることを特徴とするトルクコンバータ。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記ポンプスリーブの内周部は、前記ポンプシェルの径方向内側に配置されており、
前記ポンプスリーブの外周端部は、前記ポンプシェルに接合されていることを特徴とする請求項1に記載のトルクコンバータ。
【請求項3】
前記ポンプシェルは、前記ポンプブレードの前記結合領域を含む、前記外面側に膨らんだ膨大部を有しており、
前記ポンプスリーブの前記外周端部は、前記ポンプシェルの内周端部から前記膨大部の最も膨らんだ部分までの前記外面に接合されていることを特徴とする請求項2に記載のトルクコンバータ。
【請求項4】
前記ポンプスリーブの前記内周部と前記ステータの内周部との間に配置されたスラストベアリングを更に有することを特徴とする請求項2又は3に記載のトルクコンバータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプシェルとポンプスリーブとで容器の一部を構成するトルクコンバータに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ポンプシェルと、前記ポンプシェルに接合されたポンプスリーブと、で容器の一部を構成すると共に、前記容器の内部に、前記ポンプシェルの内面に結合されたポンプブレードと、前記ポンプブレードに対向する位置に配置されたタービンブレードと、前記ポンプブレードと前記タービンブレードとの間に配置されたステータと、前記ステータの内周側の空間に配置されたワンウェイクラッチと、を有するトルクコンバータが良く知られている。例えば、特許文献1に記載されたトルクコンバータがそれである。この特許文献1には、ポンプシェルの内周端部にポンプスリーブが接合されていることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-69464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載のトルクコンバータでは、ポンプシェルにおけるポンプブレードの結合領域よりも径方向内側に外れたところで、ポンプスリーブとポンプシェルとが接合されている。その為、ポンプブレードの配置空間が容器の内部の外周側に圧迫されてポンプブレードが圧縮されたり、ワンウェイクラッチの配置空間が圧迫されてワンウェイクラッチの形状が幅方向に圧縮されたりするおそれがある。そうすると、トルクコンバータの性能や強度を高めるうえでトルクコンバータの大型化を招くおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、大型化を抑制しつつ、性能や強度を高めることができるトルクコンバータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の要旨とするところは、(a)ポンプシェルと、前記ポンプシェルに接合されたポンプスリーブと、で容器の一部を構成すると共に、前記容器の内部に、前記ポンプシェルの内面に結合されたポンプブレードと、前記ポンプブレードに対向する位置に配置されたタービンブレードと、前記ポンプブレードと前記タービンブレードとの間に配置されたステータと、前記ステータの内周側の空間に配置されたワンウェイクラッチと、を有するトルクコンバータであって、(b)前記ポンプスリーブは、前記ポンプシェルにおける前記ポンプブレードの結合領域と重なる、前記ポンプシェルの外面の領域内に接合されていることにある。
【発明の効果】
【0007】
前記第1の発明によれば、ポンプスリーブは、ポンプシェルにおけるポンプブレードの結合領域と重なる、ポンプシェルの外面の領域内に接合されている。これにより、ポンプシェルの内周端部にポンプスリーブが接合される場合と比べて、容器の内部の空間を広げることができる。例えば、ポンプブレードの配置空間を広げることができたり、ワンウェイクラッチの配置空間を広げることができたりする。よって、トルクコンバータの大型化を抑制しつつ、トルクコンバータの性能や強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用されるトルクコンバータの概略構成を説明する断面図である。
本実施例の効果を説明する図である。
本実施例の比較例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明が適用されるトルクコンバータ10の概略構成を説明する断面図である。図1において、トルクコンバータ10は、例えば車両に搭載されており、動力源(不図示)と変速機(不図示)との間に設けられている。トルクコンバータ10は、動力源からの動力を流体を介して変速機へ伝達する、トルク増幅作用を有する流体式伝動装置である。トルクコンバータ10は、軸線Cを中心にして動力源によって回転駆動させられる。トルクコンバータ10は軸線Cに対して略対称的に構成されており、図1(後述の図2も同様)では軸線Cに対して下半分が省略されている。軸線Cは、動力源の出力回転部材(不図示)、変速機の入力回転部材である入力軸80などの軸心である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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