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公開番号
2025135294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033059
出願日
2024-03-05
発明の名称
車載充電器
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20250910BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】充電器本体を冷却した後の冷媒を効率的に防水ケースの外部へ排出することができる車載充電器を提供すること。
【解決手段】本発明の車載充電器は、防水ケースに充電器本体が収容された車載充電器であって、防水ケースの内部に設けられ、充電器本体を冷却するための冷媒が流れる冷媒流路と、冷媒流路の上流側であって、防水ケースの充電器本体が固定されている側壁とは異なる側壁に形成された第一開口部に設けられた第一呼吸フィルタと、冷媒流路の下流側であって、防水ケースの充電器本体が固定されている側壁に形成された第二開口部に設けられた第二呼吸フィルタと、冷媒流路の途中であって、第一呼吸フィルタよりも下流側、且つ、第二呼吸フィルタよりも上流側に配置され、冷媒流路で気流を発生させる冷却ファンと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
防水ケースに充電器本体が収容された車載充電器であって、
前記防水ケースの内部に設けられ、前記充電器本体を冷却するための冷媒が流れる冷媒流路と、
前記冷媒流路の上流側であって、前記防水ケースの前記充電器本体が固定されている側壁とは異なる側壁に形成された第一開口部に設けられた第一呼吸フィルタと、
前記冷媒流路の下流側であって、前記防水ケースの前記充電器本体が固定されている側壁に形成された第二開口部に設けられた第二呼吸フィルタと、
前記冷媒流路の途中であって、前記第一呼吸フィルタよりも下流側、且つ、前記第二呼吸フィルタよりも上流側に配置され、前記冷媒流路で気流を発生させる冷却ファンと、
を備えることを特徴とする車載充電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載充電器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、充電器本体を覆って防水が可能なケースに設けられ、ケースの内気と外気とを循環させるための2つの通気孔と、2つの通気孔のうちの一方に設けられた空冷ファンと、2つの通気孔のそれぞれに開閉可能に設けられた防水カバーとを備える車載充電器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-298411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電器本体が収容されたケースの通気孔に防水カバーに替えて呼吸フィルタを設け、防水性を確保する構成を採用した場合には、充電器本体を空冷によって冷却した後の冷媒である空気を効率的にケースの外部へ排出するための対策が求められる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、充電器本体を冷却した後の冷媒を効率的に防水ケースの外部へ排出することができる車載充電器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車載充電器は、防水ケースに充電器本体が収容された車載充電器であって、前記防水ケースの内部に設けられ、前記充電器本体を冷却するための冷媒が流れる冷媒流路と、前記冷媒流路の上流側であって、前記防水ケースの前記充電器本体が固定されている側壁とは異なる側壁に形成された第一開口部に設けられた第一呼吸フィルタと、前記冷媒流路の下流側であって、前記防水ケースの前記充電器本体が固定されている側壁に形成された第二開口部に設けられた第二呼吸フィルタと、前記冷媒流路の途中であって、前記第一呼吸フィルタよりも下流側、且つ、前記第二呼吸フィルタよりも上流側に配置され、前記冷媒流路で気流を発生させる冷却ファンと、を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車載充電器は、冷媒流路の途中であって、第一呼吸フィルタより下流側、且つ、第二呼吸フィルタよりも上流側に冷却ファンを配置することによって、冷却ファンからの風圧を利用して、充電器本体を冷却した後の冷媒を第二呼吸フィルタから効率的に防水ケースの外部へ排出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車載充電器の概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る車載充電器の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る車載充電器1の概略構成を示す図である。実施形態に係る車載充電器1は、車両に搭載されて、車両に設けられたバッテリの充電に用いられる。車載充電器1は、防水ケース3に充電器本体2が収容されている。車載充電器1は、防水ケース3に収容された充電器本体2を空冷する空冷構造である。防水ケース3の内部には、充電器本体2を冷却するための冷媒である空気が流れる流路である冷媒流路(冷却路)33が設けられている。車載充電器1は、冷媒流路33の上流側であって、防水ケース3の充電器本体2が固定されている第二ケース側壁32とは異なる第一ケース側壁31に形成された第一開口部31aに設けられた第一呼吸フィルタ41を備えている。また、車載充電器1は、冷媒流路33の下流側であって、防水ケース3の充電器本体2が固定されている第二ケース側壁32に形成された第二開口部32aに設けられた第二呼吸フィルタ42を備えている。また、車載充電器1は、冷媒流路33の途中であって、第一呼吸フィルタ41よりも下流、且つ、第二呼吸フィルタ42よりも上流側に配置される冷却ファン(空冷ファン)7を備えている。冷却ファン7は、防水ケース3の内部、特に冷媒流路33で気流(空気の流れ)を発生させる。なお、本実施形態において、「上流」とは冷却ファン7によって発生させた気流の流れ方向で上流のことであり、「下流」とは冷却ファン7によって発生させた気流の流れ方向で下流のことである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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