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公開番号2025136295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034716
出願日2024-03-07
発明の名称ダイボンディング装置、ボンド座標の設定方法および半導体装置の製造方法
出願人ファスフォードテクノロジ株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類H01L 21/52 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ボンド座標の設定の手間を軽減することが可能な技術を提供することにある。
【解決手段】ダイボンディング装置は、基板の画像を表示する第一の表示ウィンドウと、複数のダイの画像を表示する第二の表示ウィンドウと、基板の表面にボンドされるベースダイのボンド座標の入出力が可能な第三の表示ウィンドウと、前記ベースダイに対してオフセットしてボンドされるダイのボンド座標の入出力が可能な第四の表示ウィンドウと、を有するボンド座標設定画面を表示する表示装置を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
基板の画像を表示する第一の表示ウィンドウと、複数のダイの画像を表示する第二の表示ウィンドウと、基板の表面にボンドされるベースダイのボンド座標の入出力が可能な第三の表示ウィンドウと、前記ベースダイに対してオフセットしてボンドされるダイのボンド座標の入出力が可能な第四の表示ウィンドウと、を有するボンド座標設定画面を表示する表示装置と、
前記ボンド座標設定画面を制御する制御装置と、
を備えるダイボンディング装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
請求項1のダイボンディング装置において、
前記ベースダイに対してオフセットしてボンドされるダイは、前記ベースダイの上にオフセットして積層される積層ダイであるダイボンディング装置。
【請求項3】
請求項2のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、
前記第二の表示ウィンドウに表示されているダイが前記第一の表示ウィンドウにドラッグ&ドロップされた位置を検出し、
検出した前記位置に基づいて前記ボンド座標を算出し、
算出した前記ボンド座標を前記第三の表示ウィンドウまたは前記第四の表示ウィンドウに表示することが可能に構成されるダイボンディング装置。
【請求項4】
請求項3のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、算出した前記ボンド座標および前記ボンド座標設定画面から入力された前記ボンド座標を記憶装置の座標テーブルに入力することが可能に構成されるダイボンディング装置。
【請求項5】
請求項4のダイボンディング装置において、
前記複数のダイの画像のそれぞれはボンド順を示す番号を有し、
前記第三の表示ウィンドウは、前記ベースダイの番号を表示する領域および前記ボンド座標を表示する領域を有し、前記ボンド座標には、X座標、Y座標、Z座標またはθ座標が含まれ、
前記第四の表示ウィンドウは、前記積層ダイの番号を表示する領域および前記ボンド座標を表示する領域を有し、前記ボンド座標には、X方向の前記ベースダイに対するオフセット(Xオフセット)、Y方向の前記ベースダイに対するオフセット(Yオフセット)、Z方向の前記ベースダイに対するオフセット(Zオフセット)またはθ方向の前記ベースダイに対するオフセット(θオフセット)が含まれるダイボンディング装置。
【請求項6】
請求項5のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、前記基板のパッケージエリアの形状および大きさを含むタブ情報を取得し、前記タブ情報に基づいて前記第一の表示ウィンドウに前記基板の画像を表示することが可能に構成されるダイボンディング装置。
【請求項7】
請求項5のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、ドラッグ&ドロップされたダイが前記ベースダイである場合、検出した前記位置に基づいて取得した、前記X座標、前記Y座標および前記θ座標を前記座標テーブルに入力することが可能であると共に、前記第三の表示ウィンドウから入力された前記ボンド座標を前記座標テーブルに入力することが可能に構成されるダイボンディング装置。
【請求項8】
請求項5のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、ドラッグ&ドロップされたダイが2層目の前記積層ダイである場合、検出した前記位置に基づいて取得した、前記Xオフセット、前記Yオフセット、前記Zオフセットおよび前記θオフセットを前記座標テーブルに入力することが可能であると共に、前記第四の表示ウィンドウから入力された前記Xオフセット、前記Yオフセット、前記Zオフセットおよび前記θオフセットを前記座標テーブルに入力することが可能に構成されるダイボンディング装置。
【請求項9】
請求項5のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、ドラッグ&ドロップされたダイが3層目以降の前記積層ダイである場合、1層前のダイの検出した前記位置に基づいて取得した、前記Xオフセット、前記Yオフセット、前記Zオフセットおよび前記θオフセットに基づいて算出されたオフセットを前記座標テーブルに入力することが可能であると共に、前記第四の表示ウィンドウから入力された前記Xオフセット、前記Yオフセット、前記Zオフセットおよび前記θオフセットを前記座標テーブルに入力することが可能に構成されるダイボンディング装置。
【請求項10】
請求項4のダイボンディング装置において、
前記制御装置は、CAD図面または製品の画像をテキストデータまたはバイナリデータとして読み取ったボンド座標と、前記座標テーブルに入力された前記ボンド座標と、を照合可能に構成されるダイボンディング装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はダイボンディング装置に関し、例えば、基板の一つの製品エリアに複数のダイをボンドするダイボンダに適用可能である。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置の製造工程の一工程として、ダイボンダ等のダイボンディング装置(半導体製造装置)によってウエハから分割されたダイがピックアップされ、ピックアップされたダイが基板にボンドされる。基板のデバイス搭載面上にマトリクス状にデバイス領域を設けて、各デバイス領域に複数の半導体チップ(ダイ)をダイボンディングすることがある(例えば、特開2010-225956号公報)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-225956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ダイがボンドされる位置(ボンド座標)が予め設定される。設定するボンド座標が複数ある場合、オペレータがすべてのボンド座標を手入力すると、手間がかかる。
【0005】
本開示の課題は、ボンド座標の設定の手間を軽減することが可能な技術を提供することにある。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、ダイボンディング装置は、基板の画像を表示する第一の表示ウィンドウと、複数のダイの画像を表示する第二の表示ウィンドウと、基板の表面にボンドされるベースダイのボンド座標の入出力が可能な第三の表示ウィンドウと、前記ベースダイに対してオフセットしてボンドされるダイのボンド座標の入出力が可能な第四の表示ウィンドウと、を有するボンド座標設定画面を表示する表示装置を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ボンド座標の設定の手間を軽減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態におけるダイボンダの構成例を示す概略上面図である。
図2は図1において矢印A方向から見たときの概略構成を説明する図である。
図3は図1に示すダイボンダの制御系の概略構成を示すブロック図である。
図4は図1に示すダイボンダを用いた半導体装置の製造方法を示すフローチャートである。
図5は積層ボンドパターンの一例を示す図である。
図6は積層ボンドパターンの他例を示す図である。
図7は実施形態におけるモニタ画面を示す図である。
図8は実施形態におけるボンド座標設定の動作フロー図である。
図9は図8に示すステップS15におけるXY座標設定の動作フロー図である。
図10は図8に示すステップS15におけるZ座標設定の動作フロー図である。
図11は図8に示すステップS15におけるθ座標設定の動作フロー図である。
図12は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の一例を示す図(その1)である。
図13は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の一例を示す図(その2)である。
図14は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の一例を示す図(その3)である。
図15は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の一例を示す図(その4)である。
図16は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の他例を示す図(その1)である。
図17は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の他例を示す図(その2)である。
図18は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の他例を示す図(その3)である。
図19は図8に示す動作の流れに従って表示される画面の他例を示す図(その4)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。なお、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合がある。また、複数の図面の相互間においても、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は必ずしも一致していない。
【0010】
半導体製造装置の一実施形態であるダイボンダの構成について図1および図2を用いて説明する。図1は実施形態におけるダイボンダの構成例を示す概略上面図である。図2は図1において矢印A方向から見たときの概略構成を説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)

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