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公開番号2025136279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034660
出願日2024-03-07
発明の名称切削加工補助装置、及び切削加工装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B23B 1/00 20060101AFI20250911BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】簡易的な構成で効率よく高精度に加工することが可能な切削加工補助装置、及び切削加工装置を提供する。
【解決手段】液体110を連続流で噴射し、連続流から液滴100を生成させる噴射部200を備え、液滴100を、バイト20、及び、切削対象物10の切削部近傍60b、の少なくとも一方に着弾させることで、バイト20、及び、切削部近傍60b、の少なくとも一方に微細な振動を誘起させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を連続流で噴射し、前記連続流から液滴を生成させる噴射部を備え、
前記液滴を、切削工具、及び、切削対象物の切削部近傍、の少なくとも一方に着弾させることで、前記切削工具、及び、前記切削部近傍、の少なくとも一方に微細な振動を誘起させる、切削加工補助装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
請求項1に記載の切削加工補助装置であって、
前記液滴の着弾位置を調整する調整部を備える、切削加工補助装置。
【請求項3】
請求項2に記載の切削加工補助装置であって、
前記調整部は、互いに直交する3つの軸のうち少なくとも1つの軸において前記液滴の着弾位置を調整する、切削加工補助装置。
【請求項4】
請求項1に記載の切削加工補助装置であって、
前記液滴の着弾位置を示す指示部を備える、切削加工補助装置。
【請求項5】
請求項1に記載の切削加工補助装置であって、
前記液滴の着弾位置を撮像する撮像部を備える、切削加工補助装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の切削加工補助装置と、
前記切削工具と、
を備え、
前記切削工具には、前記切削工具に着弾した前記液滴の進行方向を変更する液滴反射部が設けられている、切削加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、切削加工補助装置、及び切削加工装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1及び非特許文献1には、切削などの加工において、工具または切削対象物に超音波振動を付与することで、工具の長寿命化や加工精度の向上を実現する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-92001号公報
特開2008-173738号公報
高延性材料における超音波振動ドリル加工に関する研究 2007年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集 p.p.891-892
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、刃物固定部を含めて振動させるため、振動部が重くなり、緒音波振動させるには大きなアクチュエータと駆動エネルギーが必要になる。また、特許文献2に記載の方法では、ドリルに超音波振動を付与するべく回転部全体を振動させているため、大きなエネルギーが必要になるという課題がある。また、非特許文献1に記載の方法では、振動させる切削対象物が大きくなると、超音波振動を与えることが難しくなる。また、切削対象物の重さにより振動状態が変化するという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
切削加工補助装置は、液体を連続流で噴射し、前記連続流から液滴を生成させる噴射部を備え、前記液滴を、切削工具、及び、切削対象物の切削部近傍、の少なくとも一方に着弾させることで、前記切削工具、及び、前記切削部近傍、の少なくとも一方に微細な振動を誘起させる。
【0006】
切削加工装置は、上記に記載の切削加工補助装置と、前記切削工具と、を備え、前記切削工具には、前記切削工具に着弾した前記液滴の進行方向を変更する液滴反射部が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
切削加工装置の構成を示す斜視図。
切削加工装置の構成を示す側面図。
図2に示す切削加工装置の切削部を拡大して示す側面図。
変形例の切削加工装置の構成を示す断面図。
変形例の切削加工装置の構成を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、切削加工補助装置500の構成、及び、切削加工装置1000の構成を説明する。以下の各図においては、互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸、及びZ軸として説明する。X軸に沿う方向を「X方向」、Y軸に沿う方向を「Y方向」、Z軸に沿う方向を「Z方向」とし、矢印の方向が+方向であり、+方向と反対の方向を-方向とする。なお、+Z方向または-Z方向から見ることを平面視あるいは平面的ともいう。
【0009】
まず、図1を参照しながら、切削加工装置1000の構成を説明する。
【0010】
図1に示すように、切削加工装置1000は、例えば、回転させた切削対象物10に切削工具を当てて加工を行う旋盤加工機である。切削加工装置1000は、切削対象物10を加工する切削工具としてのバイト20と、バイト20を支持する刃物台30と、刃物台30を移動させる送り台40と、バイト20に液滴100を着弾させる噴射部200と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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