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公開番号2025136046
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034213
出願日2024-03-06
発明の名称電池ユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/383 20210101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】体格を小さくすることができる電池ユニットを提供すること。
【解決手段】電池ユニットは、二次電池と、メッシュ形状で構成され、二次電池の外側において、二次電池のガス排出弁を覆うように配置された第一トラップと、不燃材料から構成され、第一トラップの外側において、ガス排出弁を覆うように配置された第二トラップと、を備え、第一トラップが、不飽和ポリエステルからなり、二次電池の上面と対向している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
二次電池と、
メッシュ形状で構成され、前記二次電池の外側において、前記二次電池のガス排出弁を覆うように配置された第一トラップと、
不燃材料から構成され、前記第一トラップの外側において、前記ガス排出弁を覆うように配置された第二トラップと、
を備え、
前記第一トラップは、
不飽和ポリエステルからなり、
前記二次電池の上面と対向している、
電池ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池ユニットに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、二次電池の外側に、マイカ等のメッシュ材からなる第一トラップを設けた電池ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１９０３８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された電池ユニットでは、第一トラップが耐熱性を有する素材（マイカ等）で構成されている。一方、特許文献１で開示された電池ユニットでは、第一トラップが絶縁性を有していないため、二次電池と第一トラップとの間に、絶縁性を保つためのカバー（例えばポリプロピレン製の電池モジュールカバー等）を設置する必要がある。従って、特許文献１で開示された電池ユニットは、体格が大きくなるおそれがあり、改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、体格を小さくすることができる電池ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池ユニットは、二次電池と、メッシュ形状で構成され、前記二次電池の外側において、前記二次電池のガス排出弁を覆うように配置された第一トラップと、不燃材料から構成され、前記第一トラップの外側において、前記ガス排出弁を覆うように配置された第二トラップと、を備え、前記第一トラップが、不飽和ポリエステルからなり、前記二次電池の上面と対向している。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、第一トラップが耐熱性および絶縁性を有しているため、二次電池と第一トラップとの間に絶縁性を保つための部材を設置する必要がなくなり、体格を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池ユニットの概略的な構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池ユニットについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る電池ユニットは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等の車両のバッテリとして用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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