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公開番号
2025135918
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024034001
出願日
2024-03-06
発明の名称
運転支援制御装置および運転支援方法
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250911BHJP(信号)
要約
【課題】路面からの飛散物によるリスク度合いを適切に算出すること。
【解決手段】運転支援制御装置20は、車両の走行予定道路の路面の状況を示す路面状況情報を取得する路面状況情報取得部24と、車両情報取得部25と、路面状況情報と車両情報とに基づいて、走行予定道路の路面からの飛散物の発生状況と飛散物の性状とを推測する飛散物推測部26と、推測された飛散物の発生状況と性状とに基づいて、走行予定道路における飛散物による車両の損害発生のリスク度合いを算出するリスク度合い算出部27と、を備え、路面状況情報取得部24は、路面に存在し、車両の通過に伴い飛散する可能性がある飛散物の種類、路面上の分布、飛散物の量の少なくともいずれかを推測可能な路面状況情報を取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行予定道路の路面の状況を示す路面状況情報を取得する路面状況情報取得部と、
前記車両の少なくとも速度を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記路面状況情報取得部によって取得された前記路面状況情報と、前記車両情報取得部によって取得された前記車両情報とに基づいて、前記走行予定道路の路面からの飛散物の発生状況と飛散物の性状とを推測する飛散物推測部と、
前記飛散物推測部によって推測された前記飛散物の発生状況と性状とに基づいて、前記走行予定道路における前記飛散物による前記車両の損害発生のリスク度合いを算出するリスク度合い算出部と、
を備え、
前記路面状況情報取得部は、前記路面に存在し、車両の通過に伴い飛散する可能性がある飛散物の種類、路面上の分布、飛散物の量の少なくともいずれかを推測可能な路面状況情報を取得する、
運転支援制御装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記リスク度合い算出部によって算出された前記リスク度合いを通知するよう制御する通知制御部、
を備える、請求項1に記載の運転支援制御装置。
【請求項3】
前記飛散物推測部は、前記走行予定道路における前記車両のタイヤの接地位置である走行位置と、前記路面に存在する前記飛散物との相対的な位置関係に基づいて、車両の走行位置と飛散物の堆積範囲との重なり合いが大きいほど飛散物が飛散し易いと推測する、
請求項2に記載の運転支援制御装置。
【請求項4】
前記飛散物推測部は、前記飛散物の種類ごとに、性状を定めたテーブルを用いて、飛散物の性状を推測する、
請求項2または3に記載の運転支援制御装置。
【請求項5】
車両の走行予定道路の路面状況を示す路面状況情報を取得する路面状況情報取得ステップと、
前記車両の速度を含む車両情報を取得する車両情報取得ステップと、
前記路面状況情報取得ステップによって取得された前記路面状況情報と、前記車両情報取得ステップによって取得された前記車両情報とに基づいて、前記走行予定道路の路面からの飛散物の発生状況と飛散物の性状とを推測する飛散物推測ステップと、
前記飛散物推測ステップによって推測された前記飛散物の発生状況と性状とに基づいて、前記走行予定道路における前記飛散物による前記車両の損害発生のリスク度合いを算出するリスク度合い算出ステップと、
を含み、
前記路面状況情報取得ステップは、前記路面に存在し、車両の通過に伴い飛散する可能性がある飛散物の種類、路面上の分布、飛散物の量の少なくともいずれかを推測可能な路面状況情報を取得すること、
を運転支援制御装置が実行する運転支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援制御装置および運転支援方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の通過によって飛散し得る、水たまり、積雪、砂利、他車両からの落下物等などの道路上の障害物を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。車両が路面上で乗り越え可能な路面障害を少なくとも含む車両の周辺の環境要素に関する情報に基づいて、車両の周辺の各位置における車両の走行リスクの度合を表現したリスクマップを生成する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-177573号公報
特開2022-083359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両が走行する路面上に堆積した土砂または塵埃などを、タイヤが跳ね上げ飛散させて、車両や周辺の他車両、路側にある物体に対して、傷または汚れによる損害を与えるおそれがある。そこで、車両の通過に伴う路面からの飛散物による損害のリスク度合いを適切に算出することが望まれる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、路面からの飛散物によるリスク度合いを適切に算出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る運転支援制御装置は、車両の走行予定道路の路面の状況を示す路面状況情報を取得する路面状況情報取得部と、前記車両の少なくとも速度を含む車両情報を取得する車両情報取得部と、前記路面状況情報取得部によって取得された前記路面状況情報と、前記車両情報取得部によって取得された前記車両情報とに基づいて、前記走行予定道路の路面からの飛散物の発生状況と飛散物の性状とを推測する飛散物推測部と、前記飛散物推測部によって推測された前記飛散物の発生状況と性状とに基づいて、前記走行予定道路における前記飛散物による前記車両の損害発生のリスク度合いを算出するリスク度合い算出部と、を備え、前記路面状況情報取得部は、前記路面に存在し、車両の通過に伴い飛散する可能性がある飛散物の種類、路面上の分布、飛散物の量の少なくともいずれかを推測可能な路面状況情報を取得する。
【0007】
本発明に係る運転支援方法は、車両の走行予定道路の路面状況を示す路面状況情報を取得する路面状況情報取得ステップと、前記車両の少なくとも速度を含む車両情報を取得する車両情報取得ステップと、前記路面状況情報取得ステップによって取得された前記路面状況情報と、前記車両情報取得ステップによって取得された前記車両情報とに基づいて、前記走行予定道路の路面からの飛散物の発生状況と飛散物の性状とを推測する飛散物推測ステップと、前記飛散物推測ステップによって推測された前記飛散物の発生状況と性状とに基づいて、前記走行予定道路における前記飛散物による前記車両の損害発生のリスク度合いを算出するリスク度合い算出ステップと、を含み、前記路面状況情報取得ステップは、前記路面に存在し、車両の通過に伴い飛散する可能性がある飛散物の種類、路面上の分布、飛散物の量の少なくともいずれかを推測可能な路面状況情報を取得すること、を運転支援制御装置が実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、路面からの飛散物によるリスク度合いを適切に算出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る運転支援制御装置の概略を示すブロック図である。
図2は、飛散物の性状に関するカテゴリーのクラス分けの一例を示すテーブルの一例である。
図3は、リスクマップ画像の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る運転支援制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る運転支援制御装置および運転支援方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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