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公開番号
2025135639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033476
出願日
2024-03-06
発明の名称
ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネス製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】配索材を適正に配索させることができるワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネス製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネス1は、導電性を有する配索材10と、線状に形成され、配索材10の外面10mに沿って接触した状態で組み付けられた複数の規制部材21によって構成される組立体20と、筒状に形成され、配索材10及び組立体20が内部に挿通される外装部材30とを備え、規制部材21は、剛性が配索材10より低く、組立体20は、剛性が配索材10より高いことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性を有する配索材と、
線状に形成され、前記配索材の外面に沿って接触した状態で組み付けられた複数の規制部材によって構成される組立体と、
筒状に形成され、前記配索材及び前記組立体が内部に挿通される外装部材とを備え、
前記規制部材は、剛性が前記配索材より低く、
前記組立体は、剛性が前記配索材より高いことを特徴とする、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記規制部材は、延在方向と交差する方向に曲げる際にかける力が1N・m以下であり、かつ、当該規制部材を構成する材料の降伏応力が当該規制部材に発生する最大曲げ応力より小さい部材である、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記規制部材は、縦弾性係数が65Gpaより高く210Gpaより低い、または、横弾性係数が20Gpaより高く80Gpaより低い、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記規制部材は、前記配索材の配索経路に沿った形状に形成され、前記配索材の外側に配置されることで、前記配索材を挟み込む、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記規制部材は、前記配索材の配索経路に沿って延在する軸線を中心とした螺旋形状に形成され、前記配索材の外側に巻き回される、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記組立体は、前記配索材の配索経路に沿って曲がった形状である、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記規制部材は、筒状に形成される、
請求項1または2に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記規制部材は、前記配索材を冷却可能な冷却液が内部に流入される、
請求項7に記載のワイヤハーネス。
【請求項9】
線状に形成され剛性が導電性を有する配索材より低い規制部材を、前記配索材の配索経路の形状にあわせて曲げる曲げ工程と、
複数の前記規制部材によって構成され剛性が前記配索材より高い組立体を、前記配索材の外面に沿って接触させて組み付ける組付工程と、
前記配索材及び前記組立体を、筒状に形成される外装部材の内部に挿通させる挿通工程とを有することを特徴とする、
ワイヤハーネス製造方法。
【請求項10】
前記曲げ工程では、線状の前記規制部材を、前記配索材の延在方向に沿い、かつ、前記配索材の配索経路にあわせた形状に曲げ、
前記組付工程では、前記配索経路にあわせた形状に曲げられた複数の前記規制部材によって前記配索材を挟み込んで前記組立体を構成し、当該組立体を前記配索材の外側に配置する、
請求項9に記載のワイヤハーネス製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネス製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、電線と、経路規制部材と、経路規制部材に電線を固定する固定部材と、内部に電線及び経路規制部材が挿通される外装部材とを備えるワイヤハーネスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6881263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載のワイヤハーネスは、ベンダー機等の加工機を用いて経路規制部材を曲げるため、ワイヤハーネスの配索経路の変更する際に時間がかかる虞がある。また、外装部材として、例えば樹脂製のコルゲートチューブを使用している場合には、電線(配索材)から発生する熱を外部へ放熱しにくい虞がある。そのため、配索材を適正に配索するという点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、配索材を適正に配索させることができるワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネス製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、線状に形成され、前記配索材の外面に沿って接触した状態で組み付けられた複数の規制部材によって構成される組立体と、筒状に形成され、前記配索材及び前記組立体が内部に挿通される外装部材とを備え、前記規制部材は、剛性が前記配索材より低く、前記組立体は、剛性が前記配索材より高いことを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネス製造方法は、線状に形成され剛性が導電性を有する配索材より低い規制部材を、前記配索材の配索経路の形状にあわせて曲げる曲げ工程と、複数の前記規制部材によって構成され剛性が前記配索材より高い組立体を、前記配索材の外面に沿って接触させて組み付ける組付工程と、前記配索材及び前記組立体を、筒状に形成される外装部材の内部に挿通させる挿通工程とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るワイヤハーネス、及び、ワイヤハーネス製造方法は、配索材を適正に配索させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す図である。
図2は、第1実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す断面図である。
図3は、第1実施形態に係るワイヤハーネス製造方法を示すフローチャートである。
図4は、第2実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す図である。
図5は、第2実施形態に係るワイヤハーネスの概略構成を表す断面図である。
図6は、第2実施形態に係るワイヤハーネス製造方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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