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公開番号
2025135282
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033047
出願日
2024-03-05
発明の名称
ゴムブーツ、ワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250910BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】内部から外部へ排水でき、外部から内部へは水が浸入し難い水抜き部を備えたゴムブーツ、及び該ゴムブーツを備えたワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】自動車のエンジンルーム内に搭載されるワイヤハーネスは、コネクタと電線との接続部分に外装されたゴムブーツ5を備えている。ゴムブーツ5は、筒状の本体部と、該本体部の内部に浸入した水を排水する水抜き部9と、を有している。水抜き部9は、本体部の外面から突出した筒部91と、本体部に貫通形成され、本体部の内部と筒部91の内部とを連通させた連通孔90bと、仕切り壁92と、一対の浸入防止壁93と、一対の塞ぎ壁94と、を有している。筒部91は、その先端側からみてコネクタ側に凸のV字状に形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ワイヤハーネスにおけるコネクタと電線との接続部分に外装されるものであり、
筒状の本体部と、該本体部の内部に浸入した水を排水する水抜き部と、を有し、
前記水抜き部は、前記本体部の外面から突出した筒部と、前記本体部に貫通形成され、前記本体部の内部と前記筒部の内部とを連通させた連通孔と、を有し、
前記筒部は、その先端側からみて前記コネクタ側に凸のV字状に形成されている
ことを特徴するゴムブーツ。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記水抜き部は、前記連通孔から前記筒部の先端にかけて延び、前記筒部の内部を二つの空間に仕切った仕切り壁と、該仕切り壁の前記連通孔側の端部に連なり、前記二つの空間に向かってそれぞれ延びた一対の浸入防止壁と、を有し、
前記一対の浸入防止壁は、互いに離れるにしたがって前記連通孔から離れる方向に傾斜している
ことを特徴とする請求項1に記載のゴムブーツ。
【請求項3】
前記水抜き部は、前記連通孔の一部を塞いだ塞ぎ壁を有している
ことを特徴とする請求項2に記載のゴムブーツ。
【請求項4】
電線と、該電線の両端末に接続された一対のコネクタと、前記各コネクタと前記電線との接続部分にそれぞれ外装された一対のゴムブーツと、を備え、
前記一対のゴムブーツは同一形状かつ同一サイズであり、
前記ゴムブーツとして、請求項1~3の何れか1項に記載のゴムブーツを備えている
ことを特徴とするワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスの電線に外装されるゴムブーツに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車用ワイヤハーネスには様々な構造のものがあるが、コネクタと電線との接続部分にゴムブーツが外装されたものが公知である(特許文献1参照)。
【0003】
図6は、ゴムブーツを備えた従来のワイヤハーネスの車両配索構造の一例を示す図である。この車両配索構造510は、ワイヤハーネス501が、自動車のエンジンルーム内に搭載される。
【0004】
ワイヤハーネス501は、電線3と、電線3の両端末に接続された一対のコネクタ21,22と、一対のゴムブーツ505A,505Bと、保護チューブ4と、を備えている。ゴムブーツ505Aは、コネクタ21と電線3との接続部分に外装されている。ゴムブーツ505Bは、コネクタ22と電線3との接続部分に外装されている。保護チューブ4は、電線3のゴムブーツ505Aとゴムブーツ505Bの間に位置する部分に外装されている。
【0005】
車両配索構造510においては、コネクタ21及びゴムブーツ505Aが、コネクタ22及びゴムブーツ505Bよりも上方に配置されている。また、ゴムブーツ505A,505B及び保護チューブ4の内側には水が浸入することがある。そのため、これら3部品のうち最下部に配置されるゴムブーツ505Bには水抜き孔509が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-340292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したワイヤハーネス501の車両配索構造510においては、上側と下側で2種類のゴムブーツ505A,505Bを起工していたため、金型費用が2型分必要であった。コストを抑えるために水抜き孔509が形成されたゴムブーツ505Bを上側にも採用しようとした場合、水抜き孔509があるがゆえにより多くの水が上側のゴムブーツ505B内に浸入することになるので実際に採用はできなかった。また、下側のゴムブーツ505Bの水抜き孔509は、排水のために必要であるが、車両の走行時に跳ね上げた水や砂利の浸入経路にもなってしまっていた。
【0008】
そこで、本発明は、内部から外部へ排水でき、外部から内部へは水が浸入し難い水抜き部を備えたゴムブーツ、及び該ゴムブーツを備えたワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のゴムブーツは、ワイヤハーネスにおけるコネクタと電線との接続部分に外装されるものであり、筒状の本体部と、該本体部の内部に浸入した水を排水する水抜き部と、を有し、前記水抜き部は、前記本体部の外面から突出した筒部と、前記本体部に貫通形成され、前記本体部の内部と前記筒部の内部とを連通させた連通孔と、を有し、前記筒部は、その先端側からみて前記コネクタ側に凸のV字状に形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明のワイヤハーネスは、電線と、該電線の両端末に接続された一対のコネクタと、前記各コネクタと前記電線との接続部分にそれぞれ外装された一対のゴムブーツと、を備え、前記一対のゴムブーツは同一形状かつ同一サイズであり、前記ゴムブーツとして、上述のゴムブーツを備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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