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公開番号2025133861
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025112780,2022177579
出願日2025-07-03,2018-05-10
発明の名称制御装置、制御方法、輸送方法、調理方法、及びプログラム
出願人エバートロン ホールディングス ピーティーイー リミテッド
代理人個人
主分類H05B 6/68 20060101AFI20250904BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】対象物を良好な状態にすることができる制御装置、制御方法、輸送方法、調理方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る制御装置は、制御装置(400)は、少なくとも1つの振動発生部分(3,4)と、少なくとも交流電圧を含む電圧を制御するコントローラとを含む制御装置であって、前記振動発生部分が電界、電磁界、または電磁波を発生させることができる少なくとも1つの電極であり、(1)物体中の水相のpH及び物体の水分量の少なくともいずれか1つに応じて、前記交流電圧の電圧値及び周波数の電圧を所定時間印加し、(2)電極から発生する電磁界を制御し、(3)物体中の水相と油相との界面分極、界面張力、又は、エマルジョンの状態の制御、及び、物体中の水分を連珠状に結合させる制御の少なくとも1つの制御をする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
振動を発生させることができる少なくとも1つの振動発生部分と、
前記振動発生部分に印加する少なくとも交流電圧を含む電圧を制御するコントローラと、
を含む制御装置であって、
振動発生部分が電界、電磁界、または電磁波を発生させることができる少なくとも1つの電極であり、
(1)電極に対向して配置された物体中の水相のpH及び物体の水分量の少なくともいずれか1つに応じて、前記交流電圧の電圧値及び前記交流電圧の周波数を選択して、該選択された電圧を所定時間印加し、
(2)電極から発生する電界、電磁界、または電磁波を制御し、さらに、
(3)前記電極に対向して配置された物体中の水相と、油ないし脂質の相との界面分極、界面張力、又は、エマルジョンの状態の制御、及び、物体中の水分を連珠状に結合させる制御の少なくとも1つの制御をする制御装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記電極から発生させる電場を調整し、該電場によって前記物質内の水分の水分活性を制御する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記交流電圧の電圧値を200~700Vpp/cmの間で制御し、前記交流電圧の周波数を50Hz~500KHzの間で制御する、制御装置。
【請求項4】
前記交流電圧の電圧値及び
前記交流電交流電圧に直流電圧をオフセット電圧として印加する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記電極は一対の電極からなり、
前記一対の電極の内の第1電極に第1周波数の交流を付与する第1回路部と、
前記一対の電極の内の第2電極に第2周波数の交流を付与する第2回路部と、
をさらに備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第1周波数と前記第2周波数とを異なる周波数に制御する周波数制御部をさらに備える、請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記交流電圧の位相を制御する位相制御部をさらに備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項8】
フライ槽と、フライ槽を加熱する加熱部と、をさらに備え、
前記電極は、電場を発生し、
前記電極は、前記フライ槽内に電場を構成するように配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項9】
食用液体を貯留可能で食品を浸漬して食品に食用液体を浸漬し及び/又は食品から成分
を食用液体に抽出するための食品浸漬槽をさらに備え、
前記電極は、電場を発生し、
前記電極は、前記食品浸漬槽に電場を構成するように配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の制御装置。
【請求項10】
前記物質である食品を高温で加熱する高温食品調理部をさらに備え、
前記電極は、電場を発生し、
前記電極は、前記高温食品調理部に電場を構成するように配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法、輸送方法、調理方法、及びプログラムに関し、特に対象物を良好な状態にすることができる制御装置、制御方法、輸送方法、調理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
所定の範囲の周波数の電磁波が発生している空間内で食物の加熱調理を行うことにより、調理された食物の食味が非常に優れるフライヤーが知られている(特許文献1参照)。なお、本明細書中に特許文献1の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参考として取り込むものとする。所定の範囲の周波数の電磁波が発生している空間内で食物の調理を行うことにより、食用油の酸化・劣化防止、調理された食物の食味向上等の優れた効果を得られるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016‐129672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のフライヤー及び加熱調理方法を発明した時点では、本発明者でさえも、上記の優れた効果が得られる理屈によく分からない部分があったため、あらゆる食物に適用することはできなかったし、食物以外のものに適用することも困難であった。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、対象物を良好な状態にすることができる制御装置、制御方法、輸送方法、調理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る制御装置(100,0100,0400,10,4001,4010)は、振動を発生させることができる少なくとも1つの振動発生部分(102,0101,0102,0401,0402,3,4)と、前記振動発生部分に印加する少なくとも交流電圧を含む電圧を制御するコントローラと、を含む制御装置であって、前記振動発生部分が電界、電磁界、または電磁波を発生させることができる少なくとも1つの電極であり、(1)電極に対向して配置された物体中の水相のpH及び物体の水分量の少なくともいずれか1つに応じて、前記交流電圧の電圧値及び前記交流電圧の周波数を選択して、該選択された電圧を所定時間印加し、(2)電極から発生する電界、電磁界、または電磁波を制御し、さらに、(3)前記電極に対向して配置された物体中の水相と、油ないし脂質の相との界面分極、界面張力、又は、エマルジョンの状態の制御、及び、物体中の水分を連珠状に結合させる制御の少なくとも1つの制御をする。
【0007】
上記の制御装置(100,0100,0400,10,4001,4010)において、前記振動発生部(102,0101,0102,0401,0402,3,4)は、電磁波を発生する電極であって、前記電極間に電磁波を発生させて、前記対象物の水分活性を制御する、ようにしてもよい。
【0008】
上記の制御装置(0400)において、前記交流電圧の電圧は0~2000Vpp/cm、周波数は0~500kHzの範囲であり、好ましくは、50Hz~500KHz、200~700Vpp/cmの間で制御する、ようにしてもよい。
【0009】
上記の制御装置(100,0100,0400,10,4001,4010)において、交流電圧に直流電圧をオフセット電圧として印加する、ようにしてもよい。
【0010】
上記の制御装置(0400)は、前記一対の振動発生部の内の第1振動発生部(0101,0401)に第1周波数の交流を付与する第1回路部(0105,0405)と、前記一対の振動発生部の内の第2振動発生部(0102,0402)に第2周波数の交流を付与する第2回路部(0106,0406)と、をさらに備える、ものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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