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公開番号2025133838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025111996,2024101908
出願日2025-07-02,2013-07-16
発明の名称半導体装置及び表示装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250904BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】動作不良の発生を抑制しつつ、トランジスタに対するストレスを抑制する。
【解決手段】パルス信号を出力する機能を有し、該パルス信号をハイレベルに設定するか
否かを制御するトランジスタを有するパルス出力回路において、該パルス出力回路が出力
するパルス信号がローレベルである期間に、該トランジスタのゲートの電位を、一定の値
に保持するのではなく、間欠的に電位VSSよりも高くする。これにより、上記トランジ
スタに対するストレスの抑制を図る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゲートドライバを有し、
前記ゲートドライバは、第1乃至第7のトランジスタを有し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第1のクロック信号線と常に導通し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、出力信号線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第1の電源線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記出力信号線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第2の電源線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのゲートは、第1の信号線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の電源線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第2のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのゲートは、第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第3の電源線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのゲートは、前記第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第3の電源線が少なくとも前記第7のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートと導通状態であるとき、前記第3の電源線の電位が少なくとも前記第7のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートに入力される半導体装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
ゲートドライバと、画素と、を有し、
前記ゲートドライバは、第1乃至第7のトランジスタを有し、
前記画素は、第8のトランジスタと、液晶素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第1のクロック信号線と常に導通し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、出力信号線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第1の電源線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記出力信号線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第2の電源線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのゲートは、第1の信号線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の電源線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第2のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのゲートは、第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第3の電源線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのゲートは、前記第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第8のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記液晶素子と常に導通し、
前記第8のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第2の信号線と常に導通し、
前記第8のトランジスタのゲートは、前記出力信号線と常に導通し、
前記第3の電源線が少なくとも前記第7のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートと導通状態であるとき、前記第3の電源線の電位が少なくとも前記第7のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートに入力され、
前記液晶素子の駆動モードは、FFSモードである表示装置。
【請求項3】
ゲートドライバと、画素と、を有し、
前記ゲートドライバは、第1乃至第7のトランジスタを有し、
前記画素は、第8のトランジスタと、液晶素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第1のクロック信号線と常に導通し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、出力信号線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第1の電源線と常に導通し、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記出力信号線と常に導通し、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方と常に導通し、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第2の電源線と常に導通し、
前記第4のトランジスタのゲートは、第1の信号線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1の電源線と常に導通し、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記第2のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第2のトランジスタのゲートと常に導通し、
前記第6のトランジスタのゲートは、第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのソース又はドレインの一方は、第3の電源線と常に導通し、
前記第7のトランジスタのゲートは、前記第2のクロック信号線と常に導通し、
前記第8のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記液晶素子と常に導通し、
前記第8のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第2の信号線と常に導通し、
前記第8のトランジスタのゲートは、前記出力信号線と常に導通し、
前記第3の電源線が少なくとも前記第7のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートと導通状態であるとき、前記第3の電源線の電位が少なくとも前記第7のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートに入力され、
前記液晶素子は、コモン電位が供給される第1の導電層と、前記第1の導電層の上方に位置する領域を有する絶縁層と、前記絶縁層の上方に位置する領域を有し且つ前記第8のトランジスタのソース又はドレインの一方と常に導通する第2の導電層と、前記第2の導電層の上方に位置する領域を有する液晶層と、を有し、
前記液晶素子の駆動モードは、FFSモードである表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パルス出力回路に関する。さらに、本発明は、表示装置に関する。さらに、本
発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、作製プロセスの簡略化などを目的として、全てのトランジスタが同一の導電型であ
る回路(単極性回路ともいう)の開発が進められている。
【0003】
上記単極性回路の例としては、シフトレジスタを構成するパルス出力回路が挙げられる。
【0004】
例えば、特許文献1では、クロック信号のパルスを、パルス信号のパルスの生成に用いた
パルス出力回路を複数段有するシフトレジスタが開示されている。さらに、特許文献1で
は、ブートストラップを利用することにより、クロック信号の振幅に対し、出力するパル
ス信号の振幅の低下を抑制するシフトレジスタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-335153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のパルス出力回路の構成では、クロック信号の振幅が大きいとトラン
ジスタが劣化し、該トランジスタの電気特性が変動してしまうといった問題があった。
【0007】
例えば、特許文献1のシフトレジスタでは、パルス出力回路から出力するパルス信号がロ
ーレベルのときに、出力するパルス信号をハイレベルに設定するか否かを制御するトラン
ジスタ(例えば特許文献1の図1(B)のトランジスタ105)のゲートの電位が電位V
SSに一定期間保持される。このとき、クロック信号に従って上記トランジスタのソース
又はドレインの電位が繰り返し変化するため、該トランジスタにストレスが与えられる。
これにより、上記トランジスタは劣化する。特に、特許文献1のシフトレジスタでは、上
記ストレスが与えられる時間が非常に長いため、該上記トランジスタが劣化しやすく、電
気特性の変動が進行してしまう。
【0008】
トランジスタに与えられる上記ストレスの影響を抑制するためには、例えばトランジスタ
のチャネル長を長くするなどの対策が挙げられる。しかしながら、出力するパルス信号を
ハイレベルに設定するか否かを制御するトランジスタのチャネル長を長くすると、例えば
寄生容量などにより、出力するパルス信号が遅延し、動作不良が起こる可能性が高くなる
などの別の問題が生じてしまう。
【0009】
上記問題に鑑み、本発明の一態様では、動作不良の発生を抑制しつつ、出力するパルス信
号をハイレベルに設定するか否かを制御するトランジスタに対するストレスを抑制するこ
とを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様では、パルス出力回路が出力するパルス信号がローレベルである期間に、
該パルス信号をハイレベルに設定するか否かを制御するトランジスタのゲートの電位を、
一定の値にするのではなく、間欠的に電位VSSの電位よりも高くする。これにより、上
記トランジスタに対するストレスの抑制を図る。
(【0011】以降は省略されています)

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