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公開番号2025133505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031499
出願日2024-03-01
発明の名称無線通信装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04W 12/02 20090101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信履歴の秘匿性をより向上させること。
【解決手段】無線通信装置は、所定の無線通信装置と通信する通信部と、無線通信装置を識別するための識別子と、通信部が通信に使用可能な周波数の使用状況とを含む識別情報を管理して、無線通信装置が使用する識別情報を選択する管理部と、自無線通信装置に割り当てられている識別情報を用いて、通信部を制御して通信を行う通信制御部と、を備える。管理部は、所定の条件を満たす場合、自無線通信装置と、所定の無線通信装置のうちの第1無線通信装置とに対して、未使用の識別子および未使用の周波数の少なくとも一方を新たな識別情報として選択する。通信制御部は、新たな識別情報が選択された場合、新たな識別情報を、通信部を介して第1無線通信装置に送信した後、新たに選択された識別情報を割り当てて第1無線通信装置と通信するように通信部を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の無線通信装置と通信する通信部と、
前記無線通信装置を識別するための識別子と、前記通信部が通信に使用可能な周波数の使用状況とを含む識別情報を管理して、前記無線通信装置が使用する識別情報を選択する管理部と、
自無線通信装置に割り当てられている前記識別情報を用いて、前記通信部を制御して通信を行う通信制御部と、を備え、
前記管理部は、所定の条件を満たす場合、前記自無線通信装置と、所定の前記無線通信装置のうちの第1無線通信装置とに対して、未使用の前記識別子および未使用の前記周波数の少なくとも一方を新たな前記識別情報として選択して、
前記通信制御部は、新たな前記識別情報が選択された場合、新たな前記識別情報を、前記通信部を介して前記第1無線通信装置に送信した後、新たに選択された前記識別情報を割り当てて前記第1無線通信装置と通信するように前記通信部を制御する、
無線通信装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記管理部は、前記通信部が第1無線通信装置と通信を行う度に、前記自無線通信装置と、前記第1無線通信装置とに対して、未使用の前記識別子および未使用の前記周波数の少なくとも一方を新たな前記識別情報として割り当てる、
請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記管理部は、自無線通信装と所定の前記無線通信装置の前記識別情報を管理しており、
前記通信制御部は、前記自無線通信装置と前記第1無線通信装置とに対して新たに前記識別情報が選択された場合、所定の前記無線通信装置のうちの第2無線通信装置の前記識別情報を使用して、前記自無線通信装置と前記第1無線通信装置に割り当てられる前記識別情報が更新されることを示す更新情報を、前記通信部を介して、前記第2無線通信装置に送信する、
請求項2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記管理部は、前記第2無線通信装置から前記第2無線通信装置と、所定の前記無線通信装置のうちの第3無線通信装置との前記識別情報が更新されることを示す更新情報を前記通信部で受信した場合、前記第2無線通信装置および前記第3無線通信装置の前記識別情報を更新する、
請求項3に記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記管理部は、前記通信部が通信を開始してから所定時間経過した場合、または新たな前記識別情報が割り当てられてから所定時間経過した場合に、前記自無線通信装置と、前記第1無線通信装置に対して、未使用の前記識別子および未使用の前記周波数の少なくとも一方を新たな前記識別情報として選択して割り当てる、
請求項1または2に記載の無線通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
通信内容を第三者に傍受され、ユーザのアクセス履歴を収集されることを防止する技術が知られている。特許文献1には、接続場所が変化するモバイル機器において、信頼できない接続場所では、モバイル機器の識別情報を変化させてアクセス履歴などを特定させない技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-502513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、送信元である自身の(プロファイル)を変化させるが、例えば、短時間の間に同じ送信先にアクセスしている、又はいつも同じ時間にアクセスしている場合などには、送信元が同じであると特定される可能性がある。
【0005】
本開示は、通信履歴の秘匿性をより向上させることのできる無線通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の無線通信装置は、所定の無線通信装置と通信する通信部と、前記無線通信装置を識別するための識別子と、前記通信部が通信に使用可能な周波数の使用状況とを含む識別情報を管理して、前記無線通信装置が使用する識別情報を選択する管理部と、自無線通信装置に割り当てられている前記識別情報を用いて、前記通信部を制御して通信を行う通信制御部と、を備え、前記管理部は、所定の条件を満たす場合、前記自無線通信装置と、所定の前記無線通信装置のうちの第1無線通信装置とに対して、未使用の前記識別子および未使用の前記周波数の少なくとも一方を新たな前記識別情報として選択して、前記通信制御部は、新たな前記識別情報が選択された場合、新たな前記識別情報を、前記通信部を介して前記第1無線通信装置に送信した後、新たに選択された前記識別情報を割り当てて前記第1無線通信装置と通信するように前記通信部を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、通信履歴の秘匿性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図2は、本開示に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る識別情報の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る識別情報の一例を示す図である。
図5は、本開示に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
図6は、実施形態に係る無線通信処理の流れを示すシーケンス図である。
図7は、実施形態に係る識別情報を更新する方法を説明するための図である。
図8は、実施形態に係る識別情報を更新する方法を説明するための図である。
図9は、実施形態に係る識別情報を更新する方法を説明するための図である。
図10は、実施形態に係る識別情報を更新する方法を説明するための図である。
図11は、実施形態に係る識別情報を更新する方法を説明するための図である。
図12は、実施形態に係る識別情報を更新する方法を説明するための図である。
図13は、実施形態の変形例に係る無線通信処理の流れを示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本開示に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
【0010】
[実施形態]
(通信システム)
図1を用いて、実施形態に係る通信システムの構成例について説明する。図1は、実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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