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公開番号
2025132227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029636
出願日
2024-02-29
発明の名称
センサーモジュール
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
19/5783 20120101AFI20250903BHJP(測定;試験)
要約
【課題】振動漏れを抑制することのできるセンサーモジュールを提供すること。
【解決手段】センサーモジュールは、第1駆動周波数で駆動する第1慣性センサーと、第1駆動周波数と異なる第2駆動周波数で駆動する第2慣性センサーと、第1、第2慣性センサーが搭載されている基板と、を有するセンサー基板と、第1、第2慣性センサーを覆うケースと、ケースとセンサー基板との間に充填され、かつ、第1、第2慣性センサーの少なくとも一部ずつを覆っている充填部材と、を有する。そして、充填部材は、損失係数の半値全幅の範囲内に第1駆動周波数を含む第1充填部材と、損失係数の半値全幅の範囲内に第2駆動周波数を含む第2充填部材と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1駆動周波数で駆動する第1慣性センサーと、前記第1駆動周波数と異なる第2駆動周波数で駆動する第2慣性センサーと、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーが搭載されている基板と、を有するセンサー基板と、
前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーを覆うケースと、
前記ケースと前記センサー基板との間に充填され、かつ、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーの少なくとも一部ずつを覆っている充填部材と、を有し、
前記充填部材は、損失係数の半値全幅の範囲内に前記第1駆動周波数を含む第1充填部材と、損失係数の半値全幅の範囲内に前記第2駆動周波数を含む第2充填部材と、を有することを特徴とするセンサーモジュール。
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【請求項2】
前記第1充填部材は、損失係数の半値半幅の範囲内に前記第1駆動周波数を含み、
前記第2充填部材は、損失係数の半値半幅の範囲内に前記第2駆動周波数を含む請求項1に記載のセンサーモジュール。
【請求項3】
前記第1充填部材および前記第2充填部材は、前記基板の厚さ方向に積層されている請求項1に記載のセンサーモジュール。
【請求項4】
前記第2充填部材および前記第1充填部材のうち、前記基板側に位置する一方は、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーと接触し、前記基板と反対側に位置する他方は、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーと非接触である請求項3に記載のセンサーモジュール。
【請求項5】
前記ケースは、前記基板を載置する載置面と、前記載置面から凹没し、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーの少なくとも一部ずつを収容している凹部と、を有し、
前記凹部に前記充填部材が充填されている請求項4に記載のセンサーモジュール。
【請求項6】
前記第1充填部材は、前記第1慣性センサーと接触し、
前記第2充填部材は、前記第2慣性センサーと接触している請求項1に記載のセンサーモジュール。
【請求項7】
前記第1充填部材は、前記第2慣性センサーと非接触であり、
前記第2充填部材は、前記第1慣性センサーと非接触である請求項6に記載のセンサーモジュール。
【請求項8】
前記ケースは、前記基板を載置する載置面と、前記載置面から凹没し、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーの少なくとも一部ずつを収容している凹部と、を有し、
前記凹部は、前記第1慣性センサーの少なくとも一部を収容している第1凹部と、前記第1凹部と分離して形成され、前記第2慣性センサーの少なくとも一部を収容している第2凹部と、を有し、
前記第1凹部に前記第1充填部材が充填され、
前記第2凹部に前記第2充填部材が充填されている請求項7に記載のセンサーモジュール。
【請求項9】
前記センサー基板は、さらに、前記基板に搭載され、前記第1駆動周波数および前記第2駆動周波数と異なる第3駆動周波数で駆動する第3慣性センサーを有し、
前記充填部材は、前記第3慣性センサーの少なくとも一部を覆い、
前記充填部材は、損失係数の半値全幅の範囲内に前記第3駆動周波数を含む第3充填部材を有する請求項1に記載のセンサーモジュール。
【請求項10】
前記第3充填部材は、損失係数の半値半幅の範囲内に前記第3駆動周波数を含む請求項9に記載のセンサーモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサーモジュールに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された慣性計測装置は、インナーケースと、インナーケースの下面に搭載されたセンサー基板と、インナーケースに被せられ、インナーケースとの間にセンサー基板を収容するアウターケースと、を有する。また、センサー基板は、基板と、基板の上面に実装されたZ軸角速度センサーおよび加速度センサーと、基板の側面に実装されたX軸角速度センサーおよびY軸角速度センサーと、を有する。
【0003】
また、インナーケースの下面には凹部が形成されており、この凹部と重なる位置にX軸、Y軸、Z軸角速度センサーおよび加速度センサーが配置されている。また、凹部には充填部材が充填され、この充填部材によって、Z軸角速度センサーおよび加速度センサーの全域が封止され、X軸角速度センサーおよびY軸角速度センサーの上側半分が封止されている。
【0004】
特許文献1の慣性計測装置では、充填部材を配置することにより、外部からのノイズ振動の影響を低減し、検出精度の安定性を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-020829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の慣性計測装置では、X軸角速度センサー、Y軸角速度センサーおよびZ軸角速度センサーの振動が充填部材を介して装置外に漏れ易いという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のセンサーモジュールは、第1駆動周波数で駆動する第1慣性センサーと、前記第1駆動周波数と異なる第2駆動周波数で駆動する第2慣性センサーと、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーが搭載されている基板と、を有するセンサー基板と、
前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーを覆うケースと、
前記ケースと前記センサー基板との間に充填され、かつ、前記第1慣性センサーおよび前記第2慣性センサーの少なくとも一部ずつを覆っている充填部材と、を有し、
前記充填部材は、損失係数の半値全幅の範囲内に前記第1駆動周波数を含む第1充填部材と、損失係数の半値全幅の範囲内に前記第2駆動周波数を含む第2充填部材と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るセンサーモジュールを示す分解斜視図である。
センサーモジュールをY軸方向マイナス側から見た断面図である。
センサーモジュールをX軸方向マイナス側から見た断面図である。
角速度センサーを示す平面図である。
角速度センサーを示す断面図である。
角速度センサーの駆動状態を示す模式図である。
角速度センサーの駆動状態を示す模式図である。
損失係数ηと周波数との関係を示すグラフである。
損失係数ηと周波数との関係を示すグラフである。
1つの基板に複数のセンサーモジュールを搭載した様子を示す図である。
センサーモジュールの製造工程を示すフローチャートである。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
図1に示すセンサーモジュールの変形例を示す断面図である。
図1に示すセンサーモジュールの変形例を示す断面図である。
図1に示すセンサーモジュールの変形例を示す断面図である。
第2実施形態に係るセンサーモジュールを示す分解斜視図である。
センサーモジュールをY軸方向マイナス側から見た断面図である。
センサーモジュールをX軸方向マイナス側から見た断面図である。
センサーモジュールの製造工程を示すフローチャートである。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。
第3実施形態に係るセンサーモジュールの内部を示すZ軸方向プラス側から見た断面図である。
第4実施形態に係るセンサーモジュールを示す分解斜視図である。
センサーモジュールをY軸方向マイナス側から見た断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のセンサーモジュールを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図11および図23を除く各図には、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸として図示している。また、以下では、説明の便宜上、X軸と平行な方向を「X軸方向」とも言い、Y軸と平行な方向を「Y軸方向」とも言い、Z軸と平行な方向を「Z軸方向」とも言う。また、Z軸方向の矢印側を「上」、反対側を「下」とも言う。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るセンサーモジュールを示す分解斜視図である。図2は、センサーモジュールをY軸方向マイナス側から見た断面図である。図3は、センサーモジュールをX軸方向マイナス側から見た断面図である。図4は、角速度センサーを示す平面図である。図5は、角速度センサーを示す断面図である。図6および図7は、それぞれ、角速度センサーの駆動状態を示す模式図である。図8および図9は、それぞれ、損失係数ηと周波数との関係を示すグラフである。図10は、1つの基板に複数のセンサーモジュールを搭載した様子を示す図である。図11は、センサーモジュールの製造工程を示すフローチャートである。図12ないし図16は、それぞれ、センサーモジュールの製造方法を説明するための断面図である。図17ないし図19は、それぞれ、図1に示すセンサーモジュールの変形例を示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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