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公開番号2025131999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029290
出願日2024-02-29
発明の名称制御方法、電子機器、及びプログラム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G09G 5/00 20060101AFI20250903BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】プロジェクターから投射対象に投射されるパターンのカメラによる撮像画像に基づく歪み補正の際に、一つのパターンに対して複数の撮像を行うべきことをユーザーが容易に把握できるようにする。
【解決手段】投射対象SCに投射画像を投射するプロジェクター20と通信する電子機器10は、カメラ130と、ディスプレイ140と、処理装置110とを備える。処理装置110は、投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを、投射対象SCに向けてプロジェクター20に投射させる。そして、処理装置110は、カメラ130による第1調整パターンの撮像画像と複数の撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像とを、ディスプレイ140に表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
プロジェクターから投射対象に投射される投射画像を撮像可能なカメラと、ディスプレイと、を備えるとともに前記プロジェクターと通信可能な電子機器の制御方法であって、
前記投射画像としての、前記投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを、前記プロジェクターに投射させることと、
前記カメラにより複数の撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像を、前記ディスプレイに表示することと、
を含む制御方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つのプロンプト画像を前記ディスプレイに表示することにおいて、前記少なくとも1つのプロンプト画像とともに前記第1調整パターンの撮像画像を表示する、
請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
前記複数の撮像画像には、第1の撮像画像と、前記第1の撮像画像とは異なる第2の撮像画像と、が含まれ、
前記第1の撮像画像及び前記第2の撮像画像のそれぞれが正常に取得されたか否かを判断することを含み、
前記少なくとも1つのプロンプト画像を前記ディスプレイに表示することは、
前記第1の撮像画像及び前記第2の撮像画像の一方が正常に取得されたと判断した場合に、前記少なくとも1つのプロンプト画像の表示態様を第1の表示態様で前記ディスプレイに表示することと、
前記第1の撮像画像及び前記第2の撮像画像の両方が正常に取得されたと判断した場合に、前記少なくとも1つのプロンプト画像の表示態様を第2の表示態様で前記ディスプレイに表示することと、を含む、
請求項1に記載の制御方法。
【請求項4】
前記複数の撮像画像のうち正常に取得された前記撮像画像を記憶することを更に含み、
前記少なくとも1つのプロンプト画像は、前記正常に取得された撮像画像の数を表すゲージ画像を含む、
請求項3に記載の制御方法。
【請求項5】
前記複数の撮像画像は、第1の撮像画像と、前記第1の撮像画像とは異なる第2の撮像画像と、を含み、
前記少なくとも1つのプロンプト画像は、第1の位置で前記第1の撮像画像を取得するとともに前記第1の位置とは異なる第2の位置で前記第2の撮像画像を取得することを促す画像である、
請求項1に記載の制御方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つのプロンプト画像は、前記電子機器を示す画像を含み、前記ディスプレイにおける前記画像の位置は移動する、請求項5に記載の制御方法。
【請求項7】
プロジェクターと通信する通信装置と、
前記プロジェクターから投射対象に投射される投射画像を撮像可能なカメラと、
ディスプレイと、
処理装置と、を備え、
前記処理装置は、
前記投射画像としての、前記投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを前記プロジェクターに投射させることと、
前記カメラによる前記第1調整パターンの撮像画像と複数の前記撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像と、を前記ディスプレイに表示することと、を実行する、
電子機器。
【請求項8】
コンピューターに、
プロジェクターから投射対象に投射される投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを前記プロジェクターに投射させることと、
前記プロジェクターから前記射対象に投射される投射画像を撮像可能なカメラによる前記第1調整パターンの撮像画像と複数の前記撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像と、をディスプレイに表示することと、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御方法、電子機器、及びプログラム、に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
映像表示装置の一例として、投射スクリーン等の対象物に映像を投射することにより映像を表示するプロジェクターが挙げられる。対象物の形状又は対象物と映像表示装置との位置関係によっては、映像表示装置により対象物に表示される映像に台形歪み等の歪みが生じる場合がある。この歪みを補正する技術が従来より種々提案されており、その一例としては特許文献1に開示の技術が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、映像表示装置と、この映像表示装置と通信する携帯端末と、を有する表示システムの発明が開示されている。特許文献1における映像表示装置は、計測用パターン発生部と、投射部と、第1の通信部と、歪み補正部とを備える。計測用パターン発生部は、複数の計測用パターンを生成する。投射部は、計測用パターン発生部が生成する複数の計測用パターンを投射する。第1の通信部は、携帯端末と通信し、携帯端末から映像の歪み補正に関する情報を受信する。歪み補正部は、携帯端末から受信した映像の歪み補正に関する情報に基づいて、投射部が投射する映像の歪を補正する。
【0004】
特許文献1における携帯端末は、カメラ部と、制御部と、第2の通信部とを有する。カメラ部は、映像表示装置から表示された複数の計測用パターンを撮像する。制御部は、カメラ部が撮像した複数の計測用パターンに基づいて映像の歪み補正に関する情報を生成する。第2の通信部は、第1の通信部と通信を行い、制御部が生成した映像の歪み補正に関する情報を映像表示装置に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2017/179111号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
計測用パターンを利用した歪み補正では、補正精度を向上させるため、一つの測定用パターンに対して複数の撮像を行うことが望ましいが、ユーザーはこのことを把握しづらい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の制御方法の一態様は、プロジェクターから投射対象に投射される投射画像を撮像可能なカメラと、ディスプレイと、を備えるとともに前記プロジェクターと通信可能な電子機器の制御方法であって、前記投射画像としての、前記投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを、前記プロジェクターに投射させることと、前記カメラにより前記複数の撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像を、前記ディスプレイに表示することと、を含む。
【0008】
本開示の電子機器の一態様は、プロジェクターと通信する通信装置と、前記プロジェクターから投射対象に投射される投射画像を撮像可能なカメラと、ディスプレイと、処理装置と、を備え、前記処理装置は、前記投射画像としての、前記投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを前記プロジェクターに投射させることと、前記カメラによる前記第1調整パターンの撮像画像と複数の前記撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像と、を前記ディスプレイに表示することを実行する。
【0009】
本開示のプログラムの一態様は、コンピューターに、プロジェクターから投射対象に投射される投射画像の外形を調整するための第1調整パターンを前記プロジェクターに投射させることと、前記プロジェクターから前記射対象に投射される投射画像を撮像可能なカメラによる前記第1調整パターンの撮像画像と複数の前記撮像画像を取得することを促す少なくとも1つのプロンプト画像と、をディスプレイに表示することと、を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態よる電子機器10を含む表示システム1の構成例を示す図である。
プロジェクター20から投射対象SCへ投射する調整パターン(第1調整パターン)の一例を示す図である。
電子機器10の構成例を示す図である。
長方形確認画面G10の一例を示す図である。
調整方法説明画面G20の一例を示す図である。
撮像開始画面G30の一例を示す図である。
処理中画面G40の一例を示す図である。
処理中画面G40の他の例を示す図である。
処理装置110がプログラムPR1に従って実行する制御方法における処理の流れを示すフローチャートである。
プロジェクター20から投射対象SCへ投射する第2調整パターンの一例を示す図である。
凹凸確認画面G50の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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