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公開番号
2025129857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026788
出願日
2024-02-26
発明の名称
DDS用担持体およびその製造方法
出願人
株式会社小糸製作所
,
国立大学法人東海国立大学機構
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
47/36 20060101AFI20250829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】DDS用担持体における薬剤の放出の持続性を高めることを可能とする技術を提供する。
【解決手段】DDS(ドラッグデリバリシステム)用担持体は、内部空間に薬剤を担持するチューブ状物質と、内部空間の開口部を塞ぎ、高分子材料を含む栓部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内部空間に薬剤を担持するチューブ状物質と、
前記内部空間の開口部を塞ぎ、高分子材料を含む栓部と、を備える、
DDS用担持体。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記高分子材料は、架橋構造を形成している有機高分子を含む、
請求項1に記載のDDS用担持体。
【請求項3】
前記内部空間において保持される、前記高分子材料の貧溶媒をさらに備える、
請求項1に記載のDDS用担持体。
【請求項4】
前記栓部は、ゲル状または多孔質である、
請求項1に記載のDDS用担持体。
【請求項5】
前記栓部は、生体親和性を有する、
請求項1に記載のDDS用担持体。
【請求項6】
内部空間に薬剤を担持するチューブ状物質を準備するチューブ準備工程と、
前記内部空間において、有機高分子を含む高分子溶液と前記有機高分子に架橋構造を形成させるイオンを含むイオン溶液とを互いに接触させ、前記架橋構造を形成した有機高分子を生成する生成工程と、を含む、
DDS用担持体の製造方法。
【請求項7】
前記イオンは、多価の陽イオンである、
請求項6に記載のDDS用担持体の製造方法。
【請求項8】
前記有機高分子は、アルギン酸であり、
前記イオンは、2価のカルシウムイオンである、
請求項7に記載のDDS用担持体の製造方法。
【請求項9】
前記高分子溶液は、リン酸塩をさらに含み、
前記生成工程において、前記イオン溶液と前記高分子溶液とを互いに接触させ、前記架橋構造を形成した有機高分子とともに、リン酸カルシウムを生成する、
請求項6に記載のDDS用担持体の製造方法。
【請求項10】
内部空間に薬剤を担持するチューブ状物質を準備するチューブ準備工程と、
前記内部空間において、有機高分子が良溶媒に溶解した高分子溶液と前記有機高分子の貧溶媒とを互いに接触させて、前記有機高分子を析出させる析出工程と、を含む、
DDS用担持体の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、DDS用担持体およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 790 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、薬剤を必要最低限の量で、必要な時間、必要な場所へ、継続的に届ける技術として、ドラッグデリバリーシステム(DDS)の研究が活発に行われている。たとえば特許文献1には、チューブ状のアパタイト結晶に薬剤を担持させたDDS用担持体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/045534号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、DDS担持体における薬剤の放出の持続性を高めるには、薬剤の放出速度を下げる必要がある。特許文献1に記載の技術では、アパタイト結晶の開口部からの薬剤の放出速度を制御できず、薬剤の放出の持続性を高めることができなかった。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、DDS担持体における薬剤の放出の持続性を高めることを可能とする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のDDS用担持体は、内部空間に薬剤を担持するチューブ状物質と、内部空間の開口部を塞ぎ、高分子材料を含む栓部と、を備える。
【0007】
この態様によれば、DDS担持体における薬剤の放出の持続性を高めることができる。
【0008】
高分子材料は、架橋構造を形成している有機高分子を含んでよい。
【0009】
上記DDS用担持体は、内部空間において保持される、高分子材料の貧溶媒をさらに備えてよい。
【0010】
栓部は、ゲル状または多孔質であってよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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