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公開番号
2025129716
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026548
出願日
2024-02-26
発明の名称
口腔用組成物、及び口腔内のタンパク質を可視化する方法
出願人
アース製薬株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
A61K
8/36 20060101AFI20250829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】界面活性剤を含有しながらも、タンパク質凝集効果及びタンパク質凝集物の視認性に優れた口腔用組成物を提供する。
【解決手段】(A)有機酸と、(B)非イオン性界面活性剤と、(C)スルホニル基を有する色素と、を含有し、pHが6以下である口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)有機酸と、(B)非イオン性界面活性剤と、(C)スルホニル基を有する色素と、を含有し、pHが6以下である口腔用組成物。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記(C)がスルホニル基を2つ以上有する色素である、請求項1に記載の口腔用組成物。
【請求項3】
前記(B)が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種を含む、請求項1又は2に記載の口腔用組成物。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の口腔用組成物で口腔内を洗浄する工程、及び
前記口腔用組成物を口腔外に排出する工程、をこの順に有し、
前記口腔用組成物と共に排出された口腔内のタンパク質の少なくとも一部が前記口腔用組成物により着色されていることにより洗浄した口腔内のタンパク質を可視化する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は口腔用組成物、及び口腔内のタンパク質を可視化する方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
口腔内のタンパク質は、口腔内のプラーク形成過程において必須の物質であることが知られている。口腔内のプラークは多種多様な細菌がその80%以上を占めており、それらの代謝産物は口臭、歯肉炎、口腔内炎症、う蝕などさまざまな口腔内疾患の原因になる。またプラークの形成過程において、口腔内のタンパク質は、細菌の付着因子や凝集素として機能することが知られている。従って、口腔内のタンパク質を凝集させ、効率よく除去することができれば、プラークの形成が抑制され、その結果、口臭、歯肉炎、口腔内炎症、う蝕をはじめとする各種口腔内疾患の予防・改善効果が期待できる。
【0003】
上記のような口腔内疾患の予防・改善効果を期待するものとして、口腔内のタンパク質を効果的に凝集することが出来る成分を配合した洗口剤が検討されている。例えば、特許文献1には、カリン又はその抽出物を含む洗口剤が開示されている。特許文献2には、チャ葉抽出物を含む洗口剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-256259号公報
特開2018-90558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
洗口剤として口腔内に付着した食物残渣等の汚れを落とすためには、界面活性剤を配合して洗浄力を向上させることが望ましい。しかしながら、従来の技術では界面活性剤を配合することでタンパク質凝集作用が低下してしまい、洗口剤で口腔内を洗口して吐き出した時に視認できるタンパク質凝集物の量が減少する。そのため、使用者は洗浄効果がないように感じて洗口剤の使用を止めてしまうおそれがある。
そこで本発明は、界面活性剤を含有しながらも、タンパク質凝集効果及びタンパク質凝集物の視認性に優れた口腔用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、有機酸と非イオン性界面活性剤と特定の色素とを含有し、pHが6以下である口腔用組成物を用いることによって、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち本発明は、以下の〔1〕~〔4〕によって達成される。
〔1〕
(A)有機酸と、(B)非イオン性界面活性剤と、(C)スルホニル基を有する色素と、を含有し、pHが6以下である口腔用組成物。
〔2〕
前記(C)がスルホニル基を2つ以上有する色素である、〔1〕に記載の口腔用組成物。
〔3〕
前記(B)が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種を含む、〔1〕又は〔2〕に記載の口腔用組成物。
〔4〕
〔1〕~〔3〕のいずれか1項に記載の口腔用組成物で口腔内を洗浄する工程、及び
前記口腔用組成物を口腔外に排出する工程、をこの順に有し、
前記口腔用組成物と共に排出された口腔内のタンパク質の少なくとも一部が前記口腔用組成物により着色されていることにより洗浄した口腔内のタンパク質を可視化する方法。
【発明の効果】
【0008】
界面活性剤を含有しながらも、タンパク質凝集効果及びタンパク質凝集物の視認性に優れた口腔用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の口腔用組成物について詳細に説明する。
【0010】
[口腔用組成物]
本発明の口腔用組成物は、(A)有機酸と、(B)非イオン性界面活性剤と、(C)スルホニル基を有する色素と、を含有し、pHが6以下である。
(【0011】以降は省略されています)
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