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公開番号2025128557
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025278
出願日2024-02-22
発明の名称表示制御方法、表示制御プログラム、及び表示制御装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 5/74 20060101AFI20250827BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マスク領域を容易に決定する。
【解決手段】表示制御方法は、プロジェクター1が投射画像PMを投射する対象である投射対象物QBを含む範囲を撮像した撮像画像PTに、格子を表す格子画像GAを含む第1画像を重畳した操作画像PRを、プロジェクター1とは異なる表示装置3に、表示することと、操作画像PRを介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域R1を選択する第1操作QP1を受け付けることと、第1領域R1、又は、前記複数の領域のうちの第1領域R1以外の領域、が示す撮像画像PTの領域に対応する投射画像PMの領域を、マスク処理によって投射画像PMを非表示とするマスク領域MRに決定することと、を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
プロジェクターが投射画像を投射する対象である投射対象物を含む範囲を撮像した撮像画像に、格子を表す格子画像を含む第1画像を重畳した操作画像を、前記プロジェクターとは異なる表示装置に、表示することと、
前記操作画像を介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域を選択する第1操作を受け付けることと、
前記第1領域、又は、前記複数の領域のうちの前記第1領域以外の領域、が示す前記撮像画像の領域に対応する前記投射画像の領域を、マスク処理によって前記投射画像を非表示とするマスク領域に決定することと、
を含む、表示制御方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1操作を受け付けることは、
前記複数の領域のうち少なくとも1つの領域である前記第1領域を選択する操作を受け付けることと、
前記複数の領域のうち、前記第1領域とは異なる少なくとも1つの領域を含む第2領域を選択する操作を受け付けることと、
を含み、
前記第1領域と前記第2領域との間には、前記複数の領域のうち、前記第1領域、及び前記第2領域以外の領域が配置される、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記格子の間隔を、第1間隔から前記第1間隔とは異なる第2間隔に変更する第2操作を受け付けること、
を更に含み、
前記操作画像を表示することは、
前記撮像画像に前記第2間隔の格子を含む前記第1画像を重畳した操作画像を表示することを含む、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項4】
前記第1操作を受け付けることよりも後で、且つ、前記投射画像の領域を前記マスク領域に決定することよりも前に、前記第2操作を受け付けた場合に、
前記操作画像を表示することは、
前記第1領域を区画する格子の間隔を、前記第2間隔に変更することを含む、
請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記第1操作を受け付けることよりも後で、且つ、前記投射画像の領域を前記マスク領域に決定することよりも前に、前記第2操作を受け付けた場合に、
前記操作画像を表示することは、
前記複数の領域のうち前記第1領域以外の領域を区画する格子の間隔を、前記第2間隔に変更することを含む、
請求項3に記載の表示制御方法。
【請求項6】
前記撮像画像は、前記投射画像が投射されていない前記投射対象物を含む第1撮像画像、又は、前記投射画像が投射されている前記投射対象物を含む第2撮像画像、であり、
前記第1撮像画像、又は前記第2撮像画像を選択する第3操作を受け付けること、
を更に含み、
前記操作画像を表示することは、
前記第3操作によって選択された前記第1撮像画像又は前記第2撮像画像を、前記撮像画像として表示することを含む、
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の表示制御方法。
【請求項7】
コンピューターに、
プロジェクターが投射画像を投射する対象である投射対象物を含む範囲を撮像した撮像画像に、格子を表す格子画像を含む第1画像を重畳した操作画像を、前記プロジェクターとは異なる表示装置に、表示することと、
前記操作画像を介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域を選択する第1操作を受け付けることと、
前記第1領域、又は、前記複数の領域のうちの前記第1領域以外の領域、が示す前記撮像画像の領域に対応する前記投射画像の領域を、マスク処理によって前記投射画像を非表示とするマスク領域に決定することと、
を含む処理を実行させる、表示制御プログラム。
【請求項8】
プロジェクターが投射画像を投射する対象である投射対象物を含む範囲を撮像した撮像画像に、格子を表す格子画像を含む第1画像を重畳した操作画像を、前記プロジェクターとは異なる表示装置に、表示することと、
前記操作画像を介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域を選択する第1操作を受け付けることと、
前記第1領域、又は、前記複数の領域のうちの前記第1領域以外の領域、が示す前記撮像画像の領域に対応する前記投射画像の領域を、マスク処理によって前記投射画像を非表示とするマスク領域に決定することと、
を実行する少なくとも1つのプロセッサーを含む、表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御方法、表示制御プログラム、及び表示制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、対象物に非可視光の計測光を投影する投影装置と、対象物から反射した計測光の反射光を受光する撮像装置と、計測光の反射光に基づいて対象物の位置情報を算出する演算装置と、を有し、計測光の投影範囲の一部を制限するマスク処理を実行する、投影システムが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-219289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、ユーザーが手動でマスク領域を設定してもよい旨の記載がある。しかしながら、特許文献1には、ユーザーがマスク領域を設定するための具体的なユーザーインターフェースは開示されておらず、ユーザーがマスク領域を容易に設定できる技術が要望されていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、プロジェクターが投射画像を投射する対象である投射対象物を含む範囲を撮像した撮像画像に、格子を表す格子画像を含む第1画像を重畳した操作画像を、前記プロジェクターとは異なる表示装置に、表示することと、前記操作画像を介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域を選択する第1操作を受け付けることと、前記第1領域、又は、前記複数の領域のうちの前記第1領域以外の領域、が示す前記撮像画像の領域に対応する前記投射画像の領域を、マスク処理によって前記投射画像を非表示とするマスク領域に決定することと、を含む、表示制御方法である。
【0006】
本開示の他の一態様は、コンピューターに、プロジェクターが投射画像を投射する対象である投射対象物を含む範囲を撮像した撮像画像に、格子を表す格子画像を含む第1画像を重畳した操作画像を、前記プロジェクターとは異なる表示装置に、表示することと、前記操作画像を介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域を選択する第1操作を受け付けることと、前記第1領域、又は、前記複数の領域のうちの前記第1領域以外の領域、が示す前記撮像画像の領域に対応する前記投射画像の領域を、マスク処理によって前記投射画像を非表示とするマスク領域に決定することと、を含む処理を実行させる、表示制御プログラムである。
【0007】
本開示の更に別の一態様は、プロジェクターが投射画像を投射する対象である投射対象物を含む範囲を撮像した撮像画像に、格子を表す格子画像を含む第1画像を重畳した操作画像を、前記プロジェクターとは異なる表示装置に、表示することと、前記操作画像を介して、前記格子で区画された複数の領域のうち少なくとも1つの領域である第1領域を選択する第1操作を受け付けることと、前記第1領域、又は、前記複数の領域のうちの前記第1領域以外の領域、が示す前記撮像画像の領域に対応する前記投射画像の領域を、マスク処理によって前記投射画像を非表示とするマスク領域に決定することと、を実行する少なくとも1つのプロセッサーを含む、表示制御装置である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る表示制御システムの構成の一例を示す図。
プロジェクターの構成の一例を示す図。
操作画像を含む操作画面の一例を示す画面図。
操作画面における第1操作の一例を示す画面図。
操作画面における第1操作の他の一例を示す画面図。
操作画面における第2操作の一例を示す画面図。
決定されたマスク領域の一例を示す操作画面の画面図。
マスク領域の投射画像を非表示にするマスク画像の一例を示す画像図。
第2制御部の処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る表示制御システム100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、表示制御システム100は、プロジェクター1と、パーソナルコンピューター2と、表示装置3と、を備える。
【0010】
プロジェクター1は、第1制御部150と、投射部110と、カメラ160と、を備える。
第1制御部150は、プロジェクター1の各部を制御する。第1制御部150は、第1プロセッサー150Aと、第1メモリー150Bとを備える。第1メモリー150Bは、第1制御プログラムPG1を記憶する。第1プロセッサー150Aは、第1メモリー150Bから第1制御プログラムPG1を読み出して実行することによって、プロジェクター1の各部を制御する。
プロジェクター1については、図2を参照して更に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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