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公開番号
2025127743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024634
出願日
2024-02-21
発明の名称
位置情報送信装置、位置情報送信方法、及びプログラム
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
H04M
11/04 20060101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】
位置情報送信装置の取り替えのための移行作業中に生じる位置情報の緊急情報受理機関への通知不能期間の短縮化を図ることができる位置情報送信装置を提供する。
【解決手段】
受信した緊急通報の緊急呼信号に基づいて特定の緊急通報受理機関を決定する受理機関決定部と、位置情報送信装置が特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別するネットワーク接続判別部と、位置情報送信装置が特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に緊急呼信号に基づいて通信端末についての位置情報を生成し、生成した位置情報を特定の緊急通報受理機関に向けて送信する位置情報生成送信部と、位置情報送信装置が特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置に緊急呼信号を送信させる指示部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
通信端末からの緊急通報の緊急呼信号の受信に応じて前記通信端末の位置情報を送信する位置情報送信装置であって、
前記緊急呼信号を受信する受信部と、
前記緊急呼信号に基づいて複数の緊急通報受理機関から特定の緊急通報受理機関を決定する受理機関決定部と、
前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別するネットワーク接続判別部と、
前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に前記緊急呼信号に基づいて前記通信端末についての位置情報を生成し、生成した前記位置情報を前記特定の緊急通報受理機関に向けて送信する位置情報生成送信部と、
前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置に前記緊急呼信号を送信させる指示部と、を備えることを特徴とする位置情報送信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記ネットワーク接続判別部は、前記位置情報送信装置が有するネットワーク端子に前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されているか否かに応じて前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
【請求項3】
前記別の位置情報送信装置に接続される外部接続端子を有し、
前記指示部は、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記緊急呼信号を前記外部接続端子から前記別の位置情報送信装置に向けて送信させることを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
【請求項4】
前記受信部は前記通信端末から中継装置を介して供給された前記緊急呼信号を受信し、
前記指示部は、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記中継装置に対して前記別の位置情報送信装置への前記緊急呼信号の送信を指示することを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
【請求項5】
前記指示部は、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に前記中継装置に対して前記位置情報生成送信部への前記緊急呼信号の送信を指示することを特徴とする請求項4記載の位置情報送信装置。
【請求項6】
前記受理機関決定部は、前記緊急呼信号の発信者番号と発信先番号とに基づいて前記特定の緊急通報受理機関を決定することを特徴とする請求項1記載の位置情報送信装置。
【請求項7】
前記ネットワーク接続判別部は、前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが前記ネットワーク接続端子に接続されているか否かの状態を管理する状態管理部を含むことを特徴とする請求項2記載の位置情報送信装置。
【請求項8】
前記ネットワーク接続判別部は、互いに独立した複数のネットワークのうちの前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが前記ネットワーク接続端子に接続されているか否かを判別することを特徴とする請求項2記載の位置情報送信装置。
【請求項9】
前記ネットワーク接続判別部は、前記ネットワーク接続端子に割り当てられたIPアドレスから前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークを判別することを特徴とする請求項7記載の位置情報送信装置。
【請求項10】
通信端末からの緊急通報の緊急呼信号の受信に応じて前記通信端末の位置情報を送信する位置情報送信装置の位置情報送信方法であって、
前記緊急呼信号を受信する受信ステップと、
前記緊急呼信号に基づいて複数の緊急通報受理機関から特定の緊急通報受理機関を決定する受理機関決定ステップと、
前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別するネットワーク接続判別ステップと、
前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に前記緊急呼信号に基づいて前記通信端末についての位置情報を生成し、生成した前記位置情報を前記特定の緊急通報受理機関に向けて送信する位置情報生成送信ステップと、
前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置に前記緊急呼信号を送信させる指示ステップと、を含むことを特徴とする位置情報送信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、緊急通報の緊急呼発信を行った通信端末の位置情報を緊急情報受理機関に送信する位置情報送信装置、位置情報送信方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
緊急時に緊急通報の通報者の発信位置についての位置情報を緊急情報受理機関に通知する緊急呼通報システムが既に知られている(例えば、特許文献1)。緊急呼通報システムにおいては、通報者がスマートフォン等の通信端末に対して緊急操作を行うと、通信端末から緊急通報として緊急呼信号が発信され、その緊急呼信号は例えば、通信事業者の無線電話回線及び基地局を介して位置情報送信装置に伝送され、位置情報送信装置は緊急呼信号に基づいて通信端末の位置情報を得てその位置情報をネットワークを介して緊急情報受理機関に通知することが行われる。位置情報は緊急情報受理機関の緊急受付者が通報者との通話において通報内容を確認する際に利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-216994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、緊急呼通報システムにおいて位置情報送信装置を新装置に取り替えることがある。今まで使用していた旧装置から新装置に取り替えのための移行作業では、旧装置のネットワーク接続端子からネットワークを一旦取り外し、それを新装置の対応するネットワーク接続端子に接続し直す必要がある。
【0005】
しかしながら、その移行作業中に緊急呼信号が発信された場合には緊急呼信号に応じて位置情報を緊急情報受理機関に通知することができない通知不能期間が生じるという課題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、このような課題に着目し、位置情報送信装置の旧装置から新装置への取り替えのための移行作業中に生じる位置情報の緊急情報受理機関への通知不能期間の短縮化を図ることができる位置情報送信装置、位置情報通報方法、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の位置情報送信装置は、通信端末からの緊急通報の緊急呼信号の受信に応じて前記通信端末の位置情報を送信する位置情報送信装置であって、前記緊急呼信号を受信する受信部と、前記緊急呼信号に基づいて複数の緊急通報受理機関から特定の緊急通報受理機関を決定する受理機関決定部と、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別するネットワーク接続判別部と、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に前記緊急呼信号に基づいて前記通信端末についての位置情報を生成し、生成した前記位置情報を前記特定の緊急通報受理機関に向けて送信する位置情報生成送信部と、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置に前記緊急呼信号を送信させる指示部と、を備えることを特徴としている。
【0008】
本発明の位置情報送信方法は、通信端末からの緊急通報の緊急呼信号の受信に応じて前記通信端末の位置情報を送信する位置情報送信装置の位置情報送信方法であって、前記緊急呼信号を受信する受信ステップと、前記緊急呼信号に基づいて複数の緊急通報受理機関から特定の緊急通報受理機関を決定する受理機関決定ステップと、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別するネットワーク接続判別ステップと、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に前記緊急呼信号に基づいて前記通信端末についての位置情報を生成し、生成した前記位置情報を前記特定の緊急通報受理機関に向けて送信する位置情報生成送信ステップと、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置に前記緊急呼信号を送信させる指示ステップと、を含むことを特徴としている。
【0009】
本発明のプログラムは、通信端末からの緊急通報の緊急呼信号の受信に応じて前記通信端末の位置情報を送信する位置情報送信装置の位置情報送信方法のためのプログラムであって、コンピュータに、前記緊急呼信号を受信する受信ステップと、前記緊急呼信号に基づいて複数の緊急通報受理機関から特定の緊急通報受理機関を決定する受理機関決定ステップと、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されているか否かを判別するネットワーク接続判別ステップと、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されている場合に前記緊急呼信号に基づいて前記通信端末についての位置情報を生成し、生成した前記位置情報を前記特定の緊急通報受理機関に向けて送信する位置情報生成送信ステップと、前記位置情報送信装置が前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークに接続されていない場合に前記特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置に前記緊急呼信号を送信させる指示ステップと、を実行させることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の位置情報送信装置、位置情報送信方法、及びコンピュータによれば、特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが本位置情報送信装置に接続されているか否かを判別し、特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されていない場合に特定の緊急通報受理機関に至るネットワークが接続されている別の位置情報送信装置へ緊急呼信号を送信させるので、位置情報送信装置の旧装置から新装置への取り替えのための移行作業中に通信端末から緊急呼信号が発信された場合であっても位置情報の特定の緊急情報受理機関への通知不能期間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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