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公開番号
2025127018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023483
出願日
2024-02-20
発明の名称
線材保持具
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
G02B
6/46 20060101AFI20250825BHJP(光学)
要約
【課題】線材保持部材の部品点数を削減することができる線材保持具を提供する。
【解決手段】線材を保持する線材保持具は、1の方向に延在する固定面に固定され且つ連続気泡合成樹脂発泡体からなる保持ベース部と、保持ベース部に設けられ、線材の一部を挟持して1の方向に沿って保持するスリットと、を有する。スリットが固定面に対して斜めに設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
線材を保持する線材保持具であって
1の方向に延在する固定面に固定され且つ連続気泡合成樹脂発泡体からなる保持ベース部と、
前記保持ベース部に設けられ、前記線材の一部を挟持して前記1の方向に沿って保持するスリットと、を有し、
前記スリットが前記固定面に対して斜めに設けられていることを特徴とする線材保持具。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記スリットは前記線材の一部の伸長方向に垂直な断面で曲線をなす曲面のスリット面を有することを特徴とする請求項1に記載の線材保持具。
【請求項3】
前記スリットは前記線材の前記一部の伸長方向に非平行に接触する接触面を少なくとも1つ有するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の線材保持具。
【請求項4】
前記固定面は筐体の内壁面であることを特徴とする請求項1に記載の線材保持具。
【請求項5】
前記保持ベース部は、少なくとも二つが前記筐体に固定され、それぞれのスリット面が互いに交差して広がるように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の線材保持具。
【請求項6】
前記保持ベース部は長方体であることを特徴とする請求項1に記載の線材保持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器の配線等の線材を保持する線材保持具に関し、特に、線材である光ファイバーケーブルのような振動や衝撃等の外力による機能への影響が大きいケーブルの線材保持具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、インターネット回線等で利用される光ファイバーケーブルはガラス素材でできており、表面に傷が発生するとケーブル強度が低下するため、機械的な外力による疲労破壊が発生しないような配線固定構造が必要となる。
【0003】
また、特許文献1には、本復旧まで長期間放置しておいても一部損傷したクロージャを保護することができる緊急復旧用クロージャが記載されている。当該緊急復旧用クロージャは、線材保持具としてスポンジ部材を使用することで光ファイバーケーブルの損傷を防ぎ、かつ、配線ルートの確保を実現している線材保持構造を具備している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-176122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記構成の装置では従来のスポンジ部材による光ファイバーケーブルの配線では、振動等による外力によって鉛直方向にケーブルが動く際に、ケーブルがスポンジ部材から飛び出さないように鉛直上方向から抑え込むためのスポンジ部材と鉛直下方向から抑え込む上下カバーの一対のスポンジ部材、計2対のスポンジ部材が必要となるためケーブルに対して4つのスポンジ部材が必要となる。そのため部材コストも高くなり、スポンジ部材を4つ搭載するためのスペースも必要となるという課題があった。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、線材保持部材の部品点数を削減することができる線材保持具を提供することを目的の一例とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の線材保持具は、線材を保持する線材保持具であって
1の方向に延在する固定面に固定され且つ連続気泡合成樹脂発泡体からなる保持ベース部と、
前記保持ベース部に設けられ、前記線材の一部を挟持して前記1の方向に沿って保持するスリットと、を有し、
前記スリットが前記固定面に対して斜めに設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、前記固定面に対して斜めに設けられている前記スリットを有する連続気泡合成樹脂発泡体の保持ベース部(スポンジ部材)を、線材のケーブルの布線固定に利用することで布線固定機能を確保し、かつ、従来より少ない部材点数でケーブルへの負荷を軽減させる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明による第1の実施例の線材保持具の一例を示す概略斜視図である。
第1の実施例の線材保持具の利用例を示す概略斜視図である。
第1の実施例の変形例の線材保持具を示す、スリットにより挟持された線材のケーブルの伸長方向に垂直な面で切断されたスポンジ部材の概略断面図である。
第2の実施例の線材保持具を示す、スリットにより挟持された線材のケーブルの伸長方向に平行な面で切断されたスポンジ部材の概略断面図である。
第3の実施例の線材保持具を示す、各々がスリットを有する複数のスポンジ部材により挟持され保持された線材のケーブルを内部に収容するクロージャの筐体内部の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例の線材保持具について説明する。なお、実施例において、実質的に同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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