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公開番号
2025126615
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022937
出願日
2024-02-19
発明の名称
水性分散体、中空粒子、および水性分散体の製造方法
出願人
ユニチカ株式会社
代理人
主分類
C08L
71/12 20060101AFI20250822BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】酸変性ポリフェニレンエーテルからなり、軽量で割れにくい中空粒子を含有する水性分散体を提供する。
【解決手段】酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂からなり、シェル部と中空部とを有する中空粒子、および媒体とを含有する水性分散体である。酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂が、スルホ基、カルボキシ基、カルボン酸無水物基、リン酸基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基で酸変性されたポリフェニレンエーテル樹脂である。上記の媒体が塩基性化合物を含有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂からなり、シェル部と中空部とを有する中空粒子、および水性媒体を含有する水性分散体であって、酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂が、スルホ基、カルボキシ基、カルボン酸無水物基、リン酸基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基で酸変性されたポリフェニレンエーテル樹脂であり、水性媒体が塩基性化合物を含有する、水性分散体。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂の酸価が0.5~80mgKOH/gである、請求項1に記載の水性分散体。
【請求項3】
塩基性化合物が、アンモニアまたは沸点が250℃以下の有機アミン化合物である、請求項1または2に記載の水性分散体。
【請求項4】
中空粒子の体積平均粒子径が10~5,000nmである、請求項1または2に記載の水性分散体。
【請求項5】
請求項1または2に記載の水性分散体から水性媒体を除去してなる、中空粒子。
【請求項6】
請求項1または2に記載の水性分散体を製造する方法であって、以下の工程(I)、(II)を含む、製造方法。
(I)酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂を、塩基性化合物および水性媒体と混合し、さらに70℃以上の加熱条件下で撹拌することにより、酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂を水性分散体化する工程。
(II)上記(I)で得られた酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂の水性分散体に、35℃以下の水を一括で添加する工程であって、水を添加する前の酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂の水性分散体の温度が40℃以上である。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中空粒子を含有する水性分散体、中空粒子、および水性分散体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
粒子内部に空隙を有する中空粒子は、低誘電特性、断熱性、低屈折率性等に優れており、種々開発されている。中空粒子として、従来、ガラスや金属酸化物等の無機物からなるものが用いられていたが、無機物は、密度が高く、軽量性が求められる用途の粒子には不適であるという問題があった。
【0003】
このような背景から、近年では、有機高分子からなる中空粒子の検討がなされている。例えば、特許文献1には、フッ素原子を有する樹脂を含有する中空粒子が開示されている。しかし、フッ素成分は、環境および人体にとって有毒であり、さらに軽量性に劣ることから、フッ素成分を含有しない中空粒子が求められていた。
【0004】
このような状況から、特許文献2および3においては、非フッ素系の樹脂成分からなる中空粒子が提案されている。しかし、これらの文献に記載の中空粒子は、架橋性モノマーを共重合することで高分子量化した樹脂成分からなることで、柔軟性に劣り、脆く割れやすいという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-213366号公報
特開2023-072023号公報
特開2023-021971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、これらの問題に鑑み、フッ素成分を含有せず、軽量な樹脂成分から構成され、柔軟で割れにくい中空粒子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記課題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、架橋性モノマーの共重合に依らない手法によって、割れにくい中空粒子を含有する水性分散体を得ることができることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明の要旨は、次のとおりである。
【0008】
(1)酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂からなり、シェル部と中空部とを有する中空粒子、および水性媒体を含有する水性分散体であって、酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂が、スルホ基、カルボキシ基、カルボン酸無水物基、リン酸基からなる群から選択される少なくとも1種の官能基で酸変性されたポリフェニレンエーテル樹脂であり、水性媒体が塩基性化合物を含有する、水性分散体。
(2)酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂の酸価が0.5~80mgKOH/gである、(1)の水性分散体。
(3)塩基性化合物が、アンモニアまたは沸点が250℃以下の有機アミン化合物である、(1)または(2)の水性分散体。
(4)中空粒子の体積平均粒子径が10~5,000nmである、(1)~(3)のいずれかの水性分散体。
(5)(1)~(4)のいずれかの水性分散体から水性媒体を除去してなる、中空粒子。
(6)(1)~(4)のいずれかの水性分散体を製造する方法であって、以下の工程(I)、(II)を含む、製造方法。
(I)酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂を、塩基性化合物および水性媒体と混合し、さらに70℃以上の加熱条件下で撹拌することにより、酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂を水性分散体化する工程。
(II)上記(I)で得られた酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂の水性分散体に、35℃以下の水を一括で添加する工程であって、水を添加する前の酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂の水性分散体の温度が40℃以上である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂からなり、軽量で割れにくい中空粒子を含有する、水性分散体を得ることができる。また、本発明の水性分散体から媒体を取り除くことにより、割れにくく、中空部が維持された酸変性ポリフェニレンエーテル樹脂からなる中空粒子を、容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例2で得られた水性分散体に含有される、中空粒子の断面構造を示す図である。
本発明の実施例3で得られた水性分散体に含有される、中空粒子の断面構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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