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公開番号
2025126137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2025012388
出願日
2025-01-28
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法、制御プログラム、記録媒体
出願人
三洋化成工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G06F
16/906 20190101AFI20250821BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対象者が所望するコーヒー飲料の風味から、その風味のコーヒー飲料を抽出可能なコーヒー豆を特定する。
【解決手段】情報処理システム(100)は、匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置(30)から、対象コーヒー豆の匂いに対応する対象測定信号を取得する取得部(61)と、取得した前記対象測定信号から、推定モデルを用いて、前記対象コーヒー豆に対応する対象識別情報を推定する推定部(62)と、を備え、前記推定モデルは、標本コーヒー豆の匂いに対応する標本測定信号を説明変数に含み、前記標本コーヒー豆に対応する標本識別情報を目的変数に含む教師データを用いた機械学習によって生成されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から、対象コーヒー豆の匂いに対応する対象測定信号を取得する取得部と、
取得した前記対象測定信号から、推定モデルを用いて、前記対象コーヒー豆に対応する対象識別情報を推定する推定部と、を備え、
前記推定モデルは、標本コーヒー豆の匂いに対応する標本測定信号を説明変数に含み、前記標本コーヒー豆に対応する標本識別情報を目的変数に含む教師データを用いた機械学習によって生成されている、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記対象識別情報および前記標本識別情報はそれぞれ、前記対象コーヒー豆および前記標本コーヒー豆の産地、銘柄、および焙煎度合いの少なくともいずれかを示す情報を含む、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記対象コーヒー豆および前記標本コーヒー豆は、粉末状の豆、または粉砕していない豆の状態である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記対象コーヒー豆および前記標本コーヒー豆は、焙煎されたコーヒー豆である、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から出力された、互いに識別情報が異なる複数のコーヒー豆の匂いに対応する複数の測定信号に基づいて、前記複数のコーヒー豆を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得部と、
前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の基準コーヒー豆のそれぞれについて、前記基準コーヒー豆から抽出されたコーヒー飲料の風味に対する対象者の評価と、当該コーヒー飲料を抽出するために用いた前記基準コーヒー豆に対応する前記識別情報と、が対応付けられている対象者情報を取得する第2取得部と、
前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味のコーヒー飲料を抽出可能な推奨コーヒー豆を前記複数の基準コーヒー豆の中から特定する特定部と、を備える、
情報処理システム。
【請求項6】
前記複数の基準コーヒー豆のそれぞれは、互いに異なる前記群に分類されるコーヒー豆である、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記対象者情報は、
前記基準コーヒー豆から抽出された前記コーヒー飲料に接した前記対象者からの、前記コーヒー飲料の風味に対する評価に関する所定の質問に対する回答に基づく情報である、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記識別情報は、前記基準コーヒー豆および前記複数のコーヒー豆の各々の産地、銘柄、および焙煎度合いの少なくともいずれかを示す情報を含む、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記基準コーヒー豆および前記複数のコーヒー豆は、粉末状の豆、または粉砕していない豆の状態である、
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記基準コーヒー豆および前記複数のコーヒー豆は、焙煎されたコーヒー豆である、請求項5に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法などに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、特定の対象における匂いに基づいて、対象の評価を行う装置が開発されている。例えば、特許文献1には、製鉄工場において想定される臭気発生源から採取される臭気であるコークス臭およびタール臭を基準臭気とし、製鉄工場等における未知臭気の発生源および原因を特定するにおい特定装置が記載されている。
【0003】
ところで、従来の技術では、消費者のコーヒー飲料の風味の嗜好から、消費者の嗜好と合ったコーヒー豆を特定することは困難である。そのため、コーヒー豆を販売する店舗では、例えばコーヒー豆を直接客に手渡したり、コーヒー豆から実際に抽出されたコーヒー飲料を客に試飲させたり、コーヒー飲料の匂いおよび味などの特徴に関する説明が行われたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-017467号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ガスクロマトグラフィーなどの専門的な機器を用いれば、コーヒー飲料に含まれる成分を特定することは可能である。しかし、このような分析結果と、消費者の嗜好とが必ずしも一致するとは限らない。
【0006】
本発明の一態様は、対象者が所望するコーヒー飲料の風味から、その風味のコーヒー飲料を抽出可能なコーヒー豆を特定できる、情報処理システム、および情報処理方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から、対象コーヒー豆の匂いに対応する対象測定信号を取得する取得部と、取得した前記対象測定信号から、推定モデルを用いて、前記対象コーヒー豆に対応する対象識別情報を推定する推定部と、を備え、前記推定モデルは、標本コーヒー豆の匂いに対応する標本測定信号を説明変数に含み、前記標本コーヒー豆に対応する標本識別情報を目的変数に含む教師データを用いた機械学習によって生成されている。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から、対象コーヒー豆の匂いに対応する対象測定信号を取得する取得ステップと、コンピュータが、取得した前記対象測定信号から、推定モデルを用いて、前記対象コーヒー豆に対応する対象識別情報を推定する推定ステップと、を含み、前記推定モデルは、標本コーヒー豆の匂いに対応する標本測定信号を説明変数に含み、前記標本コーヒー豆に対応する標本識別情報を目的変数に含む教師データを用いた機械学習によって生成されている。
【0009】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から出力された、互いに識別情報が異なる複数のコーヒー豆の匂いに対応する複数の測定信号に基づいて、前記複数のコーヒー豆を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得部と、前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の基準コーヒー豆のそれぞれについて、前記基準コーヒー豆から抽出されたコーヒー飲料の風味に対する対象者の評価と、当該コーヒー飲料を抽出するために用いた前記基準コーヒー豆に対応する前記識別情報と、が対応付けられている対象者情報を取得する第2取得部と、前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味のコーヒー飲料を抽出可能な推奨コーヒー豆を前記複数の基準コーヒー豆の中から特定する特定部と、を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、互いに識別情報が異なる複数のコーヒー豆の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から取得された測定信号に基づいて、前記複数のコーヒー豆を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得ステップと、コンピュータが、前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の基準コーヒー豆のそれぞれから抽出されたコーヒー飲料の風味に対する対象者の評価と、前記コーヒー飲料を抽出するために用いた前記基準コーヒー豆の前記識別情報とが対応付けられている対象者情報を取得する第2取得ステップと、コンピュータが、前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味のコーヒー飲料を抽出可能なコーヒー豆を前記複数のコーヒー豆の中から特定する特定ステップと、を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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