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公開番号
2025125772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021927
出願日
2024-02-16
発明の名称
ダンプトラック
出願人
新明和工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60P
1/26 20060101AFI20250821BHJP(車両一般)
要約
【課題】作業者がピンを収納部に収納しやすい下部ヒンジを有するダンプトラックを提供する。
【解決手段】ダンプトラック1は、テールゲート9の下部およびテールパネル8に設けられ、テールゲート9を荷台に対して回転可能に接続する下部ヒンジ30を備えている。下部ヒンジ30は、左右に開いた第1ピン孔31aが形成され、テールゲート9の下部から下方に延びる左右一対の第1ブラケット31と、左右に開いた第2ピン孔32aが形成され、テールパネル8の後部に接続された左右一対の第2ブラケット32と、第1ピン孔31aよりも上方の位置で第1ブラケット31に接続され、左右に延びる筒状の収納部33と、第1ピン孔31aおよび第2ピン孔32aに挿抜自在に構成されるとともに、収納部33に挿抜自在に構成されたピン34とを備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車台と、
前記車台の上部に配置され、テールパネルを有する荷台と、
前記荷台の後部に設けられ、少なくとも一部が前記テールパネルの上方に位置するテールゲートと、
前記テールゲートの上部に設けられ、前記テールゲートを前記荷台に対して回転可能に係止させる上部ヒンジと、
前記テールゲートの下部および前記テールパネルに設けられ、前記テールゲートを前記荷台に対して回転可能に係止させる下部ヒンジと、を備え、
前記下部ヒンジは、
左右に開いた第1ピン孔が形成され、前記テールゲートの下部から下方に延びる左右一対の第1ブラケットと、
左右に開いた第2ピン孔が形成され、前記テールパネルの後部に接続された左右一対の第2ブラケットと、
前記第1ピン孔よりも上方の位置で前記第1ブラケットに接続され、左右に延びる筒状の収納部と、
前記第1ピン孔および前記第2ピン孔に挿抜自在に構成されるとともに、前記収納部に挿抜自在に構成されたピンと、
を備え、
前記テールゲートは、前記ピンが前記収納部に挿入されている際は、前記上部ヒンジにより下方から上方へと回転できるとともに、前記ピンが前記第1ピン孔および前記第2ピン孔に挿入されている際は、前記ピンを回転軸として上方から下方へと回転できるように構成されている、ダンプトラック。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記収納部が前記テールゲートから10mm以上かつ50mm以下の距離だけ下方に離隔するように配置されている、請求項1に記載のダンプトラック。
【請求項3】
前記第1ブラケットの上面の外周のうち前後方向に延びる部分が前記テールゲートの下部に溶接されている、請求項1に記載のダンプトラック。
【請求項4】
前記第1ブラケットの上部が前記テールゲートの下部と全周溶接されている、請求項3に記載のダンプトラック。
【請求項5】
前記収納部の内径が前記ピンの直径の1.05倍以上かつ1.1倍以下である、請求項1に記載のダンプトラック。
【請求項6】
前記荷台の後方を撮像する撮像装置を備えている、請求項1に記載のダンプトラック。
【請求項7】
前記撮像装置が前記テールパネルの車幅方向における中央部に取り付けられ、
前記下部ヒンジが前記撮像装置よりも車幅方向外側に配置されている、請求項6に記載のダンプトラック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダンプトラックに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のように、上開きおよび下開きが可能なテールゲートを荷台の後部に有するダンプトラックが知られている。ここで、下開きとは、テールゲートの上部を中心にして、テールゲートが下方から上方に回動することである。上開きとは、テールゲートの下部を中心にして、テールゲートが上方から下方に回動することである。
【0003】
上記のような上開きおよび下開きの両方を行うことができるテールゲートを有するダンプトラックには、下開きをロックし、上開き時にテールゲートを回動可能に支持する下部ヒンジが備えられている。特許文献1には、テールゲートの下端部に固定された第1ブラケットと、荷台の後下端部から下方に延びるテールパネルに固定された第2ブラケットとを備えた下部ヒンジが示されている。第1ブラケットおよび第2ブラケットの各々には、左右に開いたピン孔が形成されている。この下部ヒンジでは、第1ブラケットと第2ブラケットとを左右に重ね合わせ、各々のブラケットに形成されたピン孔にピンを挿入することにより、テールゲートの下開きをロックする。
【0004】
荷台に積載された土砂の排出作業等を行うために、下開きのロックが解除されるときには、ピンはピン孔から引き抜かれる。引き抜かれたピンが紛失することを防止するため、ピンはチェーンでテールパネルに取り付けられている。ピンをチェーンにぶら下がった状態で放置すると、ピンが揺れることによって灯火類等の車両部品と衝突し、車両部品を破損させる恐れがある。そこで、下部ヒンジには、下開きのロック解除時にピンを収納する収納部が設けられることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-36113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、収納部はテールパネルの裏側(前方側)に取り付けられていることが多かった。しかし、テールパネルの裏側は、作業者にとって作業を行いにくい位置である。
【0007】
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者がピンを収納部に収納しやすい下部ヒンジを有するダンプトラックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るダンプトラックは、車台と、前記車台の上部に配置され、テールパネルを有する荷台と、前記荷台の後部に設けられ、少なくとも一部が前記テールパネルの上方に位置するテールゲートと、前記テールゲートの上部に設けられ、前記テールゲートを前記荷台に対して回転可能に係止させる上部ヒンジと、前記テールゲートの下部および前記テールパネルに設けられ、前記テールゲートを前記荷台に対して回転可能に係止させる下部ヒンジとを備えている。前記下部ヒンジは、左右に開いた第1ピン孔が形成され、前記テールゲートの下部から下方に延びる左右一対の第1ブラケットと、左右に開いた第2ピン孔が形成され、前記テールパネルの後部に接続された左右一対の第2ブラケットと、前記第1ピン孔よりも上方の位置で前記第1ブラケットに接続され、左右に延びる筒状の収納部と、前記第1ピン孔および前記第2ピン孔に挿抜自在に構成されるとともに、前記収納部に挿抜自在に構成されたピンとを備えている。前記テールゲートは、前記ピンが前記収納部に挿入されている際は、前記上部ヒンジにより下方から上方へと回転できるとともに、前記ピンが前記第1ピン孔および前記第2ピン孔に挿入されている際は、前記ピンを回転軸として上方から下方へと回転できるように構成されている。
【0009】
上記構成によれば、収納部は作業者にとって作業しやすい位置に設けられている。これにより、下開きのロックを解除する際、作業者はピンを第1ピン孔および第2ピン孔から引き抜き、ピンを収納部に挿入する作業を行いやすい。同様に、下開きのロックを行う際、作業者はピンを収納部から引き抜き、ピンを第1ピン孔および第2ピン孔に挿入する作業を行いやすい。
【0010】
好ましい一態様によれば、前記収納部が前記テールゲートから10mm以上かつ50mm以下の距離だけ下方に離隔するように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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