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公開番号
2025123490
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025105245,2021200469
出願日
2025-06-23,2021-12-10
発明の名称
浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
D06F
58/10 20060101AFI20250815BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】乾燥運転の終了処理への移行を精度良く判断できる浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法を提供する。
【解決手段】制御部C1は乾燥運転の実行中に、主変数(Hmax-H)が所定の主閾値G1に到達したか否かを判断する主判断処理S103と、副変数(H_jdg)について、現在絶対湿度Hと副変数(H_jdg)との差の絶対値が所定の副閾値G2よりも大きい場合に現在絶対湿度Hを副変数(H_jdg)として更新すると定義し、副変数(H_jdg)が所定時間T1以上更新されないか否かを判断する副判断処理S111~S113と、を実行し、主判断処理S103で主変数(Hmax-H)が主閾値G1に到達したと判断した場合、又は、副判断処理S111~S113で副変数(H_jdg)が所定時間T1以上更新されないと判断した場合、終了処理S105~S107に移行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
浴室内の空気を循環させつつ加熱して前記浴室の暖房を行う暖房ユニットと、
前記浴室内の空気を外部に排出して前記浴室の換気を行う換気ユニットと、
前記浴室内の絶対湿度を検出する湿度検出手段と、
前記湿度検出手段から現在の前記絶対湿度である現在絶対湿度を常時取得し、前記暖房ユニットからの暖房と、前記換気ユニットからの換気と、を制御して前記浴室内で衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、
を備えた浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法であって、
前記換気ユニットは、前記浴室暖房乾燥機の一部、又は前記浴室暖房乾燥機の外部に設けられ、
前記制御部は、前記乾燥運転の実行中において、
主変数について、少なくとも前記現在絶対湿度に基づいて決定され、前記衣類の乾燥進行度を反映する値と定義し、前記主変数が所定の主閾値に到達したか否かを判断する主判断処理と、
副変数について、前記現在絶対湿度と前記副変数との差の絶対値が所定の副閾値よりも大きい場合に前記現在絶対湿度を前記副変数として更新すると定義し、前記副変数が所定時間以上更新されないか否かを判断する副判断処理と、を実行し、
前記主判断処理で前記主変数が前記主閾値に到達したと判断した場合、又は、前記副判断処理で前記副変数が前記所定時間以上更新されないと判断した場合、前記乾燥運転を終了する終了処理に移行するように構成され、
前記制御部は、
前記主判断処理において、前記主変数について、前記現在絶対湿度であると定義し、前記主変数が前記主閾値以下になったか否かを判断し、
前記湿度検出手段は、前記浴室内の温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタと、前記浴室内の相対湿度を検出する相対湿度センサと、を用いて前記絶対湿度を検出し、
前記制御部は、前記副判断処理で前記副変数が前記所定時間以上更新されないと判断した場合において、前記相対湿度センサが検出する現在の前記相対湿度が所定の相対湿度閾値以下となったときに、前記終了処理に移行するように構成され、
最初の前記副変数は、最初に取得された前記現在絶対湿度であることを特徴とする浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法。
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【請求項2】
前記制御部は、
前記乾燥運転の実行中において、前記浴室内の温度が所定の待機開始温度まで上昇すれば前記暖房ユニットを停止させる高温待機に入り、前記温度が所定の待機終了温度まで下降すれば前記暖房ユニットの作動を再開して前記高温待機から抜ける高温待機制御を実行し、
前記高温待機から抜けて再び前記高温待機に入るまでの期間において最低の前記絶対湿度である最低絶対湿度を取得し、
さらに、前記制御部は、
特定変数について、前記最低絶対湿度と前記特定変数との差の絶対値が所定の特定閾値よりも大きい場合に前記最低絶対湿度を前記特定変数として更新すると定義し、前記特定変数が所定回数連続して更新されないか否かを判断する特定判断処理を実行し、
前記特定判断処理で前記特定変数が前記所定回数連続して更新されないと判断した場合、前記終了処理に移行するように構成され、
最初の前記特定変数は、最初に取得された前記最低絶対湿度である請求項1記載の浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法。
【請求項3】
浴室内の空気を循環させつつ加熱して前記浴室の暖房を行う暖房ユニットと、
前記浴室内の空気を外部に排出して前記浴室の換気を行う換気ユニットと、
前記浴室内の絶対湿度を検出する湿度検出手段と、
前記湿度検出手段から現在の前記絶対湿度である現在絶対湿度を常時取得し、前記暖房ユニットからの暖房と、前記換気ユニットからの換気と、を制御して前記浴室内で衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する制御部と、
を備えた浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法であって、
前記換気ユニットは、前記浴室暖房乾燥機の一部、又は前記浴室暖房乾燥機の外部に設けられ、
前記制御部は、前記乾燥運転の実行中において、
主変数について、少なくとも前記現在絶対湿度に基づいて決定され、前記衣類の乾燥進行度を反映する値と定義し、前記主変数が所定の主閾値に到達したか否かを判断する主判断処理と、
副変数について、前記現在絶対湿度と前記副変数との差の絶対値が所定の副閾値よりも大きい場合に前記現在絶対湿度を前記副変数として更新すると定義し、前記副変数が所定時間以上更新されないか否かを判断する副判断処理と、を実行し、
前記主判断処理で前記主変数が前記主閾値に到達したと判断した場合、又は、前記副判断処理で前記副変数が前記所定時間以上更新されないと判断した場合、前記乾燥運転を終了する終了処理に移行するように構成され、
前記制御部は、
前記主判断処理において、前記主変数について、前記現在絶対湿度であると定義し、前記主変数が前記主閾値以下になったか否かを判断し、
前記制御部は、
前記乾燥運転の実行中において、前記浴室内の温度が所定の待機開始温度まで上昇すれば前記暖房ユニットを停止させる高温待機に入り、前記温度が所定の待機終了温度まで下降すれば前記暖房ユニットの作動を再開して前記高温待機から抜ける高温待機制御を実行し、
前記高温待機から抜けて再び前記高温待機に入るまでの期間において最低の前記絶対湿度である最低絶対湿度を取得し、
さらに、前記制御部は、
特定変数について、前記最低絶対湿度と前記特定変数との差の絶対値が所定の特定閾値よりも大きい場合に前記最低絶対湿度を前記特定変数として更新すると定義し、前記特定変数が所定回数連続して更新されないか否かを判断する特定判断処理を実行し、
前記特定判断処理で前記特定変数が前記所定回数連続して更新されないと判断した場合、前記終了処理に移行するように構成され、
最初の前記副変数は、最初に取得された前記現在絶対湿度であり、
最初の前記特定変数は、最初に取得された前記最低絶対湿度であることを特徴とする浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法。
【請求項4】
前記湿度検出手段は、前記浴室内の前記温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタと、前記浴室内の相対湿度を検出する相対湿度センサと、を用いて前記絶対湿度を検出し、
前記制御部は、前記特定判断処理で前記特定変数が前記所定回数連続して更新されないと判断した場合において、前記相対湿度センサが検出する現在の前記相対湿度が所定の相対湿度閾値以下となったときに、前記終了処理に移行するように構成されている請求項2又は3記載の浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法の一例が開示されている。この乾燥運転制御方法において、浴室暖房乾燥機は、暖房ユニット、換気ユニット、湿度検出手段及び制御部を備えている。
【0003】
暖房ユニットは、浴室内の空気を循環させつつ加熱して浴室の暖房を行う。換気ユニットは、浴室内の空気を外部に排出して浴室の換気を行う。湿度検出手段は、浴室内の絶対湿度を検出する。制御部は、湿度検出手段から現在の絶対湿度である現在絶対湿度を常時取得し、暖房ユニットからの暖房と、換気ユニットからの換気と、を制御して浴室内で衣類を乾燥させる乾燥運転を実行する。
【0004】
換気ユニットは、浴室暖房乾燥機の一部に設けられている。換気ユニットは、浴室暖房乾燥機の外部に設けられる場合がある。この場合の換気ユニットの具体例としては、家屋に設けられた換気設備が浴室の換気も行う構成や、浴室暖房乾燥機に接続されたダクトに換気ユニットが設けられる中間ダクトファン等の構成が挙げられる。
【0005】
制御部は、乾燥運転の実行中において、特許文献1の図3のSTEP18により、衣類の乾燥進行度を反映する値である現在絶対湿度が減少して所定の乾燥判定値以下になったか否かを判断し、「YES」の場合にその図3のSTEP19~20による乾燥運転の終了処理に移行する。
【0006】
また、制御部は、その図3のSTEP17により、最高絶対湿度及び最低絶対湿度が更新されない時間が所定時間以上になったか否かを判断し、「YES」の場合に上述した終了処理に移行することで、終了処理への移行が遅れる不具合、所謂「遅切れ」を抑制するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-172693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上記従来の乾燥運転制御方法では、換気ユニットの設置状態が様々であり、乾燥運転の実行中において、例えば換気ユニットが浴室以外の部屋の換気も同時に行っているときや、浴室以外の部屋の換気風量が変更されたときに、浴室の換気風量が変わる場合がある。
【0009】
そして、衣類の乾燥が進行して現在絶対湿度が下降しているときに浴室の換気風量が変わると、現在絶対湿度の低下が止まったり、現在絶対湿度が上昇したりして、現在絶対湿度の変化の傾向が衣類の乾燥進行度と整合しなくなる。
【0010】
その結果、制御部は、実際には衣類の乾燥進行度が充分でないにも関わらず、上記特許文献1の図3のSTEP17で、最高絶対湿度及び最低絶対湿度が更新されない時間が所定時間以上になったことにより、衣類の乾燥進行度が充分であると誤判断し、乾燥運転の終了処理に移行してしまうおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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