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公開番号2025122759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018379
出願日2024-02-09
発明の名称結束機
出願人マックス株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類E04G 21/12 20060101AFI20250815BHJP(建築物)
要約【課題】カール形成部を強固に保持できるようにした鉄筋結束機を提供する。
【解決手段】鉄筋結束機1Aは、ワイヤWを鉄筋Sの周囲に巻き回す環状送り経路を構成するカール形成部5と、鉄筋Sが突き当てられると共に、カール形成部5を支持する先端ガイド部9Lを備え、カール形成部5は、ワイヤWに巻き癖をつけるアーム部50と、アーム部50で巻き癖を付けられたワイヤWを誘導するカールガイド部51を備え、先端ガイド部9Lは、鉄筋Sが突き当てられる突き当て部9Laと、アーム部50に支持されるアーム支持部90Lと、カールガイド部51に支持されるカールガイド支持部91Lと、本体部10に支持される本体支持部92Lを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤを結束物の周囲に巻き回す結束機において、
本体部と、
前記本体部に取付けられ前記ワイヤに巻き癖をつけるアーム部と、
前記本体部に取付けられ前記アーム部で巻き癖をつけられたワイヤを結束部に誘導するカールガイド部と、を有し、
前記アーム部と、前記カールガイド部との間の相対変位を規制する規制手段を備えた結束機。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記規制手段は、前記本体部と前記アーム部と前記カールガイド部とは異なる部材である
請求項1に記載の結束機。
【請求項3】
前記規制手段は、前記アーム部と、前記カールガイド部と、前記本体部との間の相対変位を規制する
請求項1に記載の結束機。
【請求項4】
ワイヤを結束物の周囲に巻き回す結束機において、
本体部と、
前記本体部に取付けられ前記ワイヤに巻き癖をつけるアーム部と、
前記本体部に取付けられるカールガイド部と、を有し、
前記本体部と、前記アーム部と前記カールガイド部の少なくとも一方を、支持する支持部材とを備えた
結束機。
【請求項5】
前記支持部材により前記アーム部と、前記カールガイド部がそれぞれ前記本体部に支持される
請求項4に記載の結束機。
【請求項6】
前記支持部材により前記アーム部と、前記カールガイド部と、前記本体部と、が支持される
請求項5に記載の結束機。
【請求項7】
前記支持部材は、屈曲部を備えた
請求項4に記載の結束機。
【請求項8】
前記支持部材は、前記アーム部よりも前記カールガイド部に向かって、または/あるいは、前記カールガイド部よりも前記アーム部に向かって突出する当接部を備えた
請求項4に記載の結束機。
【請求項9】
前記支持部材は、前記本体部と前記アーム部または/あるいは前記カールガイド部との支持箇所を基端として延伸し、前記基端から前記アーム部または/あるいは前記カールガイド部の延伸方向である先端に向けて細くなる
請求項4に記載の結束機。
【請求項10】
前記支持部材は、前記本体部と前記アーム部または/あるいは前記カールガイド部との支持箇所を基端として延伸し、前記基端から前記アーム部または/あるいは前記カールガイド部の延伸方向である先端を備え、前記基端が前記先端より太い
請求項4に記載の結束機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
鉄筋等の結束物をワイヤで結束する結束機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリート建造物には強度を向上させるために鉄筋が使用されており、コンクリート打設時に鉄筋が所定の位置からずれないように、ワイヤで結束している。
【0003】
従来から、2本以上の鉄筋にワイヤを巻き、鉄筋に巻いたワイヤを捩じって当該2本以上の鉄筋をワイヤで結束する鉄筋結束機と称す結束機が提案されている。
【0004】
ワイヤで結束される鉄筋の径が大きくなると、鉄筋の周囲に環状に巻き回されるワイヤの送り経路の径を大きくする必要がある。そこで、環状に巻き回されるワイヤの送り経路の径が大きくなっても、ワイヤを結束部に確実に誘導できるようにした鉄筋結束機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7302302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
環状となるワイヤの送り経路の径を大きくするためには、ワイヤに巻き癖をつけるカール形成部の径を、従来より大きくする必要があるが、径を大きくし、結束の安定性を保つためには、従来よりもカール形成部の先端部が長くなってしまう。しかし、カール形成部の長さが長くなると、カール形成部間の位置がずれる可能性が高まり、また、落下や衝突などによりカール形成部に加わる力が大きくなる。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、カール形成部を強固に保持できるようにした結束機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため、本発明は、ワイヤを結束物の周囲に巻き回す結束機において、本体部と、本体部に取り付けられワイヤに巻き癖をつけるアーム部と、本体部に取り付けられアーム部で巻き癖をつけられたワイヤを結束部に誘導するカールガイド部と、を有し、アーム部と、カールガイド部との間の相対変位を規制する規制手段を備えた結束機である。
【0009】
また、本発明は、ワイヤを結束物の周囲に巻き回す結束機において、本体部と、本体部に取り付けられワイヤに巻き癖をつけるアーム部と、本体部に取り付けられるカールガイド部と、を有し、本体部と、アームとカールガイド部の少なくとも一方を、支持する支持部材を備えた結束機である。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、アーム部と、カールガイド部との間の相対変位を規制できる。また、本発明では、アーム部、カールガイド部を強固に保持できる。また、結束時のワイヤの送り出し、ワイヤの受けに際し、アーム部、カールガイド部がグラつくなど、不用意に動くことが抑制され、安定して結束が可能である。さらに、落下や衝突などによりアーム部、カールガイド部に衝撃が加わっても、カール形成部が変形するなどの損傷を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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