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公開番号2025122127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2025086504,2024065489
出願日2025-05-23,2021-05-30
発明の名称電気光学ディスプレイおよびそれを駆動するための方法
出願人イー インク コーポレイション
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G09G 3/34 20060101AFI20250813BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】電気光学ディスプレイおよびそれを駆動するための方法の提供。
【解決手段】複数のディスプレイピクセルを有する、電気光学ディスプレイを駆動するための方法が、提供され、そのような方法は、第1のピクセル上の白色/白色グレートーン遷移を検出することと、第1のピクセルのうちの隣接基数の閾値数が白色/白色からグレートーン遷移を行っていないかどうか、または第1のピクセルがカラーピクセルである場合を判定し、第1の波形を印加することとを含む。回転二色部材、エレクトロクロミック、またはエレクトロウェッティング材料を備える、上記方法を実行するように構成される、電気光学ディスプレイも提供される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
電気光学ディスプレイを駆動するための方法であって、前記方法は、
前記電気光学ディスプレイのために、ソース画像をカラーマップされた画像にカラーマップすることと、
前記カラーマップされた画像からカラーピクセルを識別し、指定子を用いて、前記カラーピクセルにフラグを立てることと、
波形生成アルゴリズムのための入力として、カラーピクセル識別データを使用することと
を含む、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記方法は、前記カラーマップされた画像上で、カラーフィルタアレイマッピングを実行することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、前記波形生成アルゴリズムから、次の状態の画像のための波形を生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、次の状態の画像のための現在の状態の画像として、生成された波形を使用することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
白色の次のグレートーンを有する4つの基本的な隣接ピクセルのすべてと前記指定子を用いてフラグを立てられたカラーディスプレイピクセルである少なくとも1つの基本的な隣接ピクセルとを有する複数のピクセルを表示するように、1つ以上の回転パルスが印加される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
各回転パルスは、正の15ボルトパルスの1つのフレームと負の15ボルトパルスの1つのフレームとの複数の繰り返しセットを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
白色の次のグレートーンを有する4つの基本的な隣接ピクセルのすべてと前記指定子を用いてフラグを立てられたカラーディスプレイピクセルである少なくとも1つの基本的な隣接ピクセルとを有する複数のピクセルを表示するように、少なくとも1つのトップオフパルスが印加される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
各トップオフパルスは、負の15ボルトパルスの1つのフレームを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
観察者と黒色粒子および白色粒子を含む電気泳動媒体との間にカラーフィルタアレイを含むカラー電気泳動ディスプレイを駆動するための方法であって、前記カラー電気泳動ディスプレイは、複数のディスプレイピクセルを有し、前記方法は、
前記カラー電気泳動ディスプレイのために、ソース画像をカラーマップされた画像にカラーマップすることと、
前記ソース画像からカラーディスプレイピクセルを識別し、指定子を用いて、前記カラーディスプレイピクセルにフラグを立てることと、
カラーディスプレイピクセルを遷移させるとき、消去波形を印加すべきかどうかを決定するために、波形生成アルゴリズムのための入力として、前記指定子を使用することと
を含む、方法。
【請求項10】
前記方法は、前記カラーマップされた画像上で、カラーフィルタアレイマッピングを実行することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願への参照)
本願は、2020年5月31日に出願された、米国仮出願第63/032,721号に関連し、その優先権を主張する。
続きを表示(約 2,400 文字)【0002】
前述の出願の開示全体は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
【0003】
(発明の主題)
本発明は、電気光学ディスプレイを駆動するための方法に関する。より具体的には、本発明は、電気光学ディスプレイ内のピクセルエッジアーチファクトおよび/または画像残留を低減させるための駆動方法に関する。
【背景技術】
【0004】
(背景)
電気光学ディスプレイは、典型的には、そのそれぞれが、ディスプレイの1つのピクセルを画定する、複数のピクセル電極を具備する、バックプレーンを有する。従来的に、多数のピクセル、通常、ディスプレイ全体にわたって延在する、単一の共通電極が、電気光学媒体の反対側に提供される。個々のピクセル電極は、直接駆動されてもよい(すなわち、別個の導体が各ピクセル電極に提供されてもよい)、またはピクセル電極は、バックプレーン技術の当業者に熟知されているであろうアクティブマトリクス様式で駆動されてもよい。隣接するピクセル電極が、多くの場合、異なる電圧にあろうため、それらは、電極間の電気短絡を回避するために、有限幅のピクセル間の間隙によって分離されなければならない。一見すると、これらの間隙に重なる電気光学媒体は、駆動電圧がピクセル電極に印加されるときに切り替わらないであろうと考えられ得る(実際、これは、多くの場合、黒色マスクが、典型的には、これらの非切替間隙を隠すために提供される、液晶等のいくつかの非双安定電気光学媒体に当てはまる)が、多くの双安定電気光学媒体の場合、間隙に重なる媒体は、「ブルーミング」として公知である現象により、切り替わる。
【0005】
ブルーミングは、ピクセル電極への駆動電圧の印加が、ピクセル電極の物理的サイズよりも大きい面積にわたって電気光学媒体の光学状態の変化を引き起こす傾向を指す。過剰なブルーミングは、回避されるべきである(例えば、高解像度アクティブマトリクスディスプレイでは、ディスプレイの有効解像度を低減させるであろうため、単一のピクセルへの駆動電圧の印加がいくつかの隣接するピクセルを被覆する面積にわたって切替を引き起こすことは、所望されない)が、制御された量のブルーミングは、多くの場合、有用である。例えば、数字毎に7つの直接駆動されるピクセル電極の従来の7セグメントアレイを使用して、数字を表示する、白地に黒色の電気光学ディスプレイを考慮されたい。例えば、ゼロが表示されるとき、6つのセグメントが、黒色に変えられる。ブルーミングが存在しない場合、6つのピクセル間の間隙が、可視であろう。しかしながら、例えば、その全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第7,602,374号に説明されるように、制御された量のブルーミングを提供することによって、ピクセル間の間隙は、黒色に変化させられ、より視覚的に美しい数字をもたらし得る。しかしながら、ブルーミングは、「エッジ残影」と表される問題につながり得る。
【0006】
ブルーミングの面積は、一様に白色または黒色ではなく、典型的には、ブルーミングの面積を横断して移動すると、媒体の色がグレーの種々の陰影を通して白色から黒色に遷移する、遷移ゾーンである。故に、エッジ残影は、典型的には、一様なグレー面積ではなく、グレーの種々の陰影の面積であろうが、特に、ヒトの眼が、各ピクセルが純黒色または純白色であると仮定される単色画像内でグレーの面積を検出する能力を持っているため、依然として、可視かつ不愉快であり得る。ある場合には、非対称ブルーミングが、エッジ残影に寄与し得る。「非対称ブルーミング」は、いくつかの電気光学媒体(例えば、その全体として本明細書に組み込まれる、米国特許第7,002,728号に説明される、銅クロマイト/チタニアのカプセル化された電気泳動媒体)では、逆方向への遷移中よりもピクセルの一方の極端な光学状態から他方の極端な光学状態への遷移中に、さらなるブルーミングが起こるという意味で、ブルーミングが「非対称」である、現象を指し、本特許に説明される媒体では、典型的には、黒色/白色遷移中のブルーミングは、白色/黒色遷移中のものを上回る。
したがって、残影またはブルーミング効果も低減させる駆動方法が、必要とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
米国特許第7,602,374号公報
米国特許第7,002,728号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
(発明の要約)
故に、一側面では、本明細書に提示される主題は、複数のディスプレイピクセルを有する、電気光学ディスプレイを駆動するための方法を提供し、本方法は、第1のピクセル上の白色/白色グレートーン遷移を検出することと、第1のピクセルのうちの隣接基数の閾値数が白色/白色からグレートーン遷移を行っていないかどうか、または第1のピクセルがカラーピクセルである場合を判定し、第1の波形を印加することとを含むことができる。
【0009】
いくつかの実施形態では、本駆動方法はさらに、第1のピクセルのうちの4つ全ての隣接基数が、白色の次のグレートーンを有し、第1のピクセルのうちの少なくとも1つの隣接基数が、白色ではない、現在のグレートーンを有するかどうかを判定し、第2の波形を印加することを含んでもよい。
【0010】
別の実施形態では、本駆動方法はまた、第1のピクセルのうちの4つ全ての隣接基数が、白色の次のグレートーンを有し、第1のピクセルのうちの少なくとも1つの隣接基数が、白色/白色のグレートーン遷移を有し、カラーピクセルであるかどうかを判定し、第2の波形を印加することを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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