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公開番号2025121116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016347
出願日2024-02-06
発明の名称水栓装置、水栓システム、及び吐水ヘッドユニット
出願人株式会社タカギ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20250812BHJP(上水;下水)
要約【課題】吐水モードを簡素な構成で検出可能にする水栓システムを提供する。
【解決手段】水栓装置2は、吐水口31からの吐水モードを切り替える切替部40と、吐水モードの切り替えに連動する連動部50と、連動部50の状態を表す状態データを保持し、リーダ110に無線で送信するワイヤレスタグ60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吐水口からの吐水モードを切り替える切替部と、
前記吐水モードの切り替えに連動する連動部と、
前記連動部の状態を表す状態データを保持し、リーダに無線で送信するワイヤレスタグと、
を備える水栓装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ワイヤレスタグは、前記リーダからの無線給電により、前記状態データを前記リーダに送信する、
請求項1記載の水栓装置。
【請求項3】
前記切替部は、前記吐水モードを第1モードから第2モード又は前記第2モードから前記第1モードに切り替え、
前記ワイヤレスタグは、前記第1モードに対応する前記連動部の状態又は前記第2モードに対応する前記連動部の状態を表す前記状態データを保持し、
前記連動部は、前記吐水モードの切り替えに連動して、前記ワイヤレスタグによる前記状態データの送信の可否を切り替える、
請求項1又は2記載の水栓装置。
【請求項4】
前記ワイヤレスタグは、
前記リーダからの無線信号を電気エネルギにして出力するアンテナと、
前記状態データを保持し、前記アンテナから出力された電気エネルギによって、前記状態データを送信するチップと、
を有し、
前記連動部は、前記吐水モードの切り替えに連動して、前記アンテナと前記チップとが電気的に接続されるオン状態と、前記アンテナと前記チップとが電気的に遮断されるオフ状態とを切り替える、
請求項3記載の水栓装置。
【請求項5】
前記連動部は、
前記吐水モードの切り替えに連動する磁石と、
前記磁石の動きに応じて、前記オン状態と前記オフ状態とを切り替えるリードスイッチと、
を有する、
請求項4記載の水栓装置。
【請求項6】
前記連動部は、前記吐水モードの切り替えに連動して、前記ワイヤレスタグを前記リーダから電波遮蔽する位置と、前記ワイヤレスタグを前記リーダから電波遮蔽しない位置との間で移動する遮蔽部材を有する、
請求項3記載の水栓装置。
【請求項7】
前記連動部は、前記吐水モードの切り替えに連動して、前記状態データを変更するセンサを含む、
請求項1又は2記載の水栓装置。
【請求項8】
水を導く供給流路と、
前記供給流路により導かれた水をそれぞれが前記吐水口に導く第1流路及び第2流路と、
前記供給流路における水の流量を検出する流量センサと、
を備え、
前記切替部は、前記第1流路を経て吐水する第1モードから前記第2流路を経て吐水する第2モード、又は前記第2モードから前記第1モードに前記吐水モードを切り替える、
請求項1又は2記載の水栓装置。
【請求項9】
前記切替部は、浄水カートリッジを経て吐水する浄水モードから前記浄水カートリッジを経ずに吐水する原水モード、又は前記原水モードから前記浄水モードに前記吐水モードを切り替える、
請求項1又は2記載の水栓装置。
【請求項10】
前記吐水口を有し、前記浄水カートリッジを収容する吐水ヘッドと、
前記吐水ヘッドに水を導く供給流路と、
前記供給流路における水の流量を検出する流量センサと、
を備え、
前記吐水ヘッドは、
前記原水モードにおいて、前記浄水カートリッジを経ずに前記供給流路からの水を前記吐水口に導く原水流路と、
前記浄水モードにおいて、前記浄水カートリッジを経て前記供給流路からの水を前記吐水口に導く浄水流路と、
を有し、
前記切替部と、前記連動部と、前記ワイヤレスタグとは前記吐水ヘッドに設けられている、
請求項9記載の水栓装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水栓装置、水栓システム、及び吐水ヘッドユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、浄水器で処理された水量の積算値である積算流量が、予め寿命として設定された値に達した場合に、交換時期を報知する水処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2009/084571号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水栓装置の使用実態を把握するために、積算流量のみではなく、吐水モードの切り替えの情報が必要となる場合がある。そこで、本開示は、吐水モードを簡素な構成で検出可能にする水栓システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る水栓装置は、吐水口からの吐水モードを切り替える切替部と、吐水モードの切り替えに連動する連動部と、連動部の状態を表す状態データを保持し、リーダに無線で送信するワイヤレスタグと、を備える。
【0006】
本開示の他の側面に係る水栓システムは、吐水口からの吐水モードを切り替える切替部と、吐水モードの切り替えに連動して動く連動部と、連動部の状態を表す状態データを保持するワイヤレスタグと、を有する水栓装置と、無線でワイヤレスタグから状態データを受信するリーダと、リーダが受信した状態データに基づいて、吐水モードを判定する判定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、吐水モードを簡素な構成で検出可能にする水栓システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
水栓システムの構成を例示する模式図である。
ワイヤレスタグ、リーダ、及び連動部の構成を例示する模式図である。
切替部及び連動部の構成を例示する模式図である。
連動部の構成を例示する模式図である。
連動部の変形例を示す模式図である。
連動部の他の変形例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0010】
図1に示す水栓システム1は、例えばキッチン又は洗面台等のシンクに吐水するシステムである。水栓システム1は、レバーハンドル又は切替スイッチ等による操作に応じて吐水モードを切り替える装置である。吐水モードの切り替えとは、吐水までの水の流路の切り替えを含む。止水から吐水、又は吐水から止水への切り替えも、流路のある状態と流路のない状態との切り替えであるため、流路の切り替えに含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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