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公開番号2025117155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011868
出願日2024-01-30
発明の名称管理装置及び方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04W 36/14 20090101AFI20250804BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複数のネットワーク(Network(NW))が利用可能な場合に、NWリソースの無駄を適切に抑制したり、スループットの低下を適切に抑制したりすること。
【解決手段】本開示の一態様に係る管理装置は、第1のセルラーネットワーク(Network(NW))及び第2のセルラーNWの少なくとも一方と通信する通信部と、前記第1のセルラーNWの通信を行っていた端末が、当該通信の正常な終了処理が行われる前に前記第2のセルラーNWの通信を開始する場合において、前記端末に関する前記第1のセルラーNWについての管理情報をリリースする制御を実施する制御部と、を有する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
第1のセルラーネットワーク(Network(NW))及び第2のセルラーNWの少なくとも一方と通信する通信部と、
前記第1のセルラーNWの通信を行っていた端末が、当該通信の正常な終了処理が行われる前に前記第2のセルラーNWの通信を開始する場合において、前記端末に関する前記第1のセルラーNWについての管理情報をリリースする制御を実施する制御部と、を有する管理装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第1のセルラーNWについての前記管理情報は、モビリティ、セッション、認証、契約及び通信制御の少なくとも1つに関連する情報である請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記正常な終了処理は、前記端末の登録解除を含む請求項1に記載の管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2のセルラーNWについての管理情報を、前記第1のセルラーNWについての前記管理情報に基づいて決定する請求項1に記載の管理装置。
【請求項5】
前記第1のセルラーNWについての前記管理情報は、マルチアクセスプロトコルデータユニット(Multi-Access Protocol Data Unit(MA PDU))セッションの情報を含む請求項1から請求項4のいずれかに記載の管理装置。
【請求項6】
第1のセルラーネットワーク(Network(NW))及び第2のセルラーNWの少なくとも一方と通信するステップと、
前記第1のセルラーNWの通信を行っていた端末が、当該通信の正常な終了処理が行われる前に前記第2のセルラーNWの通信を開始する場合において、前記端末に関する前記第1のセルラーNWについての管理情報をリリースする制御を実施するステップと、を有する管理装置の方法。
【請求項7】
前記第1のセルラーNWについての前記管理情報は、モビリティ、セッション、認証、契約及び通信制御の少なくとも1つに関連する情報である請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記正常な終了処理は、前記端末の登録解除を含む請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第2のセルラーNWについての管理情報を、前記第1のセルラーNWについての前記管理情報に基づいて決定するステップを含む請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のセルラーNWについての前記管理情報は、マルチアクセスプロトコルデータユニット(Multi-Access Protocol Data Unit(MA PDU))セッションの情報を含む請求項6から請求項9のいずれかに記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムにおける管理装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
移動通信システムの標準化プロジェクトである3rd Generation Partnership Project(3GPP(登録商標))の5th generation mobile communication system(5G)向け規格においては、異なるネットワーク(Network(NW))間の連携が規定されている。
【0003】
例えば、非特許文献1及び2には、異なるNW間の通信の切り替えとして、Evolved Packet System(EPS)及び5G System(5GS)間のハンドオーバー、3GPPアクセス及び非3GPPアクセス間のプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit(PDU))セッションのハンドオーバーなどが規定されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP TS 23.501 V18.3.0 (2023-09) “System architecture for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)”
3GPP TS 23.502 V18.3.0 (2023-09) “Procedures for the 5G System (5GS); Stage 2 (Release 18)”
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
異なるNW間のハンドオーバーが適切に行われる場合、切り替え前のNWにおける通信のためのリソースが適切に解放(リリース)される。
【0006】
しかしながら、現状の3GPP規格では、例えば、あるNWで通信するユーザ装置(User Equipment(UE))が、この通信が不調になった(例えば、障害によって繋がらない)ことを契機として、別のNWの通信に切り替える処理を行うケースでは、上記あるNWにおける通信のためのリソースがリリースされない。この場合、リソースが無駄になったり、システム全体のスループットが向上できなかったりするおそれがある。
【0007】
そこで、本開示は、複数のNWが利用可能な場合に、NWリソースの無駄を適切に抑制したり、スループットの低下を適切に抑制したりできる管理装置及び方法を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る管理装置は、第1のセルラーネットワーク(Network(NW))及び第2のセルラーNWの少なくとも一方と通信する通信部と、前記第1のセルラーNWの通信を行っていた端末が、当該通信の正常な終了処理が行われる前に前記第2のセルラーNWの通信を開始する場合において、前記端末に関する前記第1のセルラーNWについての管理情報をリリースする制御を実施する制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、複数のNWが利用可能な場合に、NWリソースの無駄を適切に抑制したり、スループットの低下を適切に抑制したりできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の一実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す図である。
図2は、本開示の一実施形態に係る各装置の概略的な機能構成の一例を示す図である。
図3は、本開示の一実施形態に係る各装置の概略的なハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、本開示の一実施形態にかかるNW切り替えの際の不要な管理情報の削除の一例を示す図である。
図5は、本開示の一実施形態にかかる切り替え前NWのMA PDUセッション情報の削除に関する制御手順の一例の説明のための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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