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公開番号2025117082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011760
出願日2024-01-30
発明の名称照明装置
出願人東洋電装株式会社,株式会社ホンダアクセス
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60Q 3/62 20170101AFI20250804BHJP(車両一般)
要約【課題】部品点数の削減や低コスト化を図ることができる照明装置を提供する。
【解決手段】本開示の一態様に係る照明装置は、光源からの光が導入される第1側端部、及び第1側端部とは反対側に位置する第2側端部を有し、第1側端部に導入された光が第2側端部に向けて伝播することで線状に発光する線状導光体と、線状導光体の少なくとも第2側端部の周囲を取り囲むように、線状導光体に装着された被覆部、被覆部と一体に連なるとともに、線状導光体の第2側端部から突出する突出部を有する遮光チューブと、を備えている。突出部は、線状導光体の第2側端面を被覆するように、折り曲げ可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源からの光が導入される第1側端部、及び前記第1側端部とは反対側に位置する第2側端部を有し、前記第1側端部に導入された光が前記第2側端部に向けて伝播することで線状に発光する線状導光体と、
前記線状導光体の少なくとも前記第2側端部の周囲を取り囲むように、前記線状導光体に装着された被覆部、前記被覆部と一体に連なるとともに、前記線状導光体の前記第2側端部から突出する突出部を有する遮光チューブと、を備え、
前記突出部は、前記線状導光体の第2側端面を被覆するように、前記被覆部に対して折り曲げ可能に構成されている照明装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記線状導光体を覆うとともに、前記線状導光体の外周面から出射される光が透過可能なカバー部材を備えている請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記突出部の折り曲げ状態を保持する保持部材を備えている請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記保持部材は、前記遮光チューブを他の部材とともに結束する請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記遮光チューブは、熱収縮チューブにより形成されている請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
【請求項6】
前記線状導光体は、ガラスファイバである請求項1又は請求項2に記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
センターコンソールやインストゥルメントパネル等、車両の内装パネルには、例えば内装パネルの外周縁を線状に発光させる照明装置が搭載される場合がある。この種の照明装置として、光源から出射される光を導く線状の導光体と、導光体のうち光源側とは反対側の端部(先端部)に設けられた遮光キャップと、を備えた構成が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
この構成によれば、光源から導光体内に導入された光は、導光体内を伝播する過程で導光体の外周面から放出される。これにより、内装パネルの外周縁が線状に発光する。また、導光体内を先端部まで伝播した光は、遮光キャップによって外部への放出が遮られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6686836号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した照明装置にあっては、導光体における延在方向での出射範囲を制限するために、導光体の周囲を取り囲む遮光チューブが設けられる場合がある。この場合、遮光チューブと遮光キャップとが別々に設けられていることで、部品点数の増加や製造コストの増加の原因となっていた。
【0005】
本発明は、部品点数の削減や低コスト化を図ることができる照明装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
本開示の一態様に係る照明装置は、光源からの光が導入される第1側端部、及び前記第1側端部とは反対側に位置する第2側端部を有し、前記第1側端部に導入された光が前記第2側端部に向けて伝播することで線状に発光する線状導光体と、前記線状導光体の少なくとも前記第2側端部の周囲を取り囲むように、前記線状導光体に装着された被覆部、前記被覆部と一体に連なるとともに、前記線状導光体の前記第2側端部から突出する突出部を有する遮光チューブと、を備え、前記突出部は、前記線状導光体の第2側端面を被覆するように、前記被覆部に対して折り曲げ可能に構成されている。
【0007】
本態様によれば、遮光チューブのうち被覆部を線状導光体に装着することで、線状導光体における少なくとも第2側端部の外周面から光が出射されることを抑制できる。これにより、線状導光体における延在方向での出射範囲を調整することができる。
その上で、遮光チューブのうち、突出部を被覆部に対して折り曲げることで、線状導光体における第2側端面を遮光チューブによって覆うことができる。これにより、線状導光体の第2側端面から光が漏れることを抑制できる。この場合、従来のように遮光チューブとは別体のエンドキャップによって線状導光体の第2側端面を覆う構成に比べて、部品点数の削減や低コスト化を図ることができる。
【発明の効果】
【0008】
上記各態様によれば、部品点数の削減や低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両の内装を示す斜視図である。
図1のII-II線に対応する断面図である。
実施形態に係る照明装置の側面図である。
実施形態に係る第2遮光チューブ周辺を示す斜視図である。
図2のV-V線に対応する断面図である。
折り曲げ前の状態における照明ユニットの拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下で説明する実施形態や変形例において、対応する構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。また、本実施形態において、「向かい合う」とは、2つの面それぞれの直交方向(法線方向)が互いに一致している場合に限らず、直交方向同士が交差している場合も含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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