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公開番号2025116946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011485
出願日2024-01-30
発明の名称ドアウェザーストリップ
出願人鬼怒川ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 13/06 20060101AFI20250804BHJP(車両一般)
要約【課題】ドア閉時におけるサブシールリップの後退変位を抑制して、見栄えの向上が図れると共に、製造コストの高騰を抑制し得るドアウェザーストリップを提供する。
【解決手段】サブシールリップ24は、車体パネル8のルーフ側の縦方向部位8aと横方向部位8bに対応して断面逆L字形状に折曲形成されており、取付基部22に結合され、車体上下方向に延びて、ドア閉時に、縦方向部位に対向する基端部24aと、該基端部の上端から車外方向へ突出して、ドア閉時に、前記横方向部位の下面に当接するシールリップ部24bと、を有し、基端部のシールリップ部が位置する背面に、ドア閉時に、縦方向部位に当接してシールリップ部の後退変位を規制する突部26が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両用ドアのドアパネルに取り付けられる取付基部と、該取付基部に結合されて、ドア閉時に、車体パネルに当接するサブシールリップと、を備え、型成形によって一体に形成されて、前記車両用ドアのコーナ部位に配置されるドアウェザーストリップであって、
前記車体パネルは、ルーフ側の部位が断面逆L字形状に形成されて、車体上下方向に延びた縦方向部位と、該縦方向部位の上端から車外方向に延びた横方向部位と、を有し、
前記サブシールリップは、前記車体パネルの断面逆L字形状に対応して断面逆L字形状に折曲形成されており、前記取付基部に結合され、車体上下方向に延びて、ドア閉時に、背面が前記縦方向部位に対向する基端部と、該基端部の上端から車外方向へ突出して、ドア閉時に、前記横方向部位の下面に当接するシールリップ部と、を有し、
前記基端部の前記シールリップ部が位置する前記背面の部位に、ドア閉時に、前記縦方向部位に当接して前記シールリップ部の後退変位を規制する突部を設けたことを特徴とするドアウェザーストリップ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたドアウェザーストリップであって、
前記突部は、型成形部の前記コーナ部の端部にのみ設けられていることを特徴とするドアウェザーストリップ。
【請求項3】
請求項2に記載されたドアウェザーストリップであって、
前記突部は、直方体形状か、立方体形状または円柱形状に形成されていることを特徴とするドアウェザーストリップ。
【請求項4】
請求項3に記載されたドアウェザーストリップであって、
前記突部は、車外側の端面に肉抜き部が形成されていることを特徴とするドアウェザーストリップ。
【請求項5】
請求項1に記載されたドアウェザーストリップであって、
前記ドアウェザーストリップは、車両のフロントドアかあるいはリアドアのいずれか一方か、または、前記フロントドアとリアドアの両方に設けられていることを特徴とするドアウェザーストリップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、型成形によって一体に成形されて、自動車のフロントドアやリアドアのそれぞれのドアパネルの上端部の合わせ部のコーナ部に取り付けられて、前記ドアパネルと車体パネルとの間をシールするドアウェザーストリップに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
図1は自動車の側面図、図2は自動車のフロントドアとリアドアに取り付けられるフロント側ドアウェザーストリップとリア側ドアウェザーストリップを示す概略図、図12はドア閉時における従来のドアウェザーストリップの作用説明図であって、サブシールリップが後退変位した状態を示している。
【0003】
図1に示すように、自動車1のフロントドア2とリアドア3は、ドア本体4、5と、該各ドア本体4、5の上部に設けられたサッシュ部6、7と、を有している。フロントドア2とリアドア3の各ドアパネルのそれぞれの外周部には、それぞれのドア閉時に車体パネル8(図12参照)に弾接して各ドア2、3と車体パネル8との間をシールするフロント側のドアウェザーストリップ9とリア側のドアウェザーストリップ10がそれぞれ配設されている。この各ドアウェザーストリップ9、10は、図2に示すように、直線状部位9a、10aは押出成形によって成形され、コーナ部位9b、10bは型成形によって成形されている。
【0004】
以下では、便宜上、リア側ドアウェザーストリップ10のコーナ部位10bのうち、センターピラー13側のコーナ部位10bを図12に基づいて説明する。なお、前記サッシュ部7は、ドアパネルであるインナーパネル7aの端部とアウターパネル7bの端部をヘミング加工によって結合して構成されている。また、車体パネル8は、ルーフ側が横断面L字形状に折曲形成された縦方向部位8aと横方向部位8bから構成されている。
【0005】
ドアウェザーストリップ10は、クリップなどによってインナーパネル7aに取り付け固定される取付基部11と、該取付基部11の外端に一体に設けられた図外の中空シール部と、取付基部11の中空シールと反対側の位置に設けられたサブシールリップ12と、を有している。
【0006】
取付基部11は、図2に示すように、硬質樹脂材によって形成されて、表面積が大きく、かつ正面視ほぼL字形状に屈曲形成されている。
【0007】
中空シール部は、ほぼ円形状に形成されて、軟質なスポンジゴム材などによって形成されて、ドア閉時に車体パネル8に弾接して該車体パネル8との間をシールするようになっている。
【0008】
前記サブシールリップ12は、軟質樹脂材によって形成されており、図12に示すように、取付基部11の上端部に結合されて、図中上方に延出された基端部12aと、該基端部12aの図中上端に一体に設けられて、ドア閉時に、車体パネル8の横方向部位8bの下面に当接してシールするシールリップ部12bと、を有している。
【0009】
このサブシールリップ12は、ドア閉時には、図12の実線で示すように、シールリップ部12bが車体パネル8の横方向部位8bの下面に当接してシール性能を発揮するが、シールリップ部12bが位置する基端部12aの背面12cの部位が車体パネル8の縦方向部位8aとは、例えば約4mm幅の隙間Sをもって対峙するようになっている。
【0010】
しかし、サブシールリップ12は、基端部12a及びシールリップ部12bの剛性が取付基部11に比べて低くなっていることから、ドア閉時において、基端部12a及びシールリップ部12bが、図12の二点鎖線で示すように、前記隙間Sを介して車内側、つまり、縦方向部位8aの方向へ後退変位して潜り込んでしまうおそれがある。この結果、ドア閉時において、例えば押出成形部側のシールリップ部との間に段差が発生するなどにより、見栄えが低下して外観品質が悪化するおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)

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