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公開番号
2025116411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010814
出願日
2024-01-29
発明の名称
色検証装置、色検証方法、および画像形成システム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
,
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
H04N
1/60 20060101AFI20250801BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】色規格をみたしつつ、複数のプリンター間の色差が所定の許容範囲内であるか否かを検証可能な色検証装置を提供する。
【解決手段】色検証対象が、複数の色目標に対して設定した検証条件を満たしているか否かを判断する色検証計算部を備える色検証装置100であって、複数の色目標として、ターゲットプロファイルを用いて算出された色目標と、色検証ターゲットの色目標を設ける。色検証計算部は、複数の色目標に対しての検証条件をすべて満たした場合に合格と判断する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
色検証対象が、複数の色目標に対して設定した検証条件を満たしているか否かを判断する色検証計算部を備えた
色検証装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記色検証計算部は、前記色検証対象と前記各色目標との色差が、前記各色目標に対して設定した色差の許容値を満たしているか否かを判断する
請求項1に記載の色検証装置。
【請求項3】
前記複数の色目標は、ターゲットプロファイルおよび色検証ターゲットである
請求項1に記載の色検証装置。
【請求項4】
前記検証条件を設定するための検証条件設定部を備え、
前記色検証計算部は、前記検証条件設定部で設定した検証条件を満たすか否かを判断する
請求項1に記載の色検証装置。
【請求項5】
前記検証条件設定部は、前記検証条件として、前記色検証対象と前記各色目標との色差の許容値、および色差の計算方法の設定を可能とする
請求項4に記載の色検証装置。
【請求項6】
前記色差の許容値は、前記色目標毎に設定される
請求項5に記載の色検証装置。
【請求項7】
前記色検証計算部は、前記色検証対象が、前記複数の色目標に対して設定した前記検証条件を全て満たす場合に合格と判断する
請求項1に記載の色検証装置。
【請求項8】
前記色検証対象は、色検証プリンターで印刷したカラーチャートであり、
前記複数の色目標は、カラープロファイル、および基準プリンターで印刷したカラーチャートである
請求項1に記載の色検証装置。
【請求項9】
前記色検証計算部は、前記色検証プリンターで印刷したカラーチャートの測色値と、前記基準プリンターで印刷したカラーチャートの測色値と、前記カラープロファイルに基づいて算出した前記カラーチャートの色度とに基づく判断を行う
請求項8に記載の色検証装置。
【請求項10】
前記色検証計算部は、
前記色検証対象となるカラーチャートの各パッチと、前記複数の色目標のうちの一つであるカラープロファイルに基づいて算出した前記カラーチャートの各パッチとの色差を算出し、
前記色検証対象となるカラーチャートの各パッチと、前記複数の色目標のうちの一つのカラーチャートの各パッチとの色差を算出し、
前記算出した各色差が、前記各色目標に対して設定した色差の許容値を満たすか否かを判断する
請求項9に記載の色検証装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、色検証装置、色検証方法、および画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置のカラーレベルを確保するための色検証に関する技術として、下記特許文献1に開示の技術がある。この特許文献1には、「ステップS301において、(一つ又は複数の)カラーパッチチャート(又は複数の測定シート)が印刷される。ステップS302において、(一つ又は複数の)印刷カラーパッチチャートは測色器によって自動的に測定される。ステップS303において、サーバーからの命令に目標が含まれているかを判断する。命令に目標が含まれていない場合(つまり、「no」)、処理はステップS305へと続き、プリンターのカラーパラメーターは測定されたデータ及び第一目標に基づいて計算及び/又は修正される。命令に目標が含まれている場合、ステップ304において、プリンターのカラーパラメーターは測定されたデータ及び/又はサーバーから送信された目標に基づいて計算及び/又は修正される。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-182780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、プリンターのカラーパラメーターは、第一目標またはサーバーから送信された目標のうちの何れか1つの目標のみに基づいて計算/または修正される。このため、この技術では、複数のプリンター間での色差を無くすことは可能であっても、各プリンターでの印刷色が色規格の許容範囲内で有るか否かを検証することはできなかった。
【0005】
そこで本発明は、色規格をみたしつつ、複数のプリンター間の色差が所定の許容範囲内であるか否かを検証可能な色検証装置および色検証方法を提供すること、およびこの色検証装置を備えた画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目標を達成するための本発明は、色検証対象が、複数の色目標に対して設定した検証条件を満たしているか否かを判断する色検証計算部を備えた色検証装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、色規格をみたしつつ、複数のプリンター間の色差が所定の許容範囲内であるか否かを検証可能な色検証装置および色検証方法を提供すること、およびこの色検証装置を備えた画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の色検証装置を備えた画像形成システムの構成図である。
図2は、実施形態の色検証装置のブロック図である。
図3は、実施形態の色検証装置における色検証の設定を説明するための図である。
図4は、実施形態の色検証装置における色検証結果の表示例を示す図である。
図5は、測色チャートの一例を示す図である。
図6は、測色チャートを印刷するためのパッチ情報の一例を示す図である。
図7は、実施形態の色検証方法を示すフローチャートである。
図8は、色検証プリンターで印刷した測色チャートの測色結果の一例を示す図である。
図9は、実施形態で用いる色目標の第1例を示す図である。
図10は、実施形態で用いる色目標の第2例を示す図である。
図11は、実施形態の色検証装置での計算結果の一例を示す図である。
図12は、実施形態の色検証装置による色検証を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を適用した各実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、同一構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
≪画像形成システム≫
図1は、実施形態の色検証装置100を備えた画像形成システム1の構成図である。図1に示す画像形成システム1は、複数のプリンター10と、測色器20と、制御装置30と、これらを接続する有線または無線のネットワーク40を有する。測色器20は、制御装置30にUSB(Universal Serial Bus)などのインターフェースを介して接続されたものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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