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公開番号2025116391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010790
出願日2024-01-29
発明の名称制御方法、プログラムおよび情報処理装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 5/74 20060101AFI20250801BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザーにとっての操作感を向上させる。
【解決手段】制御方法は、コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、当該情報に基づく配置で、投射面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、を含み、第1調整点は、投射画像の第1角の位置を調整するための調整点であり、第2調整点は、投射画像の第2角の位置を調整するための調整点であり、第3調整点は、投射画像の第3角の位置を調整するための調整点であり、当該情報に基づく配置は、投射面における第1調整点と第2調整点との間の距離に対する第1調整点と第3調整点との間の距離の比が第1アスペクト比よりも第2アスペクト比に近くなる配置である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1辺と前記第1辺に交差する第2辺とを含む投射画像を投射面に投射する投射装置の駆動を制御する制御方法であって、
コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、
前記情報に基づく配置で、前記投射面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、を含み、
前記第1調整点は、前記投射画像における前記第1辺と前記第2辺との交点を含む第1角の位置を調整するための調整点であり、
前記第2調整点は、前記投射画像における前記第1辺の前記交点とは反対の端を含む第2角の位置を調整するための調整点であり、
前記第3調整点は、前記投射画像における前記第2辺の前記交点とは反対の端を含む第3角の位置を調整するための調整点であり、
前記情報に基づく配置は、前記投射面における前記第1調整点と前記第2調整点との間の距離に対する前記第1調整点と前記第3調整点との間の距離の比が前記第1アスペクト比よりも前記第2アスペクト比に近くなる配置である、
制御方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第2アスペクト比に応じたアスペクト比の枠線を表示することと、
前記枠線で囲まれる領域が前記投射面に重なるように、前記投射装置の位置、姿勢および光学系のうちの少なくとも1つを調整することを促すメッセージを表示すること、を含み、
前記情報に基づく配置は、前記枠線に沿う配置である、
請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
前記枠線に沿う配置は、前記第1調整点、前記第2調整点および前記第3調整点を前記枠線に重ねる配置である、
請求項2に記載の制御方法。
【請求項4】
前記投射面における前記第1調整点、前記第2調整点および前記第3調整点のうちの少なくとも1つの調整点の位置を移動させる操作である移動操作を受け付けることと、
前記移動操作に応じて、前記投射面における前記枠線の内側で前記少なくとも1つの調整点の位置を移動させることと、を含む、
請求項3に記載の制御方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つの調整点の位置を移動させることは、前記少なくとも1つの調整点の位置を前記枠線の内側から外側へ移動させることを前記移動操作によらず許容しないことを含む、
請求項4に記載の制御方法。
【請求項6】
第1辺と前記第1辺に交差する第2辺とを含む投射画像を投射面に投射する投射装置の駆動を制御するためのプログラムであって、
コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、
前記情報に基づく配置で、表示面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、をコンピューターに実行させ、
前記第1調整点は、前記投射画像における前記第1辺と前記第2辺との交点を含む第1角の位置を調整するための調整点であり、
前記第2調整点は、前記投射画像における前記第1辺の前記交点とは反対の端を含む第2角の位置を調整するための調整点であり、
前記第3調整点は、前記投射画像における前記第2辺の前記交点とは反対の端を含む第3角の位置を調整するための調整点であり、
前記情報に基づく配置は、前記表示面における前記第1調整点と前記第2調整点との間の距離に対する前記第1調整点と前記第3調整点との間の距離の比が前記第1アスペクト比よりも前記第2アスペクト比に近くなる配置である、
プログラム。
【請求項7】
第1辺と前記第1辺に交差する第2辺とを含む投射画像を投射面に投射する投射装置に用いる情報処理装置であって、
処理装置を備え、
前記処理装置は、
コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、
前記情報に基づく配置で、表示面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、を実行し、
前記第1調整点は、前記投射画像における前記第1辺と前記第2辺との交点を含む第1角の位置を調整するための調整点であり、
前記第2調整点は、前記投射画像における前記第1辺の前記交点とは反対の端を含む第2角の位置を調整するための調整点であり、
前記第3調整点は、前記投射画像における前記第2辺の前記交点とは反対の端を含む第3角の位置を調整するための調整点であり、
前記情報に基づく配置は、前記表示面における前記第1調整点と前記第2調整点との間の距離に対する前記第1調整点と前記第3調整点との間の距離の比が前記第1アスペクト比よりも前記第2アスペクト比に近くなる配置である、
情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御方法、プログラムおよび情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、部分画像の幾何学補正を行うための複数の調整点が、第1方向および第2方向にマトリクス状に配列された調整用画像を投写することを含む全体画像の調整方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-147132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術において、ユーザーは、幾何学補正が完了した後に投写するコンテンツのアスペクト比を把握している場合がある。この場合、複数の調整点をコンテンツのアスペクト比を考慮して配置したほうが、ユーザーは複数の調整点の移動態様をイメージしやすい。しかしながら、特許文献1ではこのことは考慮されておらず、ユーザーにとっての操作感において改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る制御方法は、第1辺と前記第1辺に交差する第2辺とを含む投射画像を投射面に投射する投射装置の駆動を制御する制御方法であって、コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、前記情報に基づく配置で、前記投射面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、を含み、前記第1調整点は、前記投射画像における前記第1辺と前記第2辺との交点を含む第1角の位置を調整するための調整点であり、前記第2調整点は、前記投射画像における前記第1辺の前記交点とは反対の端を含む第2角の位置を調整するための調整点であり、前記第3調整点は、前記投射画像における前記第2辺の前記交点とは反対の端を含む第3角の位置を調整するための調整点であり、前記情報に基づく配置は、前記投射面における前記第1調整点と前記第2調整点との間の距離に対する前記第1調整点と前記第3調整点との間の距離の比が前記第1アスペクト比よりも前記第2アスペクト比に近くなる配置である。
【0006】
本開示の一態様に係るプログラムは、第1辺と前記第1辺に交差する第2辺とを含む投射画像を投射面に投射する投射装置の駆動を制御するためのプログラムであって、コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、前記情報に基づく配置で、表示面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、をコンピューターに実行させ、前記第1調整点は、前記投射画像における前記第1辺と前記第2辺との交点を含む第1角の位置を調整するための調整点であり、前記第2調整点は、前記投射画像における前記第1辺の前記交点とは反対の端を含む第2角の位置を調整するための調整点であり、前記第3調整点は、前記投射画像における前記第2辺の前記交点とは反対の端を含む第3角の位置を調整するための調整点であり、前記情報に基づく配置は、前記表示面における前記第1調整点と前記第2調整点との間の距離に対する前記第1調整点と前記第3調整点との間の距離の比が前記第1アスペクト比よりも前記第2アスペクト比に近くなる配置である。
【0007】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、第1辺と前記第1辺に交差する第2辺とを含む投射画像を投射面に投射する投射装置に用いる情報処理装置であって、処理装置を備え、前記処理装置は、コンテンツ画像のアスペクト比を第1アスペクト比から第2アスペクト比に変更する情報の入力を受け付けることと、前記情報に基づく配置で、表示面に第1調整点と第2調整点と第3調整点とを表示することと、を実行し、前記第1調整点は、前記投射画像における前記第1辺と前記第2辺との交点を含む第1角の位置を調整するための調整点であり、前記第2調整点は、前記投射画像における前記第1辺の前記交点とは反対の端を含む第2角の位置を調整するための調整点であり、前記第3調整点は、前記投射画像における前記第2辺の前記交点とは反対の端を含む第3角の位置を調整するための調整点であり、前記情報に基づく配置は、前記表示面における前記第1調整点と前記第2調整点との間の距離に対する前記第1調整点と前記第3調整点との間の距離の比が前記第1アスペクト比よりも前記第2アスペクト比に近くなる配置である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る制御方法に用いるシステムの概略を示す図である。
実施形態に係る投射装置のブロック図である。
表示パネルと投射画像との関係を説明するための図である。
実施形態に係る制御方法の流れを示すフローチャートである。
コンテンツ画像のアスペクト比の入力に用いる表示の一例である。
枠線を説明するための図である。
調整点を説明するための図である。
調整点の移動を説明するための図である。
調整点による調整を確認するための確認画像の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0010】
1.第1実施形態
1-1.マルチプロジェクションシステムの概要
図1は、実施形態に係る制御方法に用いるシステム100の概略を示す図である。システム100は、投射画像G1および投射画像G2で構成される全体画像GGを投射面SCに投射するマルチプロジェクションシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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