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公開番号2025115952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025005331
出願日2025-01-15
発明の名称ユニットクーラおよびその製造方法
出願人株式会社マキシス工業
代理人弁理士法人第一国際特許事務所
主分類F28F 9/013 20060101AFI20250731BHJP(熱交換一般)
要約【課題】冷却効率が高い熱交換器を有するとともに、デフロストを効率よく行えるユニットクーラを提供する。
【解決手段】ユニットクーラは、空気が通過する筐体と、前記筐体内に空気を導入するファンを備えたファン装置と、前記筐体内に配置された熱交換器と、を有し、前記熱交換器は、複数の第1孔及び第2孔を備えた複数のフィンと、前記フィンの前記第1孔を貫通する複数の冷却用配管と、前記フィンの前記第2孔を貫通する複数のデフロスト用配管とを有し、前記第1孔の内径は、前記冷却用配管の最大外径より小さく、前記第1孔の内縁から前記冷却用配管の延在方向に延出した第1バーリング部を有し、前記第1バーリング部の内周が、前記冷却用配管の外周に全周で密着する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
空気が通過する筐体と、
前記筐体内に空気を導入するファンを備えたファン装置と、
前記筐体内に配置された熱交換器と、を有し、
前記熱交換器は、複数の挿通孔をそれぞれ備えた複数のフィンと、前記フィンの前記挿通孔を貫通する複数の配管とを有し、
前記挿通孔の内周が、前記配管の外周に全周で密着する、
ことを特徴とするユニットクーラ。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
空気が通過する筐体と、
前記筐体内に空気を導入するファンを備えたファン装置と、
前記筐体内に配置された熱交換器と、を有し、
前記熱交換器は、複数の第1孔及び第2孔を備えた複数のフィンと、前記フィンの前記第1孔を貫通する複数の冷却用配管と、前記フィンの前記第2孔を貫通する複数のデフロスト管とを有し、
前記第1孔の内径は、前記冷却用配管の最大外径より小さく、
前記第1孔の内縁から前記冷却用配管の延在方向に延出した第1バーリング部を有し、
前記第1バーリング部の内周が、前記冷却用配管の外周に全周で密着する、
ことを特徴とするユニットクーラ。
【請求項3】
前記デフロスト管は、内部に温ブライン又はホットガスが通過するデフロスト用配管であり、
前記第2孔の内縁から、前記デフロスト用配管の延在方向に延出した第2バーリング部を有し、
前記第2バーリング部の内周が、前記デフロスト用配管の外周に全周で密着する、
ことを特徴とする請求項2に記載のユニットクーラ。
【請求項4】
前記フィンは、隣接する前記フィンに当接するスペーサを有する、
ことを特徴とする請求項2に記載のユニットクーラ。
【請求項5】
前記第1孔は、前記フィンを通過する空気の流れ方向に沿った列が、互いに平行になるよう配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のユニットクーラ。
【請求項6】
請求項2~5のいずれか一項に記載のユニットクーラの製造方法において、
金属板材に対して金型を用いてパンチ加工を行うことにより、前記フィンの前記第1孔の周囲に前記第1バーリング部を形成し、
前記第1孔に前記冷却用配管を挿入したのち、加圧した流体を前記冷却用配管内に送出することにより前記冷却用配管を拡管する、
ことを特徴とするユニットクーラの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユニットクーラおよびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
大型の冷蔵庫や冷凍庫等に冷気を供給するユニットクーラは、筐体外部から取り入れた外気を筐体内部の熱交換器を介して冷却し、その冷気を冷蔵庫や冷凍庫内に供給するように構成されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-154785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷却効率が高い熱交換器を有するとともに、熱交換器のフィンなどに霜が付着することを抑制できるユニットクーラが求められている。このため、熱交換器において、フィンと、冷却用配管と、デフロスト管との関係が重要である。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、冷却効率が高い熱交換器を有するとともに、デフロストを効率よく行えるユニットクーラおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明によるユニットクーラは、
空気が通過する筐体と、
前記筐体内に空気を導入するファンを備えたファン装置と、
前記筐体内に配置された熱交換器と、を有し、
前記熱交換器は、複数の挿通孔をそれぞれ備えた複数のフィンと、前記フィンの前記挿通孔を貫通する複数の配管とを有し、
前記挿通孔の内周が、前記配管の外周に全周で密着する、ことを特徴とする。
【0007】
本発明によるユニットクーラは、
空気が通過する筐体と、
前記筐体内に空気を導入するファンを備えたファン装置と、
前記筐体内に配置された熱交換器と、を有し、
前記熱交換器は、複数の第1孔及び第2孔を備えた複数のフィンと、前記フィンの前記第1孔を貫通する複数の冷却用配管と、前記フィンの前記第2孔を貫通する複数のデフロスト管とを有し、
前記第1孔の内径は、前記冷却用配管の最大外径より小さく、
前記第1孔の内縁から前記冷却用配管の延在方向に延出した第1バーリング部を有し、
前記第1バーリング部の内周が、前記冷却用配管の外周に全周で密着する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、冷却効率が高い熱交換器を有するとともに、熱交換器のフィンなどに霜が付着することを抑制できるユニットクーラおよびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態にかかるユニットクーラの概略を示す縦断面図である。
図2は、熱交換器の一部を示す斜視図である。
図3は、組付け前のフィンを表面に直交する方向から見た図である。
図4は、図2に示すフィンを拡大して示す斜視図である。
図5は、組付直前のフィンの一部を示す斜視図である。
図6は、冷却用配管の拡管工程を示す断面模式図である。
図7は、通過開口比率を説明するためにフィンの表面の一部をモデル化して示す図である。
図8は、伝面係数を説明するためにフィンの表面の一部をモデル化して示す図である。
図9は、比較例としてのフィンを示す図である。
図10は、実施例としてのフィンを示す図である。
図11は、別な実施形態にかかる配管の拡管工程を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかるユニットクーラ10の概略を示す縦断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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