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公開番号
2025115869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010566
出願日
2024-01-26
発明の名称
硬化性組成物、アンダーコート層、積層体及び表示装置
出願人
株式会社ダイセル
代理人
弁理士法人G-chemical
主分類
C08L
63/00 20060101AFI20250731BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】基材及びハードコート層への密着性に優れ、ハードコート層を積層した際に高い表面硬度を発揮する層を形成可能な硬化性組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の硬化性組成物は硬化性化合物として脂環式エポキシ基を2以上含むオルガノシロキサンである第1のエポキシ化合物と、第2のエポキシ化合物と、シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、第3のエポキシ化合物又はオキセタン化合物と、を含むことを特徴とする。また、前記第1のエポキシ化合物と、前記第2のエポキシ化合物と、前記シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、前記オキセタン化合物と、を含むものであることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
硬化性化合物として脂環式エポキシ基を2以上含むオルガノシロキサンである第1のエポキシ化合物と、第2のエポキシ化合物と、シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、第3のエポキシ化合物又はオキセタン化合物と、を含む硬化性組成物。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記第1のエポキシ化合物と、前記第2のエポキシ化合物と、前記シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、前記オキセタン化合物と、を含む請求項1に記載の硬化性組成物。
【請求項3】
前記第1のエポキシ化合物の含有量が前記硬化性化合物の全量に対して30~70質量%である請求項1又は2に記載の硬化性組成物。
【請求項4】
前記第2のエポキシ化合物の含有量が前記硬化性化合物の全量に対して20~60質量%である請求項1又は2に記載の硬化性組成物。
【請求項5】
前記オキセタン化合物の含有量が前記硬化性化合物の全量に対して5~25質量%である請求項1又は2に記載の硬化性組成物。
【請求項6】
前記シラノール基を有するポリオルガノシロキサンの含有量が前記硬化性化合物の全量に対して1~15質量%である請求項1又は2に記載の硬化性組成物。
【請求項7】
劇物を含まない請求項1又は2に記載の硬化性組成物。
【請求項8】
PFASに該当する化合物を含まない請求項1又は2に記載の硬化性組成物。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の硬化性組成物の硬化物を含むアンダーコート層。
【請求項10】
厚みが0.1~20μmである請求項9に記載のアンダーコート層。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、硬化性組成物、硬化性組成物の硬化物からなるアンダーコート層、積層体、及び表示装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
テレビ、パソコン、スマートフォン等のディスプレイやそれらのディスプレイ用のフィルム等の透明性や美観が重要視される物品(基材)の表面には、耐擦傷性(すなわち、擦過や引っかきによる損傷の防止特性)を向上させる目的で、ハードコート層を設ける構成が知られている。
【0003】
特に基材とハードコート層との密着性を発揮させるために基材とハードコート層の間にアンダーコート層(層間接着層)を設ける構成が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
特開2003-55601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、アンダーコート層を使用しても、アンダーコート層と特定の組成のハードコート層との間で密着性が十分でないという問題が引き続き存在していた。
【0006】
また、基材及びハードコート層への密着性を高めるとハードコート層を積層した際に表面硬度に劣りやすく、基材及びハードコート層への密着性と高い表面硬度とを両立することは困難であった。
【0007】
本開示は上記の課題を解決するものであって、その目的は基材及びハードコート層への密着性に優れ、ハードコート層を積層した際に高い表面硬度を発揮する層を形成可能な硬化性組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の発明者らは、硬化性化合物として脂環式エポキシ基を2以上含むオルガノシロキサンである第1のエポキシ化合物と、第2のエポキシ化合物と、シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、第3のエポキシ化合物又はオキセタン化合物と、を含む硬化性組成物によれば、基材及びハードコート層への密着性に優れ、ハードコート層を積層した際に高い表面硬度を発揮することを見出した。本開示は、これらの知見に基づいて完成されたものである。
【0009】
すなわち、本開示は硬化性化合物として脂環式エポキシ基を2以上含むオルガノシロキサンである第1のエポキシ化合物と、第2のエポキシ化合物と、シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、第3のエポキシ化合物又はオキセタン化合物と、を含む硬化性組成物を提供する。
【0010】
上記硬化性組成物は上記第1のエポキシ化合物と、上記第2のエポキシ化合物と、上記シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと、上記オキセタン化合物と、を含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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