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公開番号2025114697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025076841,2022574786
出願日2025-05-02,2021-06-20
発明の名称早産予測
出願人ウルトラサウンド エイアイ インコーポレイテッド,ULTRASOUND AI, INC.
代理人個人,個人
主分類G16H 50/00 20180101AFI20250729BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】超音波画像に基づく早産の予測と妊娠週数を推定するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】定量的予測を任意に使用して、早産を予期して具体的な矯正処置を提供する方法であって、1つ以上の画像のセットを取得することと、患者(母親又は胎児)に関する追加の臨床データを受信することと、取得した画像を、画像解析ロジックを使用して解析して1つ以上の定量的予測を作り出することと、ユーザ(例えば介護者)に、画像の収集に関するフィードバックを提供することと、生成した定量的予測を、例えば患者又は介護者等のユーザに提供することと、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
早産を予測するように構成された医学的予測システムであって、前記システムは、
超音波画像を格納するように構成された画像ストレージであって、前記超音波画像が胎
児を含む、画像ストレージと、
前記超音波画像に基づいて前記胎児が早産で生まれるという定量的予測を提供するよう
に構成された画像解析ロジックと、
少なくとも前記胎児が早産で生まれるという前記予測をユーザに提供するように構成さ
れたユーザインタフェースと、
前記画像解析ロジックの少なくとも一部を実行するように構成されたマイクロプロセッ
サと、を備える、システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記超音波画像を生成するように構成された画像生成器をさらに備える、請求項1に記
載のシステム。
【請求項3】
前記胎児又は前記胎児の母親に関する臨床データを受信するように構成されたデータ入
力部をさらに備え、
前記胎児の出生までの推定時間が前記臨床データに基づく、請求項1又は2に記載のシ
ステム。
【請求項4】
前記胎児が早産で生まれるという前記予測の質、又は収集された前記画像の対象物クラ
スへの分類に基づいて前記超音波画像の収集を誘導するように構成されたフィードバック
ロジックをさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
前記胎児の出生までの時間を推定するように構成された前記ロジックを訓練するように
構成された訓練ロジックをさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のシステム

【請求項6】
ソーシャルメディアソースから医学的データを収集するように構成された画像収集ロジ
ックをさらに備え、
前記医学的データが訓練画像と出生情報とを含み、
前記訓練画像が超音波を使用して生成される、請求項1~5のいずれか一項に記載のシ
ステム。
【請求項7】
前記胎児を含む前記超音波画像が少なくとも1ヵ月、2ヵ月又は3ヵ月を含む期間にわ
たって生成される、請求項1~6のいずれか一項に記載のシステム又は請求項31~53
のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記超音波画像が、ドップラー情報、又は体液、骨若しくは組織の密度情報を含む、請
求項1~7のいずれか一項に記載のシステム又は請求項31~53のいずれか一項に記載
の方法。
【請求項9】
前記画像解析ロジックが、
前記超音波画像に基づいて前記胎児の妊娠週数を推定するように構成された第1のロジ
ックであって、前記妊娠週数が前記超音波画像生成時点のものである、第1のロジックと

前記超音波画像に基づいて前記胎児の出生までの時間を推定するように構成された第2
のロジックと、
前記胎児の出生時に前記胎児の推定妊娠週数を計算するように構成されたロジックと、
を備える、請求項1~8のいずれか一項に記載のシステム又は請求項31~53のいずれ
か一項に記載の方法。
【請求項10】
前記画像解析ロジックが、回帰アルゴリズムを使用して、前記胎児が2つ以上の時間範
囲内に早産で生まれるという推定を提供し、任意に出生までの時間を推定するように構成
され、
前記回帰アルゴリズムが任意に分位回帰アルゴリズムである、請求項1~9のいずれか
一項に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、米国仮特許出願(出願番号第63/041,360号、出願日2020年6
月19日)、及び米国非仮特許出願(出願番号第17/352,290号、出願日202
1年6月19日)の利益及び優先権を主張する。上記の特許出願の開示内容は、その全体
が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)【技術分野】
【0002】
本発明は、妊娠を含むがこれに限定されない幅広い医学的状態に適用される予測診断の
分野におけるものである。
【背景技術】
【0003】
早産とは、赤ちゃんが推定予定日の3週間以上前に出生することである。言い換えれば
、早産とは、妊娠37週目の開始前に出産することである。早産児、特に非常に早く生ま
れた赤ちゃんは、複雑な医学的問題を抱えていることが多い。一般的には、早産児の合併
症は様々である。しかし、赤ちゃんが早く生まれるほど合併症のリスクは高くなる。
【0004】
胎児超音波検査(sonogram)は、音波を使用して子宮内の胎児の画像を作り出
す撮像技術である。胎児超音波画像は、医療提供者が赤ちゃんの成長と発達を評価し、妊
娠を監視するのに役立つ。場合によっては、胎児超音波検査を使用して、超音波検査の時
点で存在する可能性のある問題を評価し、又は診断を確認することができる。最初の胎児
超音波検査は通常、妊娠初期に行われて、妊娠を確認し、妊娠週数を推定する。次の超音
波検査は、一般的には、解剖学的な詳細が見えるようになる妊娠中期に行われる。
【発明の概要】
【0005】
妊娠等の医学的状態の結果に関する予測を生成するために、超音波、及び任意に他の医
学的撮像技術が用いられる。これらの予測は、とりわけ、誕生予定日、早産、及び/又は
出産を誘発する必要性を含んでもよい。この予測を任意に使用して、早産を予期して具体
的な矯正処置を提供する。この予測により、予期的処置を提供して望ましくない結果を防
止する又はさもなければ軽減する、これまで利用できなかった処置の方法が提供される。
本発明のシステム及び方法は、予測、予期的処置、及び/又は予測に基づく処置の開発を
含む。
【0006】
様々な実施形態は、画像に基づいて定量的予測出力を作り出すように構成された機械学
習システムへの入力として、医学的画像、例えば超音波画像を使用することを含む。これ
らの機械学習システムでは、回帰、分類法、及び/又は他の機械学習アルゴリズムを使用
することがある。例えば、範囲を出力する任意の回帰アルゴリズム、例えば分位点回帰を
使用してもよい。いくつかの実施形態では、多数のアルゴリズムが独自の手法で1つのA
Iに組み込まれる。
【0007】
また、様々な実施形態は、画像の前処理及び/又は機械学習システムの事前訓練を含む
。例えば画像の前処理は、医学的画像の質が低い若しくはばらつきがある又は大きさにば
らつきがある場合、例えば画像が超音波画像である場合に、有用であることがわかってい
る。
【0008】
様々な実施形態は、画像収集中のリアルタイムフィードバックを含む。このフィードバ
ックは、画像選択、より良い画像の取得及び/又はより有用な画像の取得を対象としても
よい。フィードバックは、取得済みの画像の処理に基づくものであってもよい。例えばい
くつかの実施形態では、初期画像の評価を使用して、予測値及び/又は診断値を持つ画像
をさらに収集するよう誘導する。任意に、画像処理システムは、画像取込装置に含まれる
か、又はローカルエリアネットワーク若しくはインターネット等の通信ネットワークを使
用して画像処理装置に接続される。
【0009】
本発明の様々な実施形態は、早産を予測するように構成された医学的予測システムを備
え、本システムは以下を備える。超音波画像を格納するように構成された画像ストレージ
であって、超音波画像が例えば胎児を含む、画像ストレージ。超音波画像に基づいて胎児
が早産で生まれるという推定を提供するように構成された画像解析ロジック。少なくとも
胎児が早産で生まれるという推定をユーザに提供するように構成されたユーザインタフェ
ース。画像解析ロジックの少なくとも一部を実行するように構成されたマイクロプロセッ
サ。画像解析ロジックは、任意に、超音波画像に基づいて胎児の妊娠週数を推定するよう
に構成された第1のロジックであって、妊娠週数が超音波画像生成時点のものである、第
1のロジックと、超音波画像に基づいて胎児の出生までの時間を推定するように構成され
た第2のロジックと、胎児の出生時に胎児の推定妊娠週数を計算するように構成されたロ
ジックと、を備える。出産までの日数は、妊娠週数なしで直接計算できる。この場合、医
療提供者は出産が早くなる日数を計算することができる。
【0010】
本発明の様々な実施形態は、早産の定量的予測を生成する方法を含み、本方法は以下を
含む。胎児を含む医学的画像のセットを取得するステップ。機械学習システムを使用して
医学的画像を解析して定量的予測を作り出すステップであって、定量的予測が胎児の出生
までの時間の推定又は出生時の胎児の妊娠週数の推定を含む、ステップ。定量的予測をユ
ーザに提供するステップ。
(【0011】以降は省略されています)

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