特許ウォッチ

公開番号2025112813
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007300
出願日2024-01-22
発明の名称回収管理システム、食器回収システム、回収管理方法、及びプログラム
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250725BHJP(計算;計数)
要約【課題】テーブル上の食器を適切に回収することが可能な回収管理システムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる回収管理システムは、顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得部と、テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得部と、テーブル状況情報及び注文状況情報に基づいて、テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得部と、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得部と、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示部と、を備える
回収管理システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記回収指示部は、前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルにおける食器回収の優先度を設定し、設定された優先度に応じて前記回収指示を行う
請求項１に記載の回収管理システム。
【請求項３】
前記注文状況情報は、前記テーブルに未提供の注文品があるか否かの情報を含み、
前記回収指示部は、前記未提供の注文品がある場合、前記未提供の注文品がない場合とは異なる前記優先度を設定する
請求項２に記載の回収管理システム。
【請求項４】
前記テーブル状況情報は、前記空きスペースの面積を含み、
前記注文状況情報は、前記未提供の注文品を前記テーブルに提供するために必要な必要スペースの面積を含み、
前記回収指示部は、前記空きスペースの面積と、前記必要スペースの面積とを比較し、比較結果に基づいて前記優先度を設定する
請求項３に記載の回収管理システム。
【請求項５】
前記注文状況情報は、前記テーブルに注文品が提供されてからの経過時間を含み、
前記回収指示部は、前記経過時間を加味して前記回収指示を行う
請求項１又は２に記載の回収管理システム。
【請求項６】
前記回収指示部は、前記移動体における食器の回収状況を示す回収状況情報にさらに基づいて、前記回収指示を行う
請求項１又は２に記載の回収管理システム。
【請求項７】
前記回収状況情報は、前記移動体が回収可能な食器の量を含み、
前記回収指示部は、前記移動体が回収可能な食器の量が所定量未満の場合、所定の場所へ前記移動体を移動させる
請求項６に記載の回収管理システム。
【請求項８】
移動体と、
前記移動体に食器を回収させる回収管理システムと、を備え、
前記回収管理システムは、
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得部と、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得部と、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を前記移動体に回収させる回収指示を行う回収指示部と、を有する
食器回収システム。
【請求項９】
コンピュータが、
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得ステップと、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得ステップと、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示ステップと、を実行する
回収管理方法。
【請求項１０】
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得ステップと、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得ステップと、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示ステップと、をコンピュータに実行させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、回収管理システム、食器回収システム、回収管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
飲食店において料理などの注文品を顧客に提供する配膳ロボットの技術が知られている。関連する技術として、特許文献１は、顧客に関して獲得される状況情報（注文状況、食事状況、サービス提供状況など）に基づいて、サービングロボットが顧客にサービスを提供するロボット制御システムを開示する。当該ロボット制御システムにおいて、サービングロボットは、状況情報に基づき動的に決定されたワークフローに従い、料理のサービングや容器の回収などを自律的に行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０２０７７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
顧客が注文した料理などの注文品は、上述した配膳ロボットや店舗の従業員などを介して、顧客のテーブル上に順次提供されていく。注文品の提供が進むにつれてテーブル上のスペースは徐々に狭くなるので、注文品が多い場合には、利用済みの食器を回収し、未提供の注文品を載せるスペースを確保する必要がある。特許文献１に開示された技術では、このような点については十分に考慮されていない。
【０００５】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、テーブル上の食器を適切に回収することが可能な回収管理システム、食器回収システム、回収管理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示にかかる回収管理システムは、
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得部と、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得部と、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示部と、を備えるものである。
【０００７】
本開示にかかる食器回収システムは、
移動体と、
前記移動体に食器を回収させる回収管理システムと、を備え、
前記回収管理システムは、
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得部と、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得部と、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を前記移動体に回収させる回収指示を行う回収指示部と、を有するものである。
【０００８】
本開示にかかる回収管理方法は、
コンピュータが、
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得ステップと、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得ステップと、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示ステップと、を実行するものである。
【０００９】
本開示にかかるプログラムは、
顧客が利用するテーブル上の空きスペースの状況を示すテーブル状況情報を取得するテーブル状況情報取得ステップと、
前記テーブルにおける注文品の提供状況を示す注文状況情報を取得する注文状況情報取得ステップと、
前記テーブル状況情報及び前記注文状況情報に基づいて、前記テーブルの食器を移動体に回収させる回収指示を行う回収指示ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
【００１０】
本開示にかかる回収管理システム、食器回収システム、回収管理方法、及びプログラムは、テーブル上の食器を適切に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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