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公開番号2025111760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2025076084,2023176714
出願日2025-05-01,2019-12-19
発明の名称隣接サンプル減少を伴う線形またはアフィン変換を使用するイントラ予測
出願人フラウンホーファー-ゲゼルシャフト・ツール・フェルデルング・デル・アンゲヴァンテン・フォルシュング・アインゲトラーゲネル・フェライン
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H04N 19/593 20140101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約【課題】イントラ予測を実行するため及びビデオアプリケーションおよび/または仮想現実アプリケーションのためのビデオ配信(例えば、放送、ストリーミング、ファイル再生)を最適化するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】デコーダまたはエンコーダは、複数の隣接サンプル17を使用して、複数の隣接サンプルと比較して、サンプル数が、より少ない減少したセットのサンプル値を取得するために、複数の隣接サンプル17を減少させることと、所定のブロック18の所定のサンプルの予測値を取得するために、減少したセットのサンプル値を線形またはアフィン線形変換に供することと、によって、ピクチャの所定のブロックを予測する。
【選択図】図7.1
特許請求の範囲【請求項1】
ピクチャの少なくとも一部を予測する方法であって、
前記方法は、
ピクチャのブロックに隣接するサンプル値のセットをダウンサンプリングすることであって、前記ピクチャは複数のブロックを含む、ダウンサンプリングすることと
前記ブロックの幅および高さに応じて重み値の行列を選択することであって、前記行列が以下の行列のセットのうちの1つから選択される、選択されることと、
前記ブロックの前記幅と前記高さがともに4である場合は、行列の第1のセット、
前記ブロックの前記幅と前記高さがともに8である場合、または前記幅と前記高さのいずれか一方のみが4である場合は、行列の第2のセット、
それ以外の場合は、第3の行列のセット、
サンプル値の前記ダウンサンプリングされたセットに少なくとも部分的に基づいて複数の予測値を生成することであって、前記生成することは、重み値の前記行列を適用することを含む、生成することと、
を含む、方法。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記複数の予測値に対するアップサンプリングによって、前記ブロックに対するさらなる予測サンプル値を導出すること、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ピクチャの前記ブロックに隣接するサンプル値の前記セットは、前記ブロックの上部に沿って一次元的に延在し、前記ブロックの左部に沿って一次元的に延在する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
データストリームから前記ピクチャに対応するデータを復号すること、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ピクチャに対応するデータをデータストリームに符号化すること、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含む非一時的なコンピュータ可読媒体。
【請求項7】
ピクチャの少なくとも一部を予測する装置であって、
非一時的なコンピュータ可読媒体と、
前記非一時的なコンピュータ可読媒体に通信可能に接続された少なくとも1つのプロセッサであって、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記非一時的なコンピュータ可読媒体から命令を読み取って、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成されている、少なくとも1つのプロセッサと、
を含む、装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
1 導入
以下では、異なる本発明の実施例、実施形態および態様を説明する。これらの例、実施形態、および態様の少なくともいくつかは、とりわけ、ビデオコーディングのための、および/または例えば隣接サンプル減少を伴う線形またはアフィン変換を使用してイントラ予測を実行するための、および/または例えばビデオアプリケーションおよび/または仮想現実アプリケーションのためのビデオ配信(例えば、放送、ストリーミング、ファイル再生など)を最適化するための方法および/または装置に関する。さらに、例、実施形態、および態様は、高効率ビデオコーディング(HEVC)または後継に関する。また、さらなる実施形態、例および態様は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許請求の範囲によって定義される任意の実施形態、例および態様は、以下の章に記載される詳細(特徴および機能)のいずれかによって補足することができることに留意されたい。
【0003】
また、以下の章に記載される実施形態、例、および態様は、個別に使用することができ、別の章の特徴のいずれか、または特許請求の範囲に含まれる任意の特徴によって補足することもできる。
【0004】
また、本明細書に記載の個々の例、実施形態および態様は、個別にまたは組み合わせて使用することができることに留意されたい。したがって、詳細は、態様の別の1つに詳細を追加することなく、例、実施形態および個々の態様のそれぞれに追加することができる。
本開示は、復号および/または符号化システムおよび/または方法の特徴を明示的または暗黙的に説明することにも留意されたい。
【0005】
さらに、方法に関連して本明細書に開示された特徴および機能を装置で使用することもできる。さらに、装置に関して本明細書に開示された任意の特徴および機能を、対応する方法で使用することもできる。言い換えれば、本明細書に開示された方法は、装置に関して説明された特徴および機能のいずれかによって補完することができる。また、本明細書で説明される特徴および機能のいずれも、「さらなる実施形態および例」などの他のセクションで説明されるように、ハードウェアもしくはソフトウェアで、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して実装することができる。
【0006】
さらに、括弧内に記載された特徴のいずれか(「(...)」または「[...]」)は、いくつかの例、実施形態、または態様では任意選択であると見なされ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】
1.1 概要
一態様によれば、データストリームからピクチャを復号するためのデコーダであって、複数の隣接サンプルを使用して、
【0009】
複数の隣接サンプルと比較して、サンプル数が、より少ないサンプル値の減少したセットを取得するために、複数の隣接サンプルを減少させる(例えば、平均化またはダウンサンプリングによって)ことと、
所定のブロックの所定のサンプルの予測値を取得するために、サンプル値の減少したセットを線形またはアフィン線形変換に供することと
によって、ピクチャの所定のブロックを予測するように構成される、デコーダが提供される。
【0010】
例では、デコーダは、複数の隣接サンプルと比較して、サンプル数が、より少ないサンプル値の減少したセットを取得するために、減少する、例えば複数の隣接サンプルのダウンサンプリングを平均化することを実行するようにさらに構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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