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公開番号2025111176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005424
出願日2024-01-17
発明の名称乗物用シート
出願人株式会社タチエス
代理人弁理士法人航栄事務所
主分類B60N 2/56 20060101AFI20250723BHJP(車両一般)
要約【課題】空調機能を持つ乗物用シートの製造コストを下げること。
【解決手段】乗物用シート1は、空調マット61と、送風装置63と、送風装置63を支持するブラケット64と、を備え、ブラケット64は、送風装置63と空調マット61のダクト部61Bとを繋ぐ空気流路641Dを内部に有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
吸気及び排気を行う吸排気ユニットと、
送風装置と、
前記送風装置を支持するブラケットと、を備え、
前記ブラケットは、前記送風装置と前記吸排気ユニットの排気口とを繋ぐ空気流路を内部に有する乗物用シート。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記送風装置の吸気口と接続された第1開口と、前記吸排気ユニットの排気口と接続された第2開口と、を有し、
前記第1開口と前記第2開口は異なる方向を向いている乗物用シート。
【請求項3】
請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記第1開口は、前記乗物用シートの前方を向いており、
前記第2開口は、前記乗物用シートの下方を向いている乗物用シート。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記送風装置から排出される空気の流れをガイドするガイド部を有する乗物用シート。
【請求項5】
請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記送風装置の吸気口と接続された第1開口と、前記吸排気ユニットの排気口と接続された第2開口と、を有し、
前記ガイド部の出口と前記第2開口は同じ方向を向いている乗物用シート。
【請求項6】
請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記ガイド部の出口は、前記乗物用シートの下方を向いている乗物用シート。
【請求項7】
請求項4に記載の乗物用シートであって、
前記ブラケットは、前記空気流路を内部に有して前記送風装置に対面する流路形成部を含む第1部分と、前記第1部分よりも前記乗物用シートの前方に位置する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分を繋ぐ第3部分と、を有し、
前記ガイド部は、前記第2部分と前記第3部分を含んで構成される乗物用シート。
【請求項8】
請求項7に記載の乗物用シートであって、
シートフレームを備え、
前記第2部分と前記第3部分とで区画される空間が、前記シートフレームの一部によって閉じられる状態で、前記ブラケットが前記シートフレームに支持されている乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックの骨格を構成するシートバックフレームと、前記シートバック内に配置されたブロアと、前記ブロアが固定されるブラケットと、前記シートバックフレームの後側に設けられたカバー部材とを備え、前記ブラケットは、前記カバー部材との間で前記シートバックフレームを挟み、前記カバー部材に固定されている乗物用シートが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6395934号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の技術は、空調機能を持つ乗物用シートの製造コストを下げることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の技術の一態様の乗物用シートは、吸気及び排気を行う吸排気ユニットと、送風装置と、前記送風装置を支持するブラケットと、を備え、前記ブラケットは、前記送風装置と前記吸排気ユニットの排気口とを繋ぐ空気流路を内部に有するものである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の技術によれば、空調機能を持つ乗物用シートの製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の技術の一実施形態である乗物用シート1の概略構成を示す外観斜視図である。
図2は、シートバック3の内部構成を示す模式図である。
図3は、図2に示す連結部材62、送風装置63、及びブラケット64の分解斜視図である。
図4は、送風装置63及びブラケット64を図3とは異なる方向から見た斜視図である。
図5は、ブラケット64を図3及び図4とは異なる方向から見た斜視図である。
図6は、ブラケット64を後ろ側から見た図である。
図7は、送風装置63、ブラケット64、及びアッパーフレーム33Uの接続状態での断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本開示の技術の一実施形態である乗物用シート1の概略構成を示す外観斜視図である。本明細書における乗物には、自動車、航空機、電車、移動用ドローン、又は船舶等が含まれる。以下の説明においては、乗物用シート1に正規の姿勢にて座る乗員の前方を前方向Frと記載し、前方向Frの逆方向を後方向Rrと記載し、これらを併せて前後方向と記載する。また、上記乗員を後ろ側から見たときのその乗員に対し右方を右方向Rと記載し、その乗員の左方を左方向Lと記載し、これらを併せて左右方向と記載する。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向であって、ヘッドレストからシート座面側に向かう方向を下方向Dと記載し、下方向Dの逆方向を上方向Uと記載し、これらを併せて上下方向と記載する。前後方向、左右方向、及び上下方向は、互いに交差する方向となっている。
【0009】
乗物用シート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック3と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4と、を備える。乗物用シート1は、図1の例では、自動車の運転席側シートや助手席側シートであるが、後部座席のベンチシート等であっても良い。
【0010】
シートクッション2は、骨格を形成する図示省略のシートフレームを有し、このシートフレームは、ウレタンフォーム等の比較的軟質な樹脂発泡材からなるクッションパッド21によって覆われ、さらに皮革、織布、又は不織布等の表皮材を含むトリムカバー22によって覆われている。
(【0011】以降は省略されています)

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