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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025110405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2025015505,2021526446
出願日
2025-01-31,2019-11-13
発明の名称
チオアミド含有構成物
出願人
レイシオ・セラピューティクス・インコーポレイテッド
,
Ratio Therapeutics, Inc.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07C
327/44 20060101AFI20250718BHJP(有機化学)
要約
【課題】対応するアミド修飾化合物と比較して、調整可能な(そして異なる)アルブミン結合性および向上したインビボ安定性を提供する、アルブミン標的部分として有用なチオアミド修飾アミノ酸を提供する。
【解決手段】式(I)で表されるチオアミドを含有する構成物が提供される。これらのチオアミド結合アルブミン標的部分を組み込んだ治療用化合物が開示されている。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I):
JPEG
2025110405000046.jpg
51
113
[式中、R
1
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
2
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
3
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
Xは、治療薬であり;そして
nは、0、1、2、3、4または5である]
で示される化合物またはその薬学的に許容できる塩。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
nが、2または3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(I)で示される化合物が、式(II):
JPEG
2025110405000047.jpg
83
157
[式中、R
1
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
2
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
3
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
L
1
は、天然アミノ酸、非天然アミノ酸または(X)
q
-(Y)
r
-(Z)
s
であり、ここで、Xは、C
1
-C
30
アルキルであり、Yは、C
10
-C
30
ヘテロ芳香族であり、そして、Zは、C
1
-C
12
アルキルであり、ここで、L
1
のアルキル基におけるメチレン基のいずれかは、-O-、NHまたはカルボニルと置き換わっていてもよく;
R
4
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
5
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
6
は、治療薬またはキレート剤であり;
R
7
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
8
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
L
2
は、結合、-N(R
9
)-C
1
-C
12
アルキル-C(O)-、-N(R
9
)-C
4
-C
【請求項4】
nが、3である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
L
1
が、X-Y-Zであり、ここで、Xは、
JPEG
2025110405000048.jpg
37
110
であり;
Yは、
JPEG
2025110405000049.jpg
89
122
であり;
Zは、C
1
-C
12
アルキルであり、ここで、そのアルキル基におけるメチレン基のいずれかは、NHまたはカルボニルと置き換わっていてもよい、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
L
1
が、Zであり、ここで、
Zは、C
1
-C
12
アルキルであり、ここで、そのアルキル基おけるメチレン基のいずれかは、NHまたはカルボニルと置き換わっていてもよい、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
Zが、
JPEG
2025110405000050.jpg
30
49
である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
キレート剤が、
JPEG
2025110405000051.jpg
57
53
である、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
L
2
が、-N(R
9
)-C
1
-C
12
アルキル-C(O)-である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
L
2
が、
JPEG
2025110405000052.jpg
28
95
である、請求項9に記載の化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年11月14日出願の米国仮特許出願62/767,151の優先権の利益を主張する。この関連出願の全内容は、引用により本明細書に包含される。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
本発明は一般に、修飾薬に関し、より詳細にはチオアミド修飾薬に関する。
【背景技術】
【0003】
現在、治療薬の血清中の寿命を延ばすためにいくつかの戦略が用いられており、それには、ペプチドまたはポリペプチド薬のペプチド配列や二次構造を変更し、プロテアーゼ活性を最小限にすることなどが挙げられる。生体分子の半減期を延ばすための別のアプローチとして、PEG化がある。さらに別のアプローチとして、薬物にアルブミン標的部分を導入することがある。
【発明の概要】
【0004】
本明細書は、アルブミン標的部分として有用なチオアミド修飾アミノ酸を提供する。本明細書のこれらの化合物は、対応するアミド修飾化合物と比較して、調整可能な(そして異なる)アルブミン結合性および向上したインビボ安定性を提供する。
【0005】
第一の態様において、本明細書には、以下に開示されるチオアミドを含有する構成物が開示される。実施態様において、とりわけ、アルブミン標的物質として有用である。
【0006】
第一の態様において、本明細書は、式(I):
JPEG
2025110405000001.jpg
45
120
[式中、R
1
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
2
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
3
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
Xは、治療薬であり;そして
nは、0、1、2、3、4または5である]
で示される化合物またはその薬学的に許容できる塩を提供する。
【0007】
実施態様において、nは、2または3である。
【0008】
実施態様において、式(I)で示される化合物は、(II):
JPEG
2025110405000002.jpg
86
162
[式中、R
1
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
2
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
3
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
L
1
は、天然アミノ酸、非天然アミノ酸または(X)
q
-(Y)
r
-(Z)
s
であり、ここで、Xは、C
1
-C
30
アルキルであり、Yは、C
10
-C
30
ヘテロ芳香族であり、そして、Zは、C
1
-C
12
アルキルであり、ここで、L
1
のアルキル基におけるメチレン基のいずれかは、-O-、NHまたはカルボニルと置き換わっていてもよく;
R
4
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
5
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
6
は、治療薬またはキレート剤であり;
R
7
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
R
8
は、H、C
1
-C
6
アルキルまたは保護基であり;
L
2
は、結合、-N(R
9
)-C
1
-C
12
アルキル-C(O)-、-N(R
9
)-C
4
-C
【0009】
実施態様において、nは、3である。
【0010】
実施態様において、L
1
は、X-Y-Zであり、ここで、Xは、
JPEG
2025110405000003.jpg
36
93
であり;
Yは、
JPEG
2025110405000004.jpg
114
152
であり;
Zは、C
1
-C
12
アルキルであり、ここで、そのアルキル基におけるメチレン基のいずれかは、NHまたはカルボニルと置き換わっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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