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公開番号
2025110341
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004220
出願日
2024-01-15
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
20/06 20060101AFI20250718BHJP(車両一般)
要約
【課題】ステアリングホイールに固定された入力装置を運転者がより直感的に操作することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】ステアリングホイールの操舵角が第1所定操舵角範囲にある場合には、第2所定操作を第1所定操作として受け付けること、及び、操舵角が第2所定操舵角範囲にある場合には、第1所定操作を第2所定操作として受け付けること、のうちの少なくとも一方を含む、反転制御が行われる。これにより、操舵角が第1所定操舵角範囲にある場合には、第1所定操作及び第2所定操作の何れの操作でも第1所定機能を要求することができる。又、操舵角が第2所定操舵角範囲にある場合には、第1所定操作及び第2所定操作の何れの操作でも第2所定機能を要求することができる。よって、ステアリングホイールに固定された入力装置を運転者がより直感的に操作することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
運転者による、第1所定機能を要求する第1所定操作及び第2所定機能を要求する第2所定操作を受け付ける入力装置と、前記入力装置が固定されたステアリングホイールと、を備えた車両の、制御装置であって、
前記ステアリングホイールの操舵角が前記第1所定機能の要求が想定される第1所定操舵角範囲にある場合には、前記第2所定操作を前記第1所定操作として受け付けること、及び、前記操舵角が前記第2所定機能の要求が想定される第2所定操舵角範囲にある場合には、前記第1所定操作を前記第2所定操作として受け付けること、のうちの少なくとも一方を含む、反転制御を行うことを特徴とする車両の制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記入力装置は、前記ステアリングホイールが前記車両を直進状態とする位置で前記車両に組み付けられた状態で左右対称位置に設けられた、前記第1所定操作を受け付ける第1入力装置及び前記第2所定操作を受け付ける第2入力装置を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記車両は、動力源と、前記動力源の動力を伝達する変速機と、を更に備えており、
前記第1所定機能は前記変速機のアップシフトであり、
前記第2所定機能は前記変速機のダウンシフトであり、
前記第1所定操作はアップシフト操作であり、
前記第2所定操作はダウンシフト操作であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記車両の速度又は前記動力源の回転速度が前記アップシフトの要求が想定される所定高速度範囲にあり、且つ、前記操舵角が前記第1所定操舵角範囲にある場合には、前記ダウンシフト操作を前記アップシフト操作として受け付けるダウン操作反転制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
アクセルオン状態である場合は前記ダウン操作反転制御を行う一方で、アクセルオフ状態である場合は前記ダウン操作反転制御を行わないことを特徴とする請求項4に記載の車両の制御装置。
【請求項6】
前記車両の速度又は前記動力源の回転速度が前記ダウンシフトの要求が想定される所定低速度範囲にあり、且つ、前記操舵角が前記第2所定操舵角範囲にある場合には、前記アップシフト操作を前記ダウンシフト操作として受け付けるアップ操作反転制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両の制御装置。
【請求項7】
前記車両に設定された駆動モードがスポーツ走行に適した所定駆動モードである場合は前記反転制御を行う一方で、前記駆動モードが前記所定駆動モードでない場合は前記反転制御を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
【請求項8】
前記所定駆動モードは、旋回時に前記車両を横滑りさせ易い状態で運転可能なように走行を行うドリフトモード、又は、エネルギー効率よりも動力性能を優先した状態で運転可能なように走行を行うスポーツモードであることを特徴とする請求項7に記載の車両の制御装置。
【請求項9】
旋回時に前記車両を横滑りさせる走行であるドリフト走行の実行中である場合は前記反転制御を行う一方で、前記ドリフト走行の実行中でない場合は前記反転制御を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の制御装置。
【請求項10】
旋回中の左右加速度の方向と前記ステアリングホイールの操舵方向とが同じ方向であるか否かに基づいて前記ドリフト走行の実行中であるか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者の操作を受け付ける入力装置が固定されたステアリングホイールを備えた車両の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
運転者による、第1所定機能を要求する第1所定操作及び第2所定機能を要求する第2所定操作を受け付ける入力装置と、前記入力装置が固定されたステアリングホイールと、を備えた車両が良く知られている。例えば、特許文献1に記載された車両がそれである。この特許文献1には、ステアリングホイールに取り付けられた、運転者が操作することにより変速機の変速状態を操作する変速操作部材が記載されている。又、特許文献1には、この変速操作部材は、ステアリングホイールの左右位置に対となって配置されており、一方を操作することによりアップシフトし、他方を操作することによりダウンシフトすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-202831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ステアリングホイールに固定された入力装置のメリットとしては、ステアリングホイールを操作しながらでも入力装置を操作し易い点が挙げられる。ところで、ステアリングホイールの操作量が大きくなると、ステアリングホイールの上下、左右が反転する場合がある。その為、第1所定機能及び第2所定機能のうちの所望する機能を要求する為の入力装置の操作が直感的に分かり難くなるおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ステアリングホイールに固定された入力装置を運転者がより直感的に操作することができる車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の要旨とするところは、(a)運転者による、第1所定機能を要求する第1所定操作及び第2所定機能を要求する第2所定操作を受け付ける入力装置と、前記入力装置が固定されたステアリングホイールと、を備えた車両の、制御装置であって、(b)前記ステアリングホイールの操舵角が前記第1所定機能の要求が想定される第1所定操舵角範囲にある場合には、前記第2所定操作を前記第1所定操作として受け付けること、及び、前記操舵角が前記第2所定機能の要求が想定される第2所定操舵角範囲にある場合には、前記第1所定操作を前記第2所定操作として受け付けること、のうちの少なくとも一方を含む、反転制御を行うことにある。
【0007】
また、第2の発明は、前記第1の発明に記載の車両の制御装置において、前記入力装置は、前記ステアリングホイールが前記車両を直進状態とする位置で前記車両に組み付けられた状態で左右対称位置に設けられた、前記第1所定操作を受け付ける第1入力装置及び前記第2所定操作を受け付ける第2入力装置を含んでいることであっても良い。
【0008】
また、第3の発明は、前記第1の発明又は第2の発明に記載の車両の制御装置において、前記車両は、動力源と、前記動力源の動力を伝達する変速機と、を更に備えており、前記第1所定機能は前記変速機のアップシフトであり、前記第2所定機能は前記変速機のダウンシフトであり、前記第1所定操作はアップシフト操作であり、前記第2所定操作はダウンシフト操作であっても良い。
【0009】
また、第4の発明は、前記第3の発明に記載の車両の制御装置において、前記車両の速度又は前記動力源の回転速度が前記アップシフトの要求が想定される所定高速度範囲にあり、且つ、前記操舵角が前記第1所定操舵角範囲にある場合には、前記ダウンシフト操作を前記アップシフト操作として受け付けるダウン操作反転制御を行うことであっても良い。
【0010】
また、第5の発明は、前記第4の発明に記載の車両の制御装置において、アクセルオン状態である場合は前記ダウン操作反転制御を行う一方で、アクセルオフ状態である場合は前記ダウン操作反転制御を行わないことであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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